すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ梓崎優先生の最新刊が読めるなんて!嬉しすぎる!!
普段は風景描写が苦手で目が滑るけど、梓崎先生は本当に目に浮かぶ様に描かれててずっと読んでいたい。そして着地があまりに素晴らしい「美しい雪の物語」。
「重力と飛翔」を読んでて思い出したの(大好きな!)宮部みゆきさんの現代青春モノ。淡々としていた語り手が最後に辿り着いた感情の正体に気付いた時の切なさたるや…!
キャラの立った3人の学生が魅力的な謎について語り合う表題作の「狼少年ABC」は(やっぱり大好きな!)伊坂幸太郎さんのよう。少し鬱屈とした現状を吹き飛ばすような、愉快な未来を感じさせてくれるラストも素敵!
そして、個人的に人生で1番好きな短 -
Posted by ブクログ
ケイパビリティというか、キャパビリティっていうと理解しやすい、
ネガティブに対する許容量って感じでしょうか。
著者は患者の話を聞くたび、してあげられることがない、という思いがあった。
できることは、
目薬(見て話を聞いてあげること
日薬(時間経過で状態が良くなることに期待する
ぐらいとのこと。
答えを決めずに、考え続ける、受け止め続ける、
哲学的な考えでもある。
メディシンマン
- 占い師と病魔退治の祈祷師
「精神療法科は医学教育を受けているものも、そうでいないものも、伝統的占い師の継承者と見なすことができる」
「現代精神医学の勝利は薬理の領域内のみである。社会的境遇の面では、伝統的治療 -
Posted by ブクログ
作家の川上未映子さんが面白いとおすすめしていたので読んでみました。
樋口一葉は「たけくらべ」しか読んだことありませんでしたし、古文!教科書!みたいなイメージでした。
樋口一葉の伝記ではあるのですが、タイトルすごいですよね。赤貧って。借金記録だらけです。
女性が働くことが当たり前ではなかった時代の男不在家庭の貧困、現代ではあり得ないぐらいの多くの知人への借金、没落士族の矜持、慕っている師匠への恋と文学性の違い、奇跡の14ヶ月…短い生涯の中に名作が生み出されていくまでの過程がぎゅっと詰まっていました。明治に作家として食べていくのがいかに大変だったかよくわかります。
貧困にあっても芯のある気 -
タイトル通りになにも理解らない
謎が解けたと思ったら新しい謎がドンドン出てくる
魔法なんてものがあるせいで地球由来の知識は宛にできない
そもそもの知識すら・・・
全くの別文明を想像するのが好きな人ならハマること間違いなし!
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