すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ人間の無意識の差別は酷いもので、手術前のチャーリイは呆けて醜い面を勝手に想像し、知能が上がるにつれイメージ上の彼は顔立ちの整った好青年へと変化していった。教授やパン屋の同僚たちの、チャーリイを見下した言動に説得力が増して自分が嫌になる。
打って変わってチャーリイの心理的な変化は美しい。急速に知能が上がり自分の見る世界がはっきりと自覚されるのは、残酷でありながら彼の内面の成長をありありと感じられる。
それはそうと、この物語の最後は紛れもなくハッピーエンドだったように思う。最後にチャーリイがアルジャーノンに花を手向けた部分、あれは彼が自分自身を愛せるようになったことを暗示しているんじゃないだろうか -
Posted by ブクログ
▼勉強になったこと
動画は動くテキストメディア
伝えたいイメージを映し出すのが映像
→この言葉で従来は動く静止画として機能していた動画が、今は動く情報として機能しており、脳内のイメージが可視化されたものだとはっきりと認識できた。
普段から「解像度」が高い低いを気にしているが、どうして「イメージの解像度が低い」ことが動画制作においてダメなのかようやく言語化できた。普段から伝えたいイメージを意識して動画制作を行うことを徹底する。
動画制作は絵本を漫画にすることに似ている
動画は作り手のイメージを限定するもの
編集は視点の移動
動画と編集を合わせることで、見せたいものを効果的に見せる手段として機 -
Posted by ブクログ
仕事の意義を考えていた時に出会った本
人生の半分近くを占める仕事
自分のしていることが、根本的に社会のためになっているのか、前々からモヤモヤすることがあった(なっていないとは薄々気付いてはいた)
最初の5ページ、自分が著者とドンピシャ同じ考えで引き込まれた。
今緊急で手を差し伸べて欲しい人が日本含め、世界中に多くいるが、効率を求める資本主義の日本では、ビジネスにおいてそれらにフォーカスを当てない。利益、売上こそが全てだから。
世界には栄養失調で苦しむ人がいるのに、食べられるものでも大量廃棄している現状。。
本書企業のように「社会問題だけを解決する会社」が世界中で増えれば、今と未来が非常に明 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思わずバスの中で涙が出るほど心に残る作品だった。優子が多くの人に愛されながら育ってきたことに感動し、「こんなに愛されて育ってくれてよかった」と感じた。
特に印象的だったのは、最後に優子がバージンロードを歩く場面で、隣にいるのが森宮さんだったことだ。この描写から、血のつながりではなく、「旅立つ場所も、この先戻ってくる場所も森宮さんのところ」だという言葉がすごく感動した。物語の終盤は森宮さんの目線で描かれていることで、彼の優子に対する深い愛情がより伝わってきて良かった。
梨花さんも想像以上に優子のことを大切に思っていたことが印象的で、愛情の深さに驚いた。
現実ではなかなかないありえないか -
Posted by ブクログ
「地政学」とは、学問ではなく、地理をベースとした国際政治、外交政策についてのものの見方、考え方で、より実践的な知の積み重ねであり、国家を率いる指導者や安全保障の担当者たちが自国の安全や優位の確保を考える上での思考パターンのひとつを示したものである。本書は新書という形式を取っていることもあり、地政学における基本的な考えが簡潔にまとめられおりながら、海外の大学で地政学を専門的に学んでこられた著者が、地政学がこれまでどのように考えてこられたかの歴史的経緯、ランドパワーとシーパワー、ルートとチョークポイント(点と線)、グランド・ストラテジー(大戦略)、バランス・オブ・パワー(勢力均衡)などの基本的な用