【感想・ネタバレ】すべてが円くなるようにのレビュー

あらすじ

貝は海からの贈り物。
真珠には、
不思議な魔力が潜んでいる。

祖母と孫、母と娘、女友達――。
真珠がつなぐ人生と夢を描く、
極上の短編集。

展覧会を一目見ることができたら、フェルメールに捧げる物語を書くときめ、作家の私はアムステルダムに向かった。(「フェルメールとの約束」)
パリで設計事務所を営む祖母に憧れ、建築の勉強をしている杏樹。祖母からシャルロット・ペリアンの写真を見せられ、衝撃を受ける。(「あの日のエール」)
リタ、碧海、芦花はハーバードの同級生。メトロポリタン美術館の学芸員であるリタの企画展のため久しぶりに鳥羽で集まることに。(「海からの贈り物」) ほか

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Posted by ブクログ

アートを題材に物語を描く原田マハさんの短編集。一つ一つのお話は独立したものなんだけど、「真珠」という題材だけでなく、親子・友人・仕事仲間の絆みたいなものも共通していて、全体として長編になっているような印象。最後の話は日本が舞台で、御木本さんが出てくる。考えてみると、世界に誇る発明だし、世界中の人々を幸せな気分にする、平和をもたらす技術なんだなあと再認識。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

真珠にまつわる短編集。いくつかの小説は自伝なのかなとも思わせるような表現。
奇しくも2026年にフェルメールが日本にやってくる。
フェルメールにまつわる長編も読んでみたい。
長編とはまた違ったテイストで素晴らしい小説です。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

私は正直に言うと原田マハという作家があまり好きではなかった。

にもかかわらず、この本を手に取ってしまったのは新聞の書評欄での紹介になにか引っかかりを覚えたからだった。引っかかったのの一つ目は、書評を書いたのが〝芸人”という肩書きの名前も顔も浮かばないヒコロヒーなる人物だったことだ。当然どんな人なのか本来なら想像もできないはずなのだが、彼(?)は違った。
「今の自分はどんな本を読んでも説教されている気分になる。自分を愛するとか知らねえよ、こんな劇的な出会いあるわけねえだろう、前向きに生きるとかやってらんねええよ、・・・と悪態をついてしまう」という短い書評文の冒頭を読んだだけで、通常のある意味気取った書評とは違って読み手の〝生の〟声が聞こえた気がした。次いで、私が嫌いな原田マハをなんでこの生の声が称賛することになったのか、私は思わず書評の続きを読んだ。

7つの物語からなる連作短編集であるこの本は、真珠の養殖と販売で有名なミキモトの公式HPでの連載を書籍化したものだということだった。だから、物語のモチィーフが真珠であるのは当然だった。
「真珠は貝の中に入り込んだ異物を排除するのではなく、自らを守るために真珠層で包み込み、それが何層にも重なってできるのだという。つまり異物を排除するのではなく、包み込むことで円くなっているのだ」という、引用なのか評者の解釈なのかわからない一節に、私は何十年も会えていなかった旧友にばったり出くわしたような気がした。

この「真珠の秘密」とも「真珠の哲学」ともいえる考え方というか感じ方は、40年以上に渡って私の中で引っかかり続けている。

ソマリア出身の女性ボーカリストであるシャデーの「Parls」を聞いたのは、まだ学生の時だった。そのなかでシャデーは、故国ソマリアで虐げられ不本意な生き方を強いられている女に、自身の心情を仮託してParls(真珠)と題した一曲で「女は身体の中に一個の硬い石を抱えている」と歌った。

ついで今から12年前、作家の村上由佳は『ありふれた愛じゃない』を、
「真珠の輝きは、貝の苦しみから生まれる」
という一言から書き始めた。この作家は私より数年年下だけれど、若かりし頃私と同じようにシャーデーの曲に胸を震わせた経験を持つのだろうと予感してその一冊を読んだが、読んでみて、随所にシャデーの曲の含意が暗喩としてちりばめられていて、私の直感は間違っていなかった。

それで、いよいよ原田マハの『すべてが円くなるように』を読んだ。タイトルからしてシャデーから始まる真珠の真髄が通底しているのは明らかだった。
冒頭の一遍、「フェルメールとの約束」を一読して鳥肌がった。これから読む人のために詳しくは省くが、書き手としての原田マハが、「真珠の首飾りの女」が代表作のひとつである画家に向かって誓わないではいられなかった思いを「約束」というタイトルに真珠の一粒のように凝縮した短編は、見事というほかない。
原田マハのことは嫌いだ、という前言は撤回しなければならないときが来てしまった。

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2026年04月21日

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美術館の、静謐な空間が好きだ。
最近はアートがブームなのか、名の通った画家の展覧会は、希望する日時のチケットさえ取れない事もある。一作目のテーマ、フェルメール展もそんなくだりで、主人公の厚かましさには
ちょっと苛ついた。(←僻みです)

『すべてが円くなるように』のタイトル通りの短編集。
作者は、言葉で絵を描くように色彩や質感を表現する達人。映画のワンシーンを切り取ったような短編だが、爽やかな読後感に満たされた。ハイソサエティの登場人物達も、原田マハの手にかかると不思議と嫌味がない。
読後、伊勢志摩に旅したくなった。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

夏の旅行で鳥羽に行く予定があり、そうとは知らずにこの本を購入して読んだらなんとまさかの鳥羽の真珠の話。なんて素敵な偶然なんだろう、感激だ。フェルメールの絵画の表紙が美しい、飾っておきたい一冊。

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2026年05月27日

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原田マハ先生の、美術をモチーフとした話を読むのはこれが初めてでした。短編集だったので読みやすく、サクッと読み終えていました。
それでも、物語に出てくる真珠をモチーフとした絵画の魅力にとても引き込まれました。
個人的には、真珠の輝きよりダイヤモンドの方が好みでしたが、一粒パールのネックレスが欲しくなりました。
『あの日のエール』に出てくるような、おばあちゃんになりたい!

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

原田マハさんがMIKIMOTOのために書き下ろした連載をまとめた本。だから真珠が題材だったのか。
140ページしかないので、すぐに読み終えてしまった。

「有機的な宝石」である真珠には、他にはないあたかな光が宿っている。
その言葉通り、7つの短編はどれも温かさが感じられて、1作ごとに余韻に浸れた。
でも、やっぱりマハさんの読み応えのある長編が恋しくなってしまうなぁ。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

フェルメールの真珠の首飾りの女を題材にアート作品の短編集かと思ったら、真珠にまつわる様々な話で中々面白く一気に読んでしまった。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

MIKIMOTOのHPに掲載された短編を本にしたもの。なので、必ずお話に真珠がでてきます。真珠の話を書けばいいはずなのに、そこにいろんな人の人生や作品を被せてくるあたり、マハ色でてます。141ページで7つの短編なので、さらっと読み上げてしまう分量です。
ルビなし、小学生に読ませてもいいけど、感じる面白みはまだ薄いかな。中学以上向け。
「フェルメールとの約束」
アムステルダムで行われたフェルメール展のチケットはプラチナチケットとなり、手に入らない。諦めきれずアムステルダムに2泊しに行く私。果たしてチケットは手に入るのか?
「庭の朝露」
京の町家を大事にし、住み続けていた母。ある日転んで入院し、そのままこの家に帰らず…。しかし、このスッキリ片付いた家のどこかに忘れたものがあるらしくて。
「真夏の夜の夢」
ロンドンの小規模レセプションで思いがけず出会ったケンブリッジ産の日本酒。日本有数の酒造会社オーナー一族の一員である婦人が立ち上げたものだった。
「ユーレイカ」
大学で憧れのおしゃれなベス。ヤボったい私とは無縁の人だと思っていたけど、ある日2人は知り合いになり、親しくなり、ベスの憧れの人を教えてもらった。…ここでこの人持ってくるセンスすごいです。
「いつか、相合傘で」
夫婦ともに外資系企業で働く妻の方に海外赴任の辞令出た。小一の娘はどうしよう?夫に肩を押され、娘と一緒にシカゴへ。心配をよそに娘はぐんぐん成長し、環境になじんでくれた。なのに、クリスマスが近づいたこの頃、なんとなく元気がないようなのだ。
「あの日のエール」
大好きな祖母、タマヨさんは格好いい。大卒でパリの建築系セクションに留学しそのまま就職、フランス人男性と結婚し離婚、帰国して大手設計事務所で定年まで勤めあげ、母の子育て(私のお世話)を手伝い、その後また、パリへ。事務所を経営している。
「海からの贈りもの」
ニューヨーク・メトロポリタン美術館のキュレーターと三重の海女、親友らしいのだが、繋がりはどこで?MIKIMOTOのお膝元を視察する美術系キュレーターの目的は?

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2026年05月12日

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貝に入り込んだ「異物」が、長い時間をかけて分泌物で包まれ、奇跡の宝石である真珠になるように。本作は、人々の抱える喪失や挫折といった「人生のトゲ」が、時間やアート、人との縁によって優しく包み込まれていく様を描いた傑作だと思います。

トゲトゲした悲しみや痛みが、最後にはすべて真珠のように「円く」昇華されていくカタルシスに胸が熱くなりました。
今、何かに思い悩んでいたり、心がささくれ立っている人にこそ読んでほしい、希望に満ちた一冊です。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

刺激!ドーパミン!刺激!ドーパミン!
そんな現実世界から離れて、
心地の良い風を感じられる読書体験。

真珠をまとう、世界中の女性たちのお話。

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

『ミキモト 』公式サイトで連載されていたものを単行本に!
真珠がつなぐ人生と夢の短編集は、まるでショートフィルムを観ているよう。印象的なシーンが心地よい余韻となって心を温めてくれる、極上の作品集でした。

*フェルメールとの約束
「マハさんがモデルでは?」、と思わせるストーリーにドキドキ……。自分のなかの強い思いが不思議な巡り合わせを引き寄せる、そんな風に感じました。

*真夏の夜の夢
言葉でどう表現すればいいのか難しいけど、忘れられない人生の美しい瞬間に立ち会ったような気持ち。ラストシーンの映像が瞼の裏に焼き付いて、静謐な時間そのままに思い出されます。

*いつか、相合傘で
可愛くて、愛しくて、淡い思い出。だけどかけがえのない宝物のようなシーン。こういう瞬間が人生を形作っていくんだろうな。初めて子どもと美術館に行った日のことを思い出しました。

*あの日のエール
静かで美しくて力強い、とても素敵なお祖母様。溢れんばかりの愛を感じて幸せな気持ちになる。お守りのように心の中にあって、その後の自分を励ましてくれるような素敵なストーリーでした。

*海からの贈り物
世界の「MIKIMOTO」の真珠の生産地・伊勢が舞台。宝飾品パールとともに同窓生との再会を描いた代表作とも言える短編。どこか懐かしくキラキラした思い出と、未来への希望に満ちていて、穏やかで幸せな気持ちで読み終えました。

上質な映画を観終わったあとのような、余韻が心地いい短編集でした。
原田マハさんの作品は長編小説もいいけど、短編もとても良い。ずっと追いかけて行きたい作家さんです。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

真珠がつなぐ人と人との心温まるストーリー。
真珠それ自体はどちらかというと「丸い」ものであるが、タイトルは「円い」となっている。
小説を読み進めることで、真珠が一種のシンボルとして「円い」という意味がその輪郭を帯びてくる。
筆者の柔らかい情景描写と行間に滲む情緒を余すことなく堪能できる作品。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

7つの短編、ミキモトHPに連載されていたものらしい

パールをめぐる、絵画、おばあちゃんの大事なネックレス、養殖場、それぞれの短編がぎゅっと短くまとまりあっという間に読み終わる、それぞれもっと長く読みたい!!
表紙のフェルメールの絵画がまた飾りたくなる感じ

そして最初のフェルメールとの約束はなんか、本当にこんなことが起きそうな、マハさんの体験談なのかな?と思ってしまうステキな話

京のうなぎの寝所のお家の蹲に見つかる一粒のパールの指輪の話、
ケンブリッジ郊外で清酒作りをする奥さんのパールのネックレス、
シカゴに母子のみで転勤したその娘の成長に感動する話、
あの日のエールでの祖母、70歳からパリで自分の建築事務所を開きたいと言う夢を叶えに行く人たらしの祖母の一言、
「ご親切にありがとうございます。あなた、嫌な顔ひとつなさらず、ステキだったわ」

そんな事が言えるばあばになりたいものだ!

モナンジュ= 私の天使、と呼びたいからモン、私の杏樹で名付け親になった祖母、タマヨ

プロダクトデザイナーのシャルロット・ペリアン
コルビジェに見出され、日本の民藝と融合した家具やインテリアデザインを伝授した

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の表紙が美しくて、このまま部屋に飾っておきたくなるような本書。
こちらは、パールでお馴染み「MIKIMOTO」さんの公式サイトで連載されていた「真珠」をテーマにした七つの短編が収録されております。

どの話も短いながら程よくまとまっていて、それぞれがまさに一粒一粒の真珠のような、円やかな輝きを纏ったストーリーなんですよね。

特にフェルメールの作品を巡る「フェルメールとの約束」は、まるでアムステルダムの街にいるような気分にさせてくれる情景描写に、物語の世界に一瞬で惹きこまれました。
そして何といってもフェルメール作品への深い敬愛の念がヒシヒシと伝わってきて、これはもう是非フェルメールの物語を長編で描いて頂きたいです。

さらに、女性建築家、シャルロット・ペリアンに憧れてパリで設計デザイン事務所を開いたタマヨさんのお話、「あの日のエール」も好きでしたね。
(マハさん、シャルロット・ペリアンの物語も良かったらお願いします~♪←我ながら勝手な読者ですな・・(^^;)

そして、ミキモトの真珠養殖場を訪れた女性達を描く「海からの贈り物」も、一粒の真珠が生まれるまでの長い時間と想いが受け継がれていく過程が綴られていて、私も〈ミキモト真珠島〉に行ってみたくなりました。
特に、海女の波留子さんの、
「貝はなぁ、海からの贈りものなんよ」
という台詞はとても印象的でした。

ということで、短編故に若干の物足りなさはあるものの、真珠のような美しい筆致で綴られた優しい物語を堪能させて頂きました♪

ところで、この本を読み終えたら、クローゼットの奥で眠っていたパールのネックレスを久しぶりに出してみたくなりました。
特別な日だけでなく、なんでもない日常にこそ、真珠の温かな輝きを身に付けるのって素敵ですよね~・・って、そんなキャラではないんですけど(´▽`;)ゞ

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

展覧会を一目見ることができたら、フェルメールに捧げる物語を書くと決め、作家の私はアムステルダムへ向かい…。真珠がつなぐ人生と夢を描く短編集。

ミキモトの公式HPに連載されていたというだけあって、7つの短篇はすべて真珠絡みのストーリー。取材したままを書いたという感じがある短編もあったけれど、総じて読み応えはあった。でも原田マハはやっぱり長編が読みたい。次はフェルメールの?
(B)

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

 一編一編が、真珠のように個性豊かな輝きを放つ掌編集。物語にアートを絡ませ、豊潤な人間ドラマを紡いでおり、読み応え抜群だった。中でも「いつか、相合傘で」がお気に入り。恋を知った少女のいじらしさ、可愛らしさと、知らぬ間に成長していた娘に感動を隠せない母親に心が暖かくなった。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

さすが原田マハさん。真珠をテーマにしたそれぞれの短編集。1話目はマハさんの体験談だったと思う。粋な話、ホロってとする話、特に「いつか相合傘で」が好きかな。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

原田マハさんの短編集。
141Pと短く、字も大きいのですぐに読めます。
真珠にまつわる物語ですが連作ではないように思いました。

「フェルメールとの約束」
「フェルメールと約束した」という作家がアムステルダムに『真珠の耳飾りの少女』を観にいきますが、チケットが手に入りません。この作家とはマハさん自身ではないでしょうか。

「庭の朝露」
京都の西陣の組紐商の家。

「真夏の夜の夢」

「ユーレイカ」
下北沢の「邪宗門」というお店に通う憧れの友人べスの憧れの人とは…?

「いつか、相合傘で」
ひとつの傘をシェアして帰ることーアイ・アイ・アンブレラー相合傘。

「あの日のエール」
70歳でも夢は叶う。

「海からの贈り物」
世界で初めて真珠養殖を成功させたのは日本。




前回の、マハさんの短編集『黒い絵』はブラックで好きになれませんでしたが、今回はさわやかな心地よい短編が多かった気がします。
気軽に気分転換に読める本だと思います。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ミキモトの広報誌に掲載されてたのかなと思ったら 公式HPでの連載 短編集でした。
なので どのお話にも真珠が出てきますが
ちょっと無理矢理感があるお話もありました。
大好きな原田マハさんですが これは どれも中途半端に感じてしまいました。
やっぱりマハさんは アート小説がいいですね

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

すべてが円くなるように
丸くではなく、、、円く
まーるい人の円
もあるのだろうけど
ここでの円をつなぐものは真珠でした。

「最初の一編 フェルメールとの約束」
はフィクションなのか?

滞在先のホテルのコンシェルジュ、エルミタージュ美術館でツアーガイドをしていたというロシア人の女性。サンクトペテルブルクを離れたくなかっただろうな
オランダに行ったら彼女が実在しているのかもしれない。
こんな思考のひとにわたしはなりたい
このあと、彼女にも入場チケットがまた巡ってきていますように

「庭の朝露」、「あの日のエール」も素敵なお話でした

年齢を重ねてから身につける真珠ていいですね

最近「真珠」を身につけていないけど
着けてみたくなりました

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

真珠にまつわる物語の短編集。フェルメールの表紙がとても美しくて、手に取ってしまった。原田マハさんの美術関連の作品が大好き。キュレーターという仕事もマハさんの作品で知った。美術館が好きで、よく展覧会に行く身としては、フェルメールが集まる展覧会なんて夢のまた夢だ。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

真珠にまつわる短編集
一番のお気に入りは「海からの贈り物」
真珠見学の描写がまるで見学に来ていると思えるくらい詳細に描かれていた 彼女の作品はいつも芸術の何かを教えてくれる

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

伊勢・鳥羽に行くので手に取った。あの日のエールと海からの贈り物の話が好きだった。あの日のエールは自身のパールを子や孫に贈ってみたいと思えたし、海からの贈り物はこりゃミキモト真珠島に行かないとな、と思いました。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

美術と小説という組み合わせに興味を持って読みはじめたのだけど、1話を読んだ後、ジュエリー会社のための書き下ろしと知って少し萎える。真珠のイメージアップ運動か…と。美しい描写と縁、カタルシスに賞賛はするけれど読後感は「なるほど」のみだった。

追記
この感想を書いた後、数日経って思ったことがあったので書く。
タイトルの「すべてが円くなるように」とは、真珠が丸くなるようにということと、人と人の縁が円くなるようにってことを意味しているのかな?と。
そう頭に浮かぶと1冊の作品として強いメッセージを受け取れた気がした。ということで星を一つ足した。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

フェメールのアート小説かと思ったら、ミキモトのホームページに掲載されていたショートストーリーをまとめた短編集だった。
タイトルからしても、すべてが最後に円く繋がるような短編集かと思いきや関連性はなく、どの話も印象が弱めで短いので物足りなかった。
ただ文章が心地よいので全体的に穏やかな雰囲気があり、働く女性が魅力的に描かれている感じは良い。
ほっこりとまではいかないけど優しい物語。
どの物語にも真珠が登場し、密かに彩りを加えたり、キーポイントになっていて素敵。

「あの日のエール」の85歳のタマヨさんが車椅子に付き添ってくれたアテンダントの女性にお礼を言う場面の、セリフとそのあとの描写も好き。

「ご親切にありがとうございます。あなた、嫌な顔ひとつなさらず、ステキだったわ」
そうそう、これこれ。最高にひとたらしな我が祖母の真骨頂。お世辞は言わない、でも本当にステキだと思ったことはちゃんと口にして伝える。タマヨさんのさりげないひと言に、誰だって笑みをこぼさずにはいられない。(p.99)

購入本

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

・「ケンブリッジに通っていた頃、講義中に、開け放っていた窓から心地よい風が吹いてきて、手元の教科書のページを揺らした。ケネスクラーク」憧れの地で暮らし、慣れ始めたころの何気ない一瞬が、振り返ると代え難い思い出になっている。それがあまりにも当たり前の瞬間であればあるほど、その時間がとても貴重なものになる。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

「真珠の耳飾りの少女」の表紙と、フェルメール展を目指す掌編から、美術ベースの短編集かと思いきや、ベースは真珠だった。
「いつか、相合傘で」が特によかった。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

マハさんには全幅の信頼を寄せているので、このようなエッセイ風短編集も悪くないが、良いともいえない(月刊誌の掲載であることは重々承知)。やはりアート(出来ればミステリー)小説が真骨頂だと思うので、そこで勝負してほしい。短編の1編がフェルメールだからといって、装丁に「真珠の耳飾りの少女」を持ってくるのも小狡い感じがする。。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

短編小説と知らずに購入しました。風景描写がうまいからその空間にいるように感じます。
量より質かもしれませんが、薄い割に少し高いなと思いました。

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2026年04月06日

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