すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
全てのページが色彩豊かで、パッとページを開いて目に入ってくる印象で既に楽しい気分になる。
イラストの細かい描き込みと、文章量もたくさんなので読み応えがあって夢中になってしまう。
特に青森や大阪といった旅行先の話で、大きいコマじゃないところでも背景や風景の描き込みがすごくてびっくりした。
家族との話や幼い頃の思い出話が、懐かしさや共感する気持ちやらで、すごくあたたかい気持ちになれる。
ピッコとピッキー、そして生みたて卵の卵かけご飯のエピソードが、様々な思い出話がとても面白く、また鶏ってこんな凶暴なんだとびっくりもした。
そして生みたて卵で食べる卵かけご飯、そうそう食べる機会が無いからこそ、す -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生は苦痛の連続である理由は、生き残ろうとする身体の欲望であり、生への意志である。特に生殖は、死を超えて永遠の生への欲望を実現するところにある。ある欲望に対して欠乏すると苦痛、過剰だと退屈になり、満たされたとしても別の欲望が湧き上がる。だから欲望を満たすのではなく、苦悩を減らす知恵が必要だ。つまり幸福とは「この世の苦悩をどのように見つめるか」にある。
人間のあらゆる不幸は、ひとりではいられないことから始まる。孤独と社交性は対立するもの。知的能力が低い人であるほど、誰かと一緒にいようとする。孤独は偉大な人間の特性であり、人間本来の姿に近い。
そもそも他人と自分が完全に一つになることは不可能だ。し -
Posted by ブクログ
マカン・マラン三作目。
私的には一番刺さったかも。
なんと1話目から、シャールさんが「あなたには、作れない」と料理するのを拒否!
誰にでも優しいシャールさんだと思っていたのに衝撃!
でも、それにもきちんと納得できる理由があります。そして、作れない代わりに硝子の保存瓶とレシピを差し出して自分で作りなさいと‥‥
「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと、自分自身にしか起こせないものよ」
なんだか刺さりました。
そして3話目の離婚式に着るドレスをシャールさんに作ってもらう話も刺さりました。
「本心を隠すのは、別に悪いことではないわ」「素顔を見せたくないなら、無理して見せる必要なんてないわ」 -
Posted by ブクログ
2006年に刊行された『ダーウィンの足跡を訪ねて』(集英社新書)は、よくできたダーウィン入門書だった。写真満載、ダーウィン巡礼ガイドやミニ伝記も兼ねていた。
その20年後の本書、体裁はよく似ている。いわば居ぬきのリノベ。前著と多少かぶりながら、ダーウィンの生きた時代からその生き方・考え方を解説している。もちろん、本書も恰好のダーウィン入門書。
とくに目を引いたのは、ウォレスについての箇所。進化や自然淘汰についてダーウィンとほぼ同じことを考えながら、途中から違う方向に向かった。本書では、その理由を、性淘汰、心霊主義、社会主義に探っている。
ダーウィンの著作は170年以上もまえのもの。遺伝のメカニ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本屋を目的もなくふらふらしていたら、偶然この本が目に入りました。
とてもキャッチーな書名。そして書名とは明らかにギャップのある、たくさんの笑顔が表紙と背表紙からこちらに向けられている。気になって購入しました。
普段はなるべく前情報を入れずに作品を楽しみたい主義なので、勝手に「ミステリーかな?」と推測しながらページを開きました。
「この会社は実在しません」 「アットホームな職場です」
最初の2ページを読んで、なぜかフフッと笑ったのを覚えています。「アットホームな会社は存在しません」という、風刺の効いた一節なのだと思いました。
しかし読み進めるうちに、「ルール怪談」という言葉が脳裏をよぎり、少 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんて胸の温まる物語なんだ…こういうの、もっとちょうだいッ!!
あたい、やっぱ人の“善性”が好き。
なんか、ひねくれたキャラばっか出てくる小説イヤ…ひねくれてるからって別に深いこと言ってるとは限らんし。
最近アレとかコレとか読んだばっかりで、なんか心が胃もたれしてたから、特に沁みたわ。なにとは言わんけど。
まずナミヤのおじちゃんがめっちゃ好き。
人の悩みを聞いてあげようって善行が、ペイホワード方式で広がってく展開が気持ち良いのなんのって。
強盗に入った三人も「こいつら根っからの悪人ではないんだな」ってすぐにわかるし。この安心感よ。
あとやっぱ東野圭吾の文体すげぇ好き。本っ当に無駄がない。
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