あらすじ
「俺、一日一回全人類死ねって思ってるけど。」
猪熊花虎、居酒屋アルバイト。
店長の代わりに苦労を背負いこむ変わり者。
遅くまで働いた帰り道、地べたに這いつくばる謎の男・可児と出会う。
「蟹も魚も動物です。
蟹も魚も私も動物で蟹は蟹でも私は可児です。
海胆のイントネーションで可児です。」
面倒くさそうな男だ。花虎は可児を気に入ったご様子?
家に帰ればルームシェアしている永山がいる。
家族、友達、恋人、同僚、猪熊花虎の人生とは。
猪熊花虎が生きる世界のラブストーリー。
感情タグBEST3
タイトルもキャラ名も独特
単話配信で途中まで読んでいたのだけど、まとまったものを一気に読んだ方が理解力上がるなあ。コマ数も文字量も多く、小説を読んでるような感じ、装丁も小説みたいだし。好き。
このお話、ゲイが主人公だけど、カテゴリーは女性漫画。たしかに、ボーイズラブというよりヒューマンドラマ。
最初は淡々と花虎の生活が描かれていて、劇的な展開とかないので飽きちゃう人は飽きちゃうかも。でも、はっきりとはわからないけど、大きな何かを抱えているであろう花虎の過去が気になる! で、読み進めていくと、花虎にも可児くんにも結構エグい過去があって…。
淡々とした描き方も相まって、静かに、だけどふたりの過去が明らかになるにつれ、グイグイ引き込まれます。花虎の友人も含め、まだまだ謎めいている部分も多くて、2巻以降どう展開していくのかとても気になる。
無数のコマ割り、見逃してる所がありそうなのでもう一度読み返します。全てのシーンが丁寧に描かれているので見逃したくないと思ってしまう。背景の書き込みが丁寧な作家さん、好きだなあ。
Posted by ブクログ
現代社会の「多様性を大切にする」ってなんなんだろう。理不尽な言葉を受けること、受け入れられない見えない何かがあること、全部が漫画なのに圧倒的に現実で、苦しくて、でも美しくて、泣きながら読みました。
完全にネットで見かけてタイトルだけで買ったので、BLだということも書店コーナーを見て知りましたが、買ってよかった。読んでよかった!