すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ショッピングビル「まーる」の広場に置かれた一台のピアノ。
ご自由にお弾きくださいという看板に促されるように、今日も誰かが音を響かせている。
5つの短編集になっているが、どれも心に染み込んでくる。
最初のシューズショップの店員さんが、聴いていたのは最後の曲に繋がっていたんだという…そう思うと改めて誰かの耳に残る曲というのは、その人の気持ちまで救うこともあるんだと気づかされた。
弾いた人も聴いた人にも、かかわる人々の人生に影響を与えていくピアノの存在価値をとても感じられた。
①「星に願いを」〜シューズショップのパート店員の悩み
②「バウムクーヘン」〜小学時代にピアノを弾くことをからかわれた -
Posted by ブクログ
◆時間感覚が人によって違い、各々の時間タイプ別の時間管理方法を提案してくれる点が他の本と違い面白かった!!
◆時間とは?
◎人間は時間をどうやって把握しているのか?
↓出来事が変化する確率に、「時間」という概念をあとから当てはめている
◎時間を効率よく使う"とはいかなる行為なのか?
↓抱く予期と想起を、目的に沿って調整すること
◆時間タイプ
ちなみに私は、
・未来の捉え方→【浪費家】(予期が薄い×多い)
※目先の簡単な作業をして、重要なタスク後回し
・過去の捉え方→【楽天家】(想起の誤り×肯定的)
※作業の所要時間を短く見積り、期限破りがち
(時間管理方法)
・【予期】 -
Posted by ブクログ
戦国末期から江戸初期にかけての日本を舞台に、信仰と権力、そして個人の尊厳が真正面からぶつかり合う物語だった。序章から、当時の宗教状況の厳しさや、価値観が揺らぐ時代の空気が濃密に描かれていて、読み始めた時点でかなり重い話なのかな? と勘繰ったものの、思ったよりも読み口は軽い。
信仰に生きることを最初から選び取っているわけではない彦七が、状況に流されながらも“自分の意志”をつかもうとする過程がとても良い。派手なヒーロー像ではなく、迷いながら、それでも真摯にあろうとする姿が印象に残った。周囲の人物たちも一面的ではなく、最初は苦手に感じた人物が別の角度から見えてくる瞬間があり、読んでいて視点が更新さ -
Posted by ブクログ
稲荷神は落ちこぼれである。人間の中から選ばれた「誉人」の願いを叶える役目を持つ稲荷神の達成件数は、神になってから三百年経った今でもたったの五人。人々の願いは難解で、神様には人の考えが全く分からない。そんな稲荷神は人に寄り添い、人の温かみに触れていき———
すごく良かった。
稲荷神視点で進んでいく物語であるからこそ、彼が感じる人間に対する思いがひしひしと伝わってくる。神様であるからこそ、自己犠牲、友愛、家族愛、嫉妬等の人の気持ちが理解できない。しかし、彼もまた人と触れ合う事で、少しづつ然れど確実に人の気持ちに寄り添うことが出来るようになっていく。そんな神様の感情を追体験できるからこそ、こちらも -
Posted by ブクログ
人生の中でもっとも多い時間を使う「考える(思考する)」の基礎になる概念を10代にも解るように優しくわかりやすく説明してくれてる
なぜ学校の勉強は必要なのか?というような子供が必ず感じる身近なテーマと絡めて解説してくれて目から鱗でした。面白い!地頭の正体という感じ
この概念は早く理解できればはやいほどその人に豊かな恩恵を与えてくれるんだろうなと感じ、えーん学生の頃に知りたかった〜と思いましたが、学生の頃の私がこの本を手に取るとは思えない…勉強も好きではなかったし、抽象的な事がわからなさすぎてシャットアウトし続けていたのだろうなと今では思えます
大人になった今、具体と抽象の概念はなんとなく感覚
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