ルポ 超高級老人ホーム

ルポ 超高級老人ホーム

ビジネス・実用
1,760円 (税込)

8pt

入居金3億円超え。超富裕層のみが入れる「終の棲家」は桃源郷か、姥捨て山か。元『週刊文春』エース記者が踏み込んだ、超高級老人ホームという聖域。死に場所さえステータス化する金持ち老人たちのマウンティング争い、悪徳業者への潜入取材など、日本で初めて「高級老人ホーム」を取材した衝撃のルポルタージュ。

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ルポ 超高級老人ホーム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    高級老人ホームとは、誰にとっての 高級 なのか。

    著者が後書きで述べているが、歳を取り体が動かなくなってきているのに、高級な調度品やシャンデリアなどの美しいものが施設にあっても、あまり必要性を感じない。

    住み慣れた家のような、、落ち着ける環境が1番いいのだと彼は言う。

    入居金1億円を超えるような高級老人ホームが東京を中心に乱立している。
    私も介護職を長年しているため、ホームに入居する人達がどんなことを考えて暮らしているのか、何を求めているのか、少し理解しているという自負がある。
    それは、快適に暮らすことの出来る環境。前述した著者の考えと同じである。

    高級品ばかりが施設内外を彩り、高級な食事がレストランを飾るなど、施設職員から見ての 高級老人ホームに対して、
    入居しているお金持ちの人達の目に映る 高級 とは、

    「義理の仲良し関係から解放できる環境」
    であり、
    「趣味を通じて知り合った友人たちのいる環境」だ。

    相反する意見だが、両者とも入居した老人ホームで自分なりの快適な環境を手に入れることができたことを物語っている。

    結局、人が集まれば歳関係なくトラブルは起こるし、仲良くなる人もいれば合わない人もいる。
    社会の縮図が終の住処においても続くのなら、老人ホーム入居後の人生も辛いなぁと思ってしまった。
    ちなみに私は老人ホームで働いていて、内情を知っているため、施設入居大反対派だ。
    やはりどんなに体が動かなくなろうとも、死ぬまで自宅で気楽に暮らしたい!

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    想像もつかない世界だ…。
    私もお金あっても入りたいとは思わないかな…。
    自分で家事とかもしたほうがボケ防止にもなりそう。
    ただ人と交流できるのは良いのかな

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    正直、読む前は
    「高級老人ホームって、お金持ちの住むいい施設でしょ?」
    くらいのイメージだった。

    でも読んでみると全然違った。

    そこにあったのは、
    単純な“お金の話”じゃなくて、
    人生の後半をどう生きるかという選択の話。

    いくら資産があっても、
    健康、人間関係、居場所、役割。
    全部揃わないと豊かさって成立しない。

    逆に、お金では解決できないものもかなり多い。

    あと印象的だったのは、
    高級老人ホームって“介護施設”というより、
    ある意味で最後のライフスタイル事業なんだなということ。

    誰と過ごすか。
    どんな景色を見るか。
    どんな日常を送るか。

    最近、人やコミュニティ作りを考えることが多いけど、結局みんな最後に求めるのって、
    繋がりや安心感なのかもしれない。

    老後って先の話に見えるけど、
    実は今の生き方の延長線上なんだな~

    0
    2026年06月16日

    Posted by ブクログ

    高級老人ホームといってもそんなに事件ばかりあるわけじゃないだろうし、いったいどうやって話を広げるのだろうと思っていたが、様々な施設を取材しており、なかなか読み応えがあった。
    単に野次馬として実情を知れただけでなく、自分だったら老後どんな生活を送りたいか、またどうやって最期を迎えたいかということについても考えさせられた。

    個人的にに一番好きなシーンは、入居者の管理組合が異様に力を持った施設の、入居者たちとの面談場面。「施設に任せておいても何も変わらないから、我々はこんなことをしました」とA4の紙を取材者に見せるのだが、語り口がまるで部下たちを統率する社長なのが面白かった。この方はこんな経歴なのでこの施設ではこのように役に立っている、、と誇らしげに語る姿も、こういう経歴にプライドをもった高齢の方たちいるなあ、と、、正直、施設側にお世話をされているのに、、?と思ってしまった。
    入居者たちの語り口が、もういかにもいるいる!という感じで、忠実にその場面を再現した著者も自分と同じような感想を持ったんだろうなあと思った。

    著者は元週刊文春の記者というだけあって、施設や取材者の実名を出して正直に書いているのが凄かった(後日この人から内容改竄の指示をもらった、などという話まで書いてあった)別に悪意があるわけではなく、ただ正直に書いた、という感じだったけど、週刊誌の記者は肝が座ってるな、、と思った。

    中には専業主婦の奥さんが社長だった旦那さんのために生前こっそり予約をしてくれてた話や、現役の頃のコミュ力を活かしてスタッフや入居者とも適度な距離で楽しんでいる方の話など、良い話もあった。

    また、アメリカの高齢者が多い高級住宅街の話なども出てきて興味深かった。
    ノンフィクションというよりルポなので、ただ取材した現場の事実が書かれていた感じだが、個人的にはもっと海外の実情や歴史的背景が書かれていたら、さらに読み応えが出たのではないかと思った。着眼点も面白いし、社会問題でもあるので、もっと深く書いて開高健ノンフィクション賞みたいなジャンルでも面白かったかも?と余計なお世話ながら思った。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    超高級老人ホームについて。”ハイグレード老人”というパワーワード。実態はハリボテだったりするようなので、転職版の口コミを見るなど気をつけないといけなさそう。そして、老後は趣味が2,3あった方がいいみたい。読書と旅と、もう一個探そうかな。

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    ・芦屋の「真理の丘」のエピソードは怖かった。最後にまともなホームの話に戻りほっとした。
    ・食堂と大浴場は友人を見つける場であり、トラブルの多い場でもある。

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    居住者は常に奉仕される側であって、サービスを提供する側、介護をする側に立つ自分というのが、潔いほど全くない。
    介護で働いてる人たちを、同じ「人」とは、全く思ってないんだろうなと痛烈に感じる。ほんの少し垣間見たことある世界だから、リアルに想像できて、読み物としては興味深い。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    ルポと書いてあるので期待したが、内容はあまり深くない。しかし、利用者の尊厳やプライバシーを考えると施設側が多くを語れない事情もあるだろう。想像がつく話が多いが、改めて現実だと言われたことが収穫だ。
    マウンティング合戦の話は、この年齢になってもやるのかとうんざりした。私見だが、中流階級(≒サラリーマン世帯)に比べて富裕層は一人称が強く動物的な言動が目立つ人が多いように思う。

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ

    老後に金持ってても結局人間関係のめんどくささに巻き込まれたりするのか、、とげんなりした。
    最後に著者が自分が住めるとして住みたいか?に「NO」と書いてたのが救い。(元文春記者という属性が独特ではあろうが)

    今いる地域でゆるーく友達ができたらいいなって思えたので読んでよかった。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    資産がある人びとは果たして幸せを掴めるのか。様々な境遇から垣間見えてくるのはその人の矜持や虚飾のないまぜであり、本当のアンサーは誰も知り得ない。豪華という概念に潜む利権と蹂躙は、金銭に伴う心の支配に至る悪癖と密接に絡み合っている。本当にその終の住処に納得できているのか。自身を誤魔化しているならば、不幸せを頑なに否定する空虚な末路でしかない。

    0
    2025年08月04日

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