ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • 太陽と毒ぐも

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30代、大人のカップルの大きなすれ違いを描く短編集。こんな大きな違いを受け入れてやっていける人たちもいれば、すでに崩壊してしまっている関係もあり、長続きの秘訣は何なのだろうと考えさせられた。

    気に入った短編を記す。

    「57577」
    これが一番気に入った。なかなか言えないことを、頭の中で57577の短歌にしてしまう男。指折り数える文字数を気にしながら読んでいると、文の全てが57577に見えてくるから面白い。

    その他も気に入ったが、食の趣味、旅先での金銭感覚の違いなど、起こり得そうなすれ違いが描かれていて、少し怖かった。

    0
    2025年12月10日
  • 兄だったモノ【単話版】(21)

    購入済み

    聖さんは天然やってるのかわざとやっているのかわからないけど、編集さんを結構おかしくなりかけてる気がする。

    0
    2025年12月10日
  • 兄だったモノ【単話版】(30)

    購入済み

    主人公の方がかなり年下だけど、自分が守らなきゃって思うのは、いつも聖さんに関わった人が思うことだなと思った

    0
    2025年12月10日
  • 貴方様が「忘れてほしい」とおっしゃいましたので~婚約破棄された私が、従者から溺愛されるなんて~【第一話】(ルージールコミックス)

    購入済み

    絵が綺麗

    物語は少しありきたりだけど、とにかく絵が綺麗。お気に入りです。
    穏やかなかんじもホッとします。
    でも、これからですよね?[ざまあ]は。
    期待しています。

    #癒やされる #ほのぼの

    1
    2025年12月10日
  • はじまりの谷

    Posted by ブクログ

    新聞広告で本書を知りました。
    はじめての著者さんでしたが、数頁で心を鷲掴みされてしまった。。

    昭和初期、主人公である5歳の少年が隣人の老人を師のように慕い、大自然と師匠から多くのものを受け止め、成長していく物語です。

    とにかく四季の自然の美しさの描写が圧倒的にうまいんです。私自身アウトドア好きなので、夏の匂いや雪山の静けさ等を経験として感じていることもあり、そのリアルさとうっとりする表現力にくらくらしました。
    しかも、それを幼い男の子の純粋で瑞々しい目線で描かれているのだから震えるでしょ。新しい表現と出会ったことで、私自身の自然賛歌の気持ちもより強くなりました。言葉を知ると感動が深まる。。

    0
    2025年12月10日
  • 恋する鉄面皮【電子限定おまけ付き】 1巻

    面白い

    夏目さんの無愛想さがイイナ~。北川君もワンコみたいに懐いて可愛い。自分の前でだけ可愛い姿を見せてくれるのは、夏目さんにとっても最高だろうと思う。

    #癒やされる #胸キュン

    0
    2025年12月10日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の視野の狭さを、想像力の低さを責められているような気分になる。正欲というタイトルの意味がわかったとき、その窮屈さに嫌気がした。正しい欲。社会にとってマジョリティにとって普通で正しい欲。
    なぜこの本を読もうと思ったのかを思い出していた。帯にあった「読む前の自分には戻れない」というキャッチコピーだ。確かに自分はもう「多様性」という言葉を気軽に使えなくなってしまった。「多様性」という言葉の持つ"正しさ"に気づいてしまった。
    「多様性」とは、どこかの誰かが定めた"正しさ"にみんな従えって上からもの言ってるのと同じなんだと思う。"正しさ"と

    0
    2025年12月10日
  • 二度目の人生 俺は至尊になる【タテヨミ】第1話

    よく作られた作品

    ありがちな転生ものだけど十分面白いし階級も細かいし広がりが見れる

    #カッコいい #スカッとする

    0
    2025年12月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    大好きな箱根駅伝
    その箱根駅伝の関東学生連合チームにスポットを当てた物語
    ということでずっと読んでみたかったのです
    ドラマ化決定!
    ということでますます読みたくなり、現在に至ります

    この上巻だけで何度泣いたことか
    まだ箱根を走ってもいないのに
    なぜ箱根を走りたいのか、それは人それぞれ思いは違うだろう
    でも、それに懸ける気持ち、根底にあるものは同じだと思う
    それを感じるからこそ、その思いが伝わって涙に至る
    マスコミ目線も加わって、とても興味深いです

    下巻も楽しみです

    0
    2025年12月10日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    ラジオの「あなたの想い出買い取ります」コーナーに、母との想い出を売ってしまった千鶴。元夫に付き纏われて、給料日には押しかけられて暴力を振るわれ、有金を巻き上げられる日々。もう夫を殺してしまおうと決心したところに、ラジオで売った想い出をたよりに、母と同居しているという女性から連絡を受ける。千鶴のひどい状態を見て、母との共同生活に無理やり連れ帰られた千鶴。母との同居生活が始まる。

    0
    2025年12月10日
  • 5人の王 外伝II【イラスト入り】

    ネタバレ 購入済み

    本編より面白がった!本編読まなきゃこの面白さがわからないんだけど、むこうは話が複雑すぎて血みどろな感じなのに対して、こちらは大筋ではシンプル。只者ではないシアン様にあり得ないほど振り回されっぱなしのウィロウの懐の深さがハンパない!途中何度もえええーっとなったけど、シアン様がシアン様でなかったら、このひとサイテーのクズ男です。情緒面が全く育たずに大人になり、周りを全て駒のように捉えて自在に操ることに何も思わない氷のような男だけど、胸の中には色んな感情が渦巻いていて、誰かの特別になりたいと切望している。だから、子供みたいにどこまで許してもらえるのか試したくなっちゃうんだろうな。途中、ちょっと甘味が

    #深い #カッコいい

    0
    2025年12月10日
  • フルーツバスケット 4巻

    無料版購入済み

    紅葉くんはいつも明るいのに辛い経験されてたんですね。お母様がどうしても現実を受け入れられないなんて悲しすぎる。

    0
    2025年12月10日
  • 坂の上の雲(五)

    Posted by ブクログ

    おびただしいほど戦争の生々しさと残酷さがゆっくりゆっくりと書かれている。
    被害の数がどんどん増えている中作戦を遂行するのか変えるのか決断は周りの意見や通例によってま左右されるのか。
    ロシアは驕りと油断で負けるべきして負けたし、日本は偶然とタイミングの良さでなんとか旅順を堕とすことができたものの被害は甚大でまだ戦争は続く。
    先の見えない戦いはまだ続く

    0
    2025年12月10日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    かわいい表紙に惹かれて手に取ったけど、内容は割とヘビーだった。ヘビーな話のはずだけどドロドロはしていなくて、世界観はほっこりしている。

    主人公と“父”が素敵すぎるし、留めておきときどき読み返したいセリフがたくさん。悲しい涙とかではなく、登場人物の思いや気づきに共感し、これまでの自分が癒される感覚になり、ところどころ泣きながら読んだ。

    同じような境遇ではなくても、家族に関して悩みを抱えたことがある人に読んでもらいたい。

    0
    2025年12月10日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

    Posted by ブクログ

    2025.12.09
    本書の慧眼はトヨタの苦境のみならず、ニデックの未来を予見していることにある。
    超ワンマンであるニデックの会計不正が2025.12.09現在解決していない。それがなぜかがよくわかる。オーナー企業への投資の難しさがよくわかる。日本社会の組織に生きる人々には必読の書だとつくづくおもう。でもトヨタとかニデックとかいう企業名は読み手のワタシが勝手に思いこんだことであることを申し添えます。(笑)
    でも車検不正の件は事実です。トヨタ強い愛知県民はトヨタ関係者ばかりなので、これを否定することはムリがある。55車検なんて現場ムシの最たる象徴。安売りの整備工場がやるならともかくディーラーに車

    0
    2025年12月10日
  • こまどりは今際の目醒め(下)【電子限定おまけ付き】

    購入済み

    綺麗なお話、終わり方

    「こまどりは、夜の帳㊤㊦」「こまどりは今際の目醒㊤㊦」続けてのお話し、とうとうラストを迎えた。 
    橘 紀人・慎仁兄弟 卜部 慶臣・三輪兄弟のそれぞれの関係、 紀人・慶臣 三輪・慎仁のそれぞれの深み…

    この下巻では、紀人・慎仁の父親がキーマンになっている。
    作中の慎仁が紀人に対しての言葉に『また親父も全部知ってたのかよ⁉』『お前ら仲いいのか悪いのかどっちなんだよ』
    紀人にとっては父親であり 同じ警察組織の一員 親子関係の在り方ここでも慎仁の口からちらっと洩れる

    そう‼この巻の見どころは事件後の人間関係 二組の兄弟達 紀人・慎仁の両親 親子関係からそれぞれのプライベート
    後半、和やかで微笑まし

    #ハッピー #ほのぼの #カッコいい

    0
    2025年12月10日
  • 本好き令嬢は敏腕公爵様とひそやかに恋をする(11)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    新展開⁉︎

    アランがセレスティアと話してる場面は、側から見たらアランが独り言を言ってるみたいになるのかなって想像しちゃったww アラン母はきっとセレスティアにとっても良き母になってくれそう。新キャラ出てきて続きが楽しみ。

    #癒やされる #切ない #胸キュン

    0
    2025年12月10日
  • 敵手

    Posted by ブクログ

    シド・ハーレー三部作の最終作(この後にもう一度登場する話かあるらしいが)。

    これは名作。ハーレーの強さと弱さがこれまで同様描かれるが、ここまでの逆境はなかったし、その中でも前妻との和解や子どもへの愛情などに救われる。

    0
    2025年12月10日
  • 2本のフォークでめしあがれ 【連載版】: 1

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ケーキフォークもの、、よき。
    舐め、、えろ。けど、決定打がそっちやったとわ、、
    2人のフォークとか、、にやにや。

    0
    2025年12月10日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

    Posted by ブクログ

     「NO.6」文庫版の全9巻のうちの#4です。いよいよ物語は、決定的な危険への一歩を踏み出しました。
     ネズミの得体の知れなさや謎が恐ろしいかと思えば、実際は、ほとんどの情報が開示されてなお底知れない紫苑の方が恐ろしいという、手に汗握る展開でした。
     頼むから生きていてほしいと、火藍の切実さに及ばないながらも願っています。

    0
    2025年12月10日