一瞬でいい

一瞬でいい

1,122円 (税込)

5pt

軽井沢育ちの稀世と英次、東京から避暑にくる未来子と創介は、高校卒業を控えた11月、浅間山に登る計画を立てる。将来の夢を語り、互いに友情とほのかな恋心を抱く4人だったが、そこに悲劇が起きた。登山中の英次の滑落死。残された3人は18歳にして業を背負い、以後、人生の節目のたび邂逅と別れを重ねる。離職、結婚と出産、絶縁状態の親との再会などを経て、50歳を前に彼らはそれぞれにある選択をする。32年にわたる男女の友情と愛情を描く青春群像大河小説。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    舞台は軽井沢と東京
    高校生の男女4人が夢を語り合い、恋を募らせるなかで、そのうちのひとり英次が浅間山の登山中に滑落して命を落としてしまう
    残った創介、稀世、未来子は自責の念に苦しみながらそれぞれの道を歩み、別れと再会を繰り返す
    戦後から平成前半にかけての激動の日本をうまく取り込み、どろどろした感じは

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    他の方も書かれているが、読後感が爽やか。
    高校生の男女4名の浅間山登山で滑落死亡事故が発生し、残された3人のその後の物語。
    順風満帆じゃなくて、むしろつらいことが多くて、事故を忘れることができないけれど、それでもしっかりと生きる。
    この大河恋愛小説、良かったです。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    再読⭐️
    友達を亡くした3人の生き方が良くもなく悪くもなく、でも結果的に3人ともいいなぁと思える生き方をしている。
    唯川恵さんの作品は時間を置いて読み返すとまた違う感動をもらえます。

    0
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

    読後感スッキリ
    英次を失った後の3人の人生がギュッと詰まっていてダレたりせずに読めた。3人の縁がどこかでずっと絡んでいて、英次が引き離さないようにみんなで抱えていけるようにしてくれたんじゃないかな〜〜

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    大切な人がそばにいるって幸せなことなんだと感じた。

    自分のせいだと感じてしまう気持ちもわかるけど幸せに生きてくれ!と思ってしまう。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    これは若い頃に読むか、中年になってから読むかで感想が違うのではないだろうか。

    若い頃だと、綺麗事では済まないことや何かを諦めること、人とすれ違うことを受け入れがたいかもしれない。
    中年の今は、嫌なことは嫌だけど、人生そういうこともあるよねと分かったような気になった。

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    唯川恵さんは一時期めっちゃハマってて、書店にある本はほぼ読んだりしてました。
    唯川さんの恋愛小説はとても共感して泣けます。辛い時に読んで救われてきました。

    本棚にも手放せない本が何冊かあり、別れの言葉を私から、「さよなら」が知ってるたくさんのことはお気に入りです。

    一瞬でいい、少し分厚い本ですが

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりの唯川恵。新聞連載らしく、文章も素直で、ページをめくる手が止まらなかった。最後の創介と稀世の浅間山登山については賛否両論あるが、あんまり納得できなかった。
    解説の谷口けいさんは、2015年、山で滑落死された方だと知った。2012年刊の新潮文庫版の解説を引き継いだものだろうか?山での死につい

    0
    2024年03月15日

    Posted by ブクログ

    とても良かった
    1人の死をきっかけに大きく変わった3人の人生
    それぞれの人生が重なったり離れたりしながら展開されていく
    人生とは真っ直ぐなものではなくて曲がったり折れたりしながら進んでいくもの、歳を取っても結局若い頃の自分の横にいるのかもしれない
    生きた人生と生きたかもしれない人生
    考えたらキリがな

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    大人になって、歳をかせねて、いろいろな事を経験しても、18歳当時あの時だけは、ずっとあの時のままで、その感情から逃れられない大人の切ない甘い物語。

    0
    2024年01月03日

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