すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
「私の食生活、つまらなくない?」って落ち込むくらい面白かった。食べ物ってこんなふうに表現できるんだ。びっくりした。
1番驚いたのは、「果物を狩るけもの」に出てくる文章。果物について書かれていることを忘れるくらい、甘美な表現だった。うっかりスーパーで果物を見る目が変わってしまいそう。果物は、剥くのがめんどくさくてあまり食べないけど、久々に味わいたいなと思った。
何かを考えたり、感じたりした時に、もっとぴったりな言葉で表現したいといつも思う。この本を読んで、その気持ちに拍車がかかった。言葉の引き出しをもっと増やしたい。色んな体験を残したい。 -
購入済み
号泣
まさかな結末
この年頃にはよくあるだろう揺れ動く心
自分の病を隠して、婚約者に「1年延期をお願い」した
なんて心の広い、優しい人なのだろうか
改めて「愛」を知った彼は、どう生きて行くのだろう -
Posted by ブクログ
ネタバレすごい。
小説を読むことそれ自体が、全宇宙に共通する自然法則そのものである。
この小説が現れたことによって、なんだか時代の移ろいを感じた。あれだけ無条件に肯定されてきた「文章を読む、小説を読む」という行動でさえ、現代社会では読者の心に暗い影を落とすようになってしまったとは。
ひとたびSNSを開けば、そこには自分の完全上位互換がそこらじゅうに存在するように思えて、娯楽に時間を割くことがあたかも罪であるかのように囁かれる。そんな世の中でこの小説は摩訶不思議な理屈だとしても、それを許してくれる理由を与えてくれる。
それは自然なことだから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレほわっとした雰囲気なのに
武道を嗜み、頭の回転も早い。
辛辣な従者がいて、可愛がってくれる姉が3人。
優しい父もいる金蓉さん。
でも元芸者の母は他界、今は毎週金曜日に
喫茶店「白鳳堂」で彼の人を待ち続ける日々。
喫茶店に集う人々のお話を聞き、解決していくお話と
金蓉さんが一体誰を待ってるのかを知れる1巻。
関東大震災の金蓉さんが切なくて、苦しい。
待ち人クロードとの出会いがおかしくて、可愛くて
すごくほっこりするお話だったから余計に。
今のご家族が仲良しなのが救いだけど、切なすぎる。
昭和初期の雰囲気にミステリアスな設定、
金蓉さんの可愛さとほわほわ感(でも強くて聡い)、
従者十村さんの -
Posted by ブクログ
すごくわくわくしたし、感動した。
今作は学生の自主性が大人を巻き込みながら
加速していくパワフルな物語だった。
それぞれ得意なことを持ち寄って
自分達にしかできないことをする。
現代の学生らしくネットを駆使して
コミュニケーションをとり、情報を集め、
自分たちでどんどん進める力がある。
全力で行動する学生に感化され教師も変わる。
コミュニケーションのとりかたを学ぶのも
本気で何かに取り組む事も、夜間学校でだって
自分たち次第で何でもやれる。
いまの時間は今しか無いんだから
楽しまないともったいない、だね。大人でも。
前作の登場人物たちが関わってくれたのも
周りの大人のサポートも、全部素敵 -
-
Posted by ブクログ
すごく良書だった。
タイトルから想像した内容を良い意味で裏切られた。
専門知識も要らないし、嗜好品の教養を得られる点でも、読んで無駄な内容はなかった。
贅沢と欲望を切り口に、世界商品(お茶、コーヒー、ダイヤモンドなど)がいかに世界に広まったか、コカコーラやアパレル(H&Mとユニクロの対比など)の成功要因などを、一つ一つの歴史的背景を説明しながら、筆者ならではの哲学者や経済学者の論点を交えて考察する。
平易で読みやすくて、歴史の表層だけでなく学べる。
個人的には、デビアス社のダイヤモンドのマーケティング戦略、ミキモト真珠とココシャネルの交錯が興味深かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ建設会社に勤める尾崎は大雨の日、タクシーを奪い合う形で高校の同級生である久遠に再会する。久遠は広告代理店に勤めており、尾崎のたちの建設会社とともに美術館建設プロジェクトに携わることとなる。時を同じくして、編集者である尾崎の妻は取材相手であるjリーガーと不倫しており、話し合いの末に離婚することとなる。久遠も数年前に流産をしており、パートナーとは離婚していた。そんなことも相まってか、高校時代のように2人は仲のいい関係に戻ってゆく。大人になった2人の話と高校時代の2人の話が交互にあり、2人の人生を追体験しているようだった。高校時代の尾崎は母親に育てられていたが、その母親が県議会議員とドライブ中に交通
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。