あらすじ
幼なじみのヤマトが自分を好きなのかもしれないと気づいたカケル。
ヤマトが自分を好きなんてあり得ないと思えば思うほど、ヤマトのことが気になり
ふたりの関係はギクシャクし始めてしまう。
勘違いしないように、と自分自身を戒めていた矢先、
ヤマトに「カケルに彼女ができたら嫌だ」と言われて――。
幼なじみの男子高校生の淡い恋心とすれ違い、「ただの幼なじみ」という関係性が少しずつ変わっていく様子が、丁寧かつとっっってもかわいらしく描かれています。
成績も外見もごくごく平凡なカケルは、周りの友人から「大原(ヤマト)とタイプが真逆」「仲が良いのが不思議」なんて言われたりするのですが、モンペ視点から言わせてもらうと、「外見で誤解されがちなヤマトのことをちゃんと理解していて、ヤマトのことを一番大事に考えているカケルこそヤマトの隣にいるべき!!!!(超早口)」です。
一言で表すならば、絶品の平凡受けBL。
カケルの悪いところを敢えて1つだけ挙げるとすれば、超絶鈍感なところ。ヤマトがそれとなく気持ちを伝えても、「ヤマトが俺のことを好きなはずない」とスルーしてしまうのです。しかし、それゆえにヤマトの隣であんなに無防備でかわいい顔を見せてくれるわけで……。モンペとしましては複雑極まりない気持ちです。
鈍感すぎるカケルと自分の気持ちを押し殺しすぎるヤマト。こんな2人ですから、物語はゆ〜〜〜っくりとしか進みませんが、ヤマトの「カケルに彼女ができたら嫌だ」発言、カケルがうっすらヤマトの気持ちに勘付きはじめる、修学旅行で先生から隠れようとしたらうっかり一緒のお布団に! などなど、胸キュンイベントが盛りだくさん。正直、心臓が休憩するヒマがありません!
おまけ4コマで、友人から「大原って性欲なさそう」と言われて、「あるよ」と極太フォントで返したヤマト。カケルとの関係が次のステップに進んだときの活躍、楽しみにしています!
感情タグBEST3
切なすぎる
ヤマトぉぉぉ!ってなる
気持ちが溢れすぎてて、でも親友で。
一巻完結じゃないぶん、それぞれの丁寧に気持ちが描かれているのでこちらもめっちゃ感情移入しちゃう
でも、早くハッピーエンドがみたくもあり、続きが楽しみです
切なくもほのぼの
したお話で続きがきになる。
絵はスッキリ見やすく、勘がいいんだか鈍感なのかわかんないけど
明るく少年らしいカケルがとにかく魅力的
かたやイケメンでナイーブ、一途なヤマト
変な障害なく、うまくいって欲しいなこのお話
キュンキュンが止まらない
天真爛漫だけど少しずつヤマトを意識しているカケルと、カケルのことが大切だから関係を崩すのが怖くて口に出せないヤマトのじれじれ感がたまりません!
ヤマトは本当にカケルのことが大好きなんだなって感じる表情や行動に胸がキュンキュンがします。
抑えきれない
すれ違ってます〜
だんだん気持ちが抑えきれなくなってるのが伝わってきます
でもそれを言葉にできないので、かけるからしたらよく分からないですよね
早くくっつけ〜って気持ちと、今の関係をもっと見ていたい!って気持ちがあります
登場人物の心理描写がきめ細やかで上手いですね。
表情や仕草、台詞などが絶妙です。
同性愛を描いているのだけれど、ジェンダー問題を提起するのではなく
あくまでも思春期の世代の心理描写。
ヤマトくんが、告白できない自分と自分に告白してきた女性の心情を思い図るシーンは深くて重かった。
そして妹との会話の奏で「変わらないことを選んだ方が『楽』」という言葉使いも
『良い』ではないところが好きです。
続きが読みたい
好きだから今ある幸せを壊したくなくて、でも今のままだと苦しいこともあるというヤマトの気持ちが切ない。カケルの気持ちにも少し変化がある感じだったので、続きが読みたい。
このゆっくり進む感じ、君には届かない。を体現してる感じがなんともエモエモです。ゆっくりだけど確実に矢印が向かって行ってるのがいい!続き楽しみ
カケルくん〜
カケルくんはいつも一生懸命で全力でいるのに
すごくあざとく見えるのは私だけだろうか⁇
もうヤマトくんがかわいそうになってくる(T_T)
ヤマトくん耐えろ!
匿名
せつない
高校二年生の芦屋架は顔も成績も普通な男の子。
そんな彼には同じクラスの幼なじみの大原倭斗がいる。
顔も成績もよく女子からよく告白されているヤマトだが人見知りゆえに怖がられている。
そんな彼の良さを友達として一番理解しているカケルだがヤマトの言動から実は彼が自分のことを好きなのではないかと思ってしまう。
そんなこと勘違いだと思うあまりいつもと同じ態度が取れず結果ギクシャクしてしまう二人。
それはカケルだけでなく長年想いを温めるしかなかったヤマトにもその動揺は伝わっていた。
友達としてこれからも一緒にいるんだと思ったその矢先にヤマトが告白されると知ったカケルはその場に行こうとする彼を無意識のうちに引き留めてしまい……。
意識しまくりなカケルの行動はかわいいけど話はせつない。
Posted by ブクログ
ヤマトとカケルの恋物語第2巻♡
幼馴染みで親友のヤマトが自分のことを好きかもしれないと気付いてしまったカケル。
ヤマトに訊いてもいいのか、訊いたら今の関係はどうなってしまうのか?
揺れるカケルの心情や動揺からヤマトを突き飛ばしてしまった気不味さからぎこちない関係になってしまったり、カケルに伝えられないヤマトの気持ちなど切ない所が多いのがたまらなかった。
また、ヤマトのことで色々考えてぐちゃぐちゃになっているカケルの思考やカケルに全力で抱きつかれて一瞬で顔がトマトになるヤマトの可愛さもツボでした♡
切ない!ヤマトが切ない。
カケルとの今の関係が壊れると思って怖くて自分の気持ちを殺そうとするヤマトが焦ったくて切なくて…
カケルの事、ホントに大好きだよね。
カケルもヤマトの事が大切だけど、それは親友としてなのか親友を越えつつあるのか…
カケルも無意識に気持ちにブレーキをかけてそう。
抱きしめられたカケル、抱きしめてしまったヤマト。
次巻が死ぬほど楽しみ!!!!
カケルもヤマトもお互いに自分の気持ちと格闘して挙げ句すれ違い…いつも一緒にいた親友だからこそ、本当に難しいなと思う、この関係は。ヤマトが自分を好きかも、と困惑するカケルも大変だけど、やはり想いを伝えたくても叶わないヤマトの苦しみの方が哀しいな。ヤマトが怒ってると思い込んでカケルが思わず抱きついてしまうシーン、ヤマトの動揺っぷりが良かった。
絵も好き
今回は割りとセンチメンタルなヤマトでしたが、ご褒美ハプニングもありニヤニヤしちゃいます。カケルもモヤモヤしつつ体当たり(笑)で頑張ってます。
妹も登場してはてさてどうなっていくのでしょう。
1巻と同じく、題名通りの展開
2巻完結だと勝手に思って読んでいましたが、3巻に続きます。
なので、題名通り、なかなか想いが届きません。
しかし、その切なさがこの作品の醍醐味なので、読み進めるたびにヤマトのカケルに対する想いに共感してしまいます笑
3巻でようやく想いが伝わるのか、まだ伝わらないのか、楽しみに待ってます。
Posted by ブクログ
季節はバレンタイン。いつものように、ヤマトへのチョコレートを「渡しておいて」と女子たちに頼まれるカケル。
そんな時、ヤマトの家にゲームをしにいくことになる。
今までも全然平気だったのに、「もしかして俺の事好きなのか?」って疑うカケルは必要以上におどおどしている。
でも、きっと気のせい、気のせい。
カケルは先日合コンで知り合った茜ちゃんと上手くいきそうなのを、嫌そうにするヤマトに
「友だちに彼女が出来たら、寂しいからだろ?」と聞いてみると
ヤマトは「うん」と答えた。
ほらやっぱりそうなんじゃん。俺の事すきなんじゃないんだろ?
否定してくれよ。勘違いしちゃうじゃん・・・
ってまだまだドキドキオロオロしている二人。
そのドキドキの中、カケルは、カケルの飲み物に、猫がきたのをよけようとしたヤマトを誤解して、突き飛ばしてしまう。
ち、ちがうんだっ。
でも、ヤマトは、そうだよな、この気持ちは伝えない方がいいんだ・・・と思ってしまう。
姉の買い物に連れ出されたカケルは、ショッピングセンターで茜と偶然会ってしゃべっていた。
それをヤマトが見てしまう。
「あの子とは何もないっていったじゃないか!」
と抱きしめられる
この巻だけでなく、全体的に結構時系列が移動したりするので(幼少期とか、数年前とか)時々「ん?」ってなることがある。
とりあえずこの巻もなんとな~く、わちゃわちゃしてる感がありました
面白かった
1巻読んで面白かったので購入しました。最初、回想シーンなのかもしれないけど、ほとんど同じシーンがあったので、話がごちゃごちゃしてました。