すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
久しぶりにハラハラした気持ちで本を読んだ。
洗脳、DV、性的搾取、ヤングケアラー
いろんな問題それぞれが重くて、章を読み終えるたびに『はぁーーー』と深い息を吐いた。
最後どうなっていくのかな、2人幸せになってほしいな、とほぼ祈りに近い感覚だった。
Good girls go to heaven,bad girls go everywhere.
小説の帯にもなるくらいの印象的なフレーズ。
この言葉の深みにはまってしまった。
天国と、どこでも。
一見するとどちらも良い響きで、良い子も悪い子も報われるような気がしてくる。
でもこの言葉が意味するのは、
良い子は天国にしか行けないし、悪い子は地獄に -
Posted by ブクログ
かつて一世を風靡したけれどスキャンダルで姿を消したアイドルと不倫報道からメディアで誹謗中傷を浴びて命を落とした人気芸人
復讐のためにブログを立ち上げ、2人を貶めた83人の個人情報を晒した音楽プロデューサー
なんてグロテスクな世の中になったのだろう
いまも罵詈雑言はweb上にあふれ、永遠に残り続ける
物語の中で起こるフィクションは実社会でいつ誰が起こしてもおかしくない
実際に起こったとしても時間とともに消化され、また新たな火種が現れる
こんな漂白された無菌状態の潔癖な世の中じゃ明るい未来なんて描けない
これは平和なのか?
世界はさらに歪な方向に向かっている -
Posted by ブクログ
ネタバレ良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である。24時間365日診療できる病院を維持することを忠実に守りながら、家庭を犠牲にする古狐先生。小さい子供の世話をしながら、医師としての仕事を悪評を浴びながら続ける進藤先生。いずれも医師であり、人間である二面性のバランスをどうとるか、が大きなテーマとなっている本作。非常に悲しい結末ではあるが、医療現場の苛烈さを痛烈に描写したメッセージ性の高い小説だと思う。1人の人間が亡くなるということは、そこに紐づく絆が途絶えること。のような文言があったが、そんな絆を1つでも増やし、後世に繋げられるような人生にしたいと思った。
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