すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
禁忌の子に続く城崎先生シリーズ。
が、相変わらず主人公は城崎先生では無い様子。
究極の極限クローズドミステリ。
霧、有毒ガス、不可能殺人、面白いに決まってる煽り文句。
たくさんの医療用語が飛び交うけれど、なんでか読みやすいし理解できる。
作者の描く犯人は、すごく共鳴を覚えるところがあるんだよなあ。
恨み×恨み
あの時、あの瞬間、あの刹那、何かひとつでも違っていたら。
なんというかすごく…やるせない。
過疎地医療についてもすごく考えさせられた。
こんな絶望的状況下でも、全員助けるんだ、と。
やれることをやるんだ、と。
そんな言葉と行動をとる医療従事者に、コロナ禍初期を思い出して感動と感謝を -
Posted by ブクログ
ネタバレ貫井徳郎先生の視点が変われば捉え方が変わる系の本が本当に好きで愚行録、微笑む人、悪の芽よりの作品だと思った。
慟哭や乱反射のようなミステリー系も大好きだが、この読み終わったのに解釈がなかなか決まらない感じがたまらない。
いろんな人の意見も拝読させてもらったが、
梨愛は、マレーシアにいた時の影響が
そのまま大人になっても生きてきている。
母が父に向けたらリスペクトや、父に尽くす生き方。
ソフィーの両親を理想とするような点。
そして夏澄への恩。
この小説の面白いところは、
弁護士に向けた語りがメインとなるので
メタ視点が入らず、嘘をついてる可能性を
考えながら読まなくていけないところ。
夏澄に