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Posted by ブクログ
今この時に、この物語が紙に刷られて本になって手元にあって、読むことができる至上の喜びを噛み締めています。なんだこれ。すばらしすぎる。本当に読めてよかった…何度も読み返す。
だいすきな左岸左岸先生の新刊!オールドファッションカップケーキ、もう何度読んだか…この本は発売直後のレビューすごい落ち込んだーてのを見て、精神状態があんまり良くなかったので見送り、やっとこさ元気なお休みの日に読めました。これは確かに読むときの元気さ+ウオォ読むぞ!って気持ち(気合い)がすんごい響く本かもしれねえ。
社会とか出自とか環境とか、自分1人の力でもどうすることもできちゃうことと(色々な意味での、肉体的な逃避)、じぶんではどうすることもできないこと(精神的な拘束と、離れられない気持ちと、諦め)、その間でがんじがらめになって、でも精一杯生きて、毎日全員死ねと思いながらそれでも生きている。感情でくたくたになって、疲労でボロボロになっても、それでも生きている。本当に生きていてくれて、ありがとう。
何かを選ぶ時に、何かを捨てなければいけない。本当は全部持っていたいのに、現実的にはそれが難しい。もどかしさと、諦めのため息と、ただ、日々を生きる浪費のような時間と。花虎くんがカニくんを好きになったこと、彼に告白したことは、選択することに前向きになったのか、めんどくさいとか、諦めなんかそこには微塵もなくて、ものすごく前向きで。
でも日々の闇みたいな、病みの時間って、その瞬間は本当につらいけど、過ぎたら一瞬て、毎日毎日だけどそんなこともあったって、過ぎていくもの?本当に、日々のこと、自分のこと、考えて考えて、そして彼らのことを肌に感じて読んだ。悩むのは、生きることに切実だから。摩擦を、軋轢を、より自分自身のものとしてリアルに感じているから…そうやって自分をなだめすかして、やっといきることに縋りついている。
好かれたいとかそういうの意識してじゃないのに、(いやほんとうは、すごくすごく意識しているから)めちゃくちゃ喋っちゃうこの感じがもう、好き過ぎます。ほんとうに、会話のテンポや、思考すること、対話することを大切にしている表現で、本当に読んでいて気持ちがいい。
もう、読み終わって何よりも嬉しいのが、この本にナンバリングが!!あること!!!!!!続く!!!!彼らの物語は、これが始まりなのだ、ということ。ずっとこの世界に、浸っていたいよ〜
タイトルもキャラ名も独特
単話配信で途中まで読んでいたのだけど、まとまったものを一気に読んだ方が理解力上がるなあ。コマ数も文字量も多く、小説を読んでるような感じ、装丁も小説みたいだし。好き。
このお話、ゲイが主人公だけど、カテゴリーは女性漫画。たしかに、ボーイズラブというよりヒューマンドラマ。
最初は淡々と花虎の生活が描かれていて、劇的な展開とかないので飽きちゃう人は飽きちゃうかも。でも、はっきりとはわからないけど、大きな何かを抱えているであろう花虎の過去が気になる! で、読み進めていくと、花虎にも可児くんにも結構エグい過去があって…。
淡々とした描き方も相まって、静かに、だけどふたりの過去が明らかになるにつれ、グイグイ引き込まれます。花虎の友人も含め、まだまだ謎めいている部分も多くて、2巻以降どう展開していくのかとても気になる。
無数のコマ割り、見逃してる所がありそうなのでもう一度読み返します。全てのシーンが丁寧に描かれているので見逃したくないと思ってしまう。背景の書き込みが丁寧な作家さん、好きだなあ。
Posted by ブクログ
佐岸先生、漫画を描き続けてくれてありがとうございます。
デビュー作から応援しているが、いろいろあったのでもうやめてしまわれたのかな…と思ったらいつの間にか新刊が!
今作も映画のようなコマ割りとその場にいるような感覚になる台詞回しが素晴らしい。表情や視線だけで感情の起伏を表す作風がとても好き。読み終わったあと全人類がハッピーエンドになれー!と叫びたくなった。
タイトルが読点で終わっているのが人生はずっと続いていくというメッセージのような気がして、今を一生懸命に生きようと強く思った。まだ続きがあるらしいので、彼らの人生の続きが見られるのを楽しみに明日も生きようと思う。
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