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Posted by ブクログ
第39回柴田錬三郎賞受賞作品
まだ上巻だけど、辻村深月さんが「今のすべてをかけて、書き上げました。」というのも納得。
「身近におきた非常事態」に関わると、知っているという優越感を隠しておけないという、身勝手な言動の怖さを感じた。悪気がないだけに余計に怖い。
そしてそれを聞いた人は事実の中に興味をひくような話を作りあげていき、次々と事実であるかのように広めてしまう。自分は絶対に正しいという立場からものをいう。これは日々の事件や事故で起きていることではないかと思った。「無神経で、それゆえに優しいけれど、どこまでも鈍い」ことに気づく人はなかなかいないように思った。
459ページもあるけれど、長く感じることもなく次が気になりどんどん読めてしまう。
これからどうなるんだろう。結末まで一気読みしたくなる作品だ。
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