ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズの3作目
    今回は兜と息子克己の家族が主軸。連作短編集的な物語だが繋がりがはっきりしており一つのまとまりのある作品。

    今回の作品は前2作に比べて、特にポップで愉快に描かれていた。恐妻家としてめちゃくちゃ共感できる部分もあり、わかるわ、自分も同じような事を女房に言われているなって思いながら読んでいた。兜と一緒で嫌いとか嫌だとかではなく、自分の言動行動で機嫌を損なわしたくないという一心。明るく穏やかでいてほしいだけ。
    かといってやり過ぎるとそれは違うものになってしまうので加減が絶対。文面からにじみ出る兜の行動言動の愉快さが自分の共感と重なりリンクする。
    その言動行動は対人関係において誰の中にもあるものだろうと思う。それをポップにユーモラスに描ききっている作者は本当に素晴らしい。
    伊坂さん風に書けば伊坂さんの両手を自分の両手で覆う様に取り、彼の目を見て大きく頷きながらガッチリと握手したい気分。

    今作品は「愛」を強く描かれている。
    妻と知り合い妻を愛し、息子を育て息子を愛す事で彼の持つ力は家族を守る為の強さへと変わっていったのだと読み取れる。
    死んでなおその愛を継続している兜に胸を打たれる。
    形は歪で一般的ではないけれど素敵な家族愛が溢れる作品だった。

    新作「777」。前3作を読んでからにしようと積読を選択してよかった。3作通して本当に面白かった。期待値が上がりまくっている。

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    2026年10月03日
  • 隠した恋の終わりまで【単行本版】 (3)

    ネタバレ 購入済み

    終わったのぉ〜哀しい。

    溺愛ハルくん、大暴走してとうとう同棲に漕ぎ着ける。
    落ち着くかと思いきや、やっぱり大暴走して雪斗ヘロヘロ笑。
    社会人になった2人は、これからも様々な問題にぶち当たるだろうけど、大きな愛で乗り越えるんだろうな。

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    2026年10月03日
  • ルポ トランプ王国2 ラストベルト再訪

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    米国のラストベルトだけでなく、南部がトランプをめぐってどのようになっていて人びとがどのように思っているのかについて、ほかではわからないルポである。ジャーナリストであるので、いろいろと調べて記事にしているので、YouTubeにもできたら、大学生も見るであろう。
    今から7年前なので、トランプの化けの皮がだいぶ剥がれてきたと思うのだが。

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    2026年10月03日
  • おとなになるってどんなこと?

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    私は大人にはなりません。
    今の環境に甘んじて、
    今を大切に生きていたい。
    いつか納得して自分のあるべき姿に戻ります。

    ばななさんの言葉が優しく響きました。
    私の滞在意識で怯えてる空間を
    撫でてくれてるような感じ。

    大切な本になりました。

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    2026年10月03日
  • ゆうれい居酒屋

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    あまり読書のしない母に勧められて。
    ご飯が美味しそうだった。ちょっとした親身なアドバイスで好転していく登場人物たちが、寅さんのような物語を見ている感覚だった。 
    とっても読みやすい。

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    2026年10月03日
  • 愛のかたちは知らないけれど【電子限定描き下ろし付き】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    続編

    すれ違いも少しありつつ、最後はハピエンで終わってよかった!
    攻めが少しだけ執着しちゃって、乱暴にしちゃうけど、受けは気持ちかったみたいなの最高です。

    #ハッピー

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    2026年10月03日
  • 廃墟めぐり ここから先は自己責任です!

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    ラノベだし、可愛い子が出てくるわけだし、ホラー要素はおまけ程度なのではと舐めてかかって読んでみたら、かなりガチめのホラーでとても面白く読めました。満足。

    舞台は東京・八王子。
    自分の容姿に自信はありつつも、逆に言えば容姿しか取り柄がないのだと自覚していた高校生の姫奈は、自分を売り込むために、YouTubeで人気の心霊系チャンネル【廃墟めぐり】を運営している同級生の透花と真冬に声をかける。自分もその廃墟めぐりに参加したいのだと、そして注目され芸能人になりたいのだと…。
    姫奈のなかなかにシビアな心中の描写、怖がりなうえに心霊に興味があるわけでもなさそうな透花たちが廃墟めぐりをする理由、登場する魅力的なキャラクターたち、かわいいイラスト、登場人物が美少女だからと手心を加えない容赦ない展開と描写、衝撃のラスト…
    このラストから続きがどうなるか気になります。
    廃墟めぐりのメンバーは生き残れるの?
    他にもいろいろ気になるところが。
    2巻もぼちぼち読んでいきたいです。

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    2026年10月03日
  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

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    おもろーい!
    3人の同年代の女性がでてくる。初めはこの人どんな生い立ちだったけと混乱したけど、読み進めていくうちにみんな愛着が湧いた。
    私も鈴と同じようになんで私だけとか私だけ不幸なんだとか思っちゃうタイプだからハッとさせられる言葉が多くて今回は学びが多かった。本の中でも楽俊と清秀に出会えてよかった
    権力には責任が伴うんだな

    人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです
    苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが真に人を幸せにするのです

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    2026年10月03日
  • 私の女の実

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    さみしさが、読むほどに募る。
    吐き出すことのできない、行き場のないさみしさ。
    いっそあなたには、鳥になりたいと、遠くへ飛んでゆきたいと願ってくれと思う。

    だがあなたは立ち去ることを選ばずに、静かに閉じてゆく。
    その眼差しは自らの内へ、選んだことと選べなかったことの境目へと向けられる。
    残されるのは沈黙だけだ。

    ままならぬ、と独りごちる。
    母親との関係、夫との関係、冷たい都市に満ちる閉塞感だけではない。
    自分自身の心が、自分にとってままならない。

    それでも、今ここにあるのは閉じ切った哀しみではない。
    彼女たちの頑なさの内側に秘められたしなやかさ、自らを見つめる眼差しの確かさは、かりそめの地に根を下ろしながらも遠い光へ向かって枝葉を伸ばす若木なのだ。
    暗闇と光へーその両方に向かって、身体を引き裂くようにして伸びてゆく。

    本書は、遠く離れた地でそれぞれの孤独に生きるものにとって、密やかに、だが確かにつながっている、同じ時代を生きていると感じさせてくれる。
    僕らは孤独な木ではない。
    たとえ、言葉にする術を持たずとも、ささやかな葉ずれはきっと、あなたに、僕に届く。

    ーーー
    “木々が見ている方向はいつも、陽のあたる方だ。運動場のあの木は明るい場所で育ったおかげで円く堂々と枝を伸ばしたが、日陰に立つ木々の枝は例外なく切実に曲がっている。ある木は光の中で生まれ、ある木は日陰で生まれるのか。
    だがいずれにしても、その葉は等しく青く輝く。
    その葉は日差しに向かってまっすぐに伸びていく。“
    ー「赤い花の中で」より

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    2026年10月03日
  • ゴリラ裁判の日

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    ネタバレ

    原告ゴリラ、被告動物園。こんな裁判なら何度でも傍聴したい。

    裁判の顛末についてはフィクションとして楽しむべきだし、引用されていた判例もおそらくフィクション。
    本筋は言語と意思の疎通にあるように感じた。
    人間じゃない獣として扱われたローズが、人権を獲得し、人間として自身の行動を選択する。
    弁護士に「君は弁護士になるには優しすぎる。僕みたいな冷酷な獣じゃないと務まらない」と言った言葉を受け取るラストシーンが印象的。直感的に「人間が獣を自称し、ゴリラが人間として扱われている」面白さを感じてしまったが、両者共に人間であることを思い直させられた。

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    2026年10月03日
  • いつか終わると思ってる【合冊版】

    ネタバレ 購入済み

    かなり切ない

    大好きな人には好きな人がいて、でも失恋したのだから自分がそばにいたいと、お試しの恋人にしてもらう。一緒に住んで、まるで本当の恋人のように抱かれて、でも好きとは言ってもらえなくて。
    受けの健気さに涙涙。
    お酒を飲んで記憶をなくすのは気をつけないとな〜。

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    2026年10月03日
  • 鹿の王 2

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    ネタバレ

    うおお…おもしろいよ…。こんな大規模な事件とは思ってなかった。ホッサルたちのお話が多めで、次々に謎が明かされては増えていくのが楽しい巻だった。ホッサル班もヴァン班も、相方と分かたれてしまったところで終わってしまったので、続きが気になりすぎていそいそと次の巻を出す。

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    2026年10月03日
  • 恋愛なんてゆるしません!

    匿名

    購入済み

    読んでて幸せ

    友人愛からの恋愛への移行が安心する流れ。
    兄弟愛もあって、心温まるストーリー。

    #癒やされる #ハッピー #ほのぼの

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    2026年10月03日
  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    貪るように読んでしまった。
    あまりに名作と名高いので何となくの顛末は知っていたが、これはもう、そりゃ名作だよ……と打ちひしがれるような気持ちだった。傑作。

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    2026年10月03日
  • ワールドトリガー 30

    購入済み

    A級はやはりA級

    普段はたよれる先輩や高い目標、尊敬の先にいる人達が、本気で倒しにきてる時の怖さよ…
    トリガーの使い方も秀逸
    クーガーが発想がすごいと言われてるが、雷蔵とか風間さんのレイガストとスコーピオンの使い方も中々にエグい

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #アツい

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    2026年10月03日
  • 路傍のフジイ 7

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    普通の生活が書いてある普通の漫画だけど、読み終わるとジワッと暖かい気持ちになる良い漫画だった。終わってしまうのが残念だ。もっと読みたかった。

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    2026年10月03日
  • レモンと殺人鬼

    Posted by ブクログ

    交錯!二転三転どんでん返し!
    これは読めませんわ!
    だからこそ最高に面白いミステリー!

    過去パートも現在パートもすごく丁寧に描かれていて映像が頭に浮かんでくるようでした。
    後半からの展開がもうめまぐるしくて、一体誰を疑ったらいいの?!とハラハラドキドキしました。

    メディアからの真偽の分からない情報によって手のひらコロコロ変える匿名の何万人もの人たち…
    SNSが主流のこの時代の風刺的なものも感じられましたね。

    あと表紙が素敵。

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    2026年10月03日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    海外作家さんの作品はキャラクターの名前が覚えにくかったり想像しづらさみたいなものがあって、最初はちょっととっつきにくい。
    けど、慣れてくると文章も読みやすく何よりストーリーが面白くてぐんぐん読み進められる。
    タイトル通り「自由研究」として描かれているので、インタビューや記録、考察と主人公の生活場面とが組み合わさってて、読んでいて飽きない。
    主人公のキャラクターと相棒サルとの関係性も魅力的だった。
    最後まで「犯人は誰なの…?」と惹きつけられ、考えられて、「そうだったんか〜!」としっかり納得&驚かされ、余すことなく楽しませてもらいました!

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    2026年10月03日
  • 「居場所がない」人たち ~超ソロ社会における幸福のコミュニティ論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    世の中のデータを理解していたつもりが違っていたり、これからのソロ社会に向けてのアドバイスや気持ちの持ちようが書かれていて分かりやすかったです。
    それにちょっと気にしていた自分自身の事がどうもこの本によるとプラスになるみたいで、あーそう言われれば良い事なのかも?って初めて思えたり。
    作者は所属ではなく接続がすべてだと帯にも書かれていますが、自分にも接続するオーラがあるみたい?なのでマイナスに捉えていた部分がプラスの視点に感じられて気持ちが楽になれました。

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    2026年10月03日
  • きずもの

    Posted by ブクログ

    人は変わる、変わるけれど
    それでも繋がり続けることができた人達のお話。

    海外と日本の価値観の違い、多様性、
    女性の生きづらさ、現代を生きる人の価値観等が
    とても丁寧に書かれて読みごたえがありました。

    表紙の猫とヤモリがかなり良いですね。
    物語後半でわかるのですが
    ヤモリには意味があるのですね。

    序盤で出てくる話の
    「サーフィンにハマってます フミ』という
    フレーズは笑ってしまうのでずるい。

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    2026年10月03日