あらすじ
今一番、熱いお仕事小説誕生! 台風で各路線が運休し、混乱する横浜駅。乗客対応に追われるアルバイト駅員の石川咲良の前に一人の女性――浅倉響が現れる。浅倉の端的でわかりやすい説明によって、乗客たちが納得していく姿に衝撃を受けた咲良は、浅倉と同じ「テクニカルライター(電化製品・精密機器などの取扱説明書を作成する職業)」になるべく、彼女が働く老舗マニュアル制作会社FTCに入社し……。
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Posted by ブクログ
何気なく本屋に寄った時に手に取って、パラパラ読んだつもりが気づいたらレジに持って行っていた本。
私が今まで面白いと思ったことのない、いわゆる『お仕事小説』。基本二転三転が面白いミステリーが好きなので、なんとなくお仕事小説には退屈さを感じ、有名なものでも、好きな作家のものでも、読み切ったことがなかった。
そんな私だが、面白すぎて途中で「読み終わるのがもったいない…!!」と最後の一章を1ヶ月寝かせるほど夢中で読んだ。
本書に出てくるお仕事は、テクニカルライター。マニュアル製作などで、『いかに対象に向けてわかりやすく正確に伝えられるか?』を考え文章を練る仕事のようだ。
マニュアル、取説などとにかく興味がなく、面倒だといつも読まずにいる私だが、この本を読んでいるとマニュアルと言っても様々な形態があるのだと思い知らされる。私が「わかりづらい」「つまらない」「読まなくてもいい」と思って生きてきたのは、そういうマニュアルばかりに出会ってきたからかもしれない。
仕事柄、簡単な文章を作成してお知らせなどを作る機会がある。
そのたびに、「もっと端的に書けないもんかな」「これでわかるかな?」と頭を悩ませ、実際伝わらないと自分の書き方がよくなかったのだなと反省する。逆にうまく伝わったり、目にとまったりするとなんとも嬉しい気持ちになる。
日頃から、うまく相手に伝えたいな、どうやったら相手に伝わるかな?語彙は?レイアウトは?順序は?と考えるのが好きな人にはぜひ読んでほしい。私は読みながら頭が活性化しているのを感じた。いや、まあだからといってその力がすぐ身につくわけではないかもしれないけど。
誰かに向ける言葉や文章は、ていねいに紡ぎたいなと感じる作品だった。
それにしたってこの作家さんの文章読みやすいし、ムダなくテンポよく読める、それなのに盛り上がるところはぐっとくる…と思ったら、そもそもこの作者さん、テクニカルライターなんですね(笑)そりゃ文章読みやすいわけだ(笑)
タイトルにしろ目次にしろ、プロローグ&エピローグの構成にしろ、さすがです。
登場人物も魅力的!!!!
読みながら「これ続編出てほしいーーー!
」とずっとジタバタしていた。
続編、出ますよね?笑
Posted by ブクログ
いや〜面白かった!
旅行中に、家から持ってきた本が読み終わりそうだったんで、表紙に惹かれ購入したんだけど、買って良かった、出会えて良かった。
表紙にもなっている女の子、咲良ちゃんが、偶然の出会いから、「未経験歓迎のテクニカルライター」の職に転職をすることから物語が始まります。
「テクニカルライター」とは、あらゆる製品の説明書や施設内の案内物を書くことが仕事のライターさんです。
文章って必要なことであっても、ダラダラ書くと読まれない。
多くの人が、
新しいものを買っても、説明書をちゃんと読まない。
お知らせ が新たに掲示されても、気づきもしない。
そこを「読ませるには?」また、「分かりやすく伝えるには?」を仕事にしている人の話です。
主人公のテクニカルライターとしての成長もそうなんだけど、この本には、命に関する話や家族愛、プライド、友情の話など、あらゆるものに焦点を当てつつも、1つ1つが丁寧に描かれた、物語が書かれています。
思わず「えっ...」と呟き衝撃を受けた話の展開、
思わず泣きたくなったクライマックス、
全体的にテンポもよく、明るく読みやすい。そしてお仕事小説としても、「テクニカルラーター」の魅力を存分に描かれた作品だったと思います。
おすすめ!
Posted by ブクログ
文章ってここまで簡単でも伝わるんだとビックリ
でも、ダラダラ書いてあるものって読む気がうせますもんね
言いたいことをハッキリと!
大事なことですね
Posted by ブクログ
初めて読む作家さんだったがとても読みやすい文体でスルスルと読めた。
テクニカルライターがどんな職業なのか覗き見できる小説。
物語中にこの文章をより伝わりやすいものになるにはということが出てくる。視点が多ければ多いほどいろんな可能性に気づき、それを反映できるというのが学びだった。新人の咲良と共に熟考できる小説。読んでいて楽しかったので第2弾も期待したい。
Posted by ブクログ
長いこと仕事をしていると、この人の言ってること、わかりやすい!と思う人に出会うことがある。反対に、主語もなく何をいいたいのかわかりにくい人も。
この本は、相手にわかりやすい伝わりやすい文章を書くために役立つチップス満載のお仕事小説。
駅でアルバイトしていた咲良は、ダイヤ乱れのトラブル時にさっそうと現れた女性に心奪われる。正確には彼女が書いた文章に。
そこから彼女の職場に転職し、テクニカルライターとしての道を歩み始める。
どう構成すれば読み手に伝わるか。どういう言葉を使えば誤解なく正しく伝わるか。
特にそういう仕事をしていない人でも、ちょっとしたときにでも役立ちそうなノウハウが読み取れるのでぜひオススメしたい本。
Posted by ブクログ
王様のブランチで紹介され、テクニカルライターのお仕事小説ということで、テクニカルライター自体に興味を持ち手に取った。
台風で各路線が運休し、混乱する横浜駅。運行状況が書かれたホワイトボードは何度読んでもわからない。乗客対応に追われるアルバイト駅員・石川咲良の前に一人の女性・浅倉響が現れる。浅倉が唐突にホワイトボードを消したかと思うと、端的でわかりやすい説明に書き直した。その説明を見て乗客たちが納得していく姿に衝撃を受けた咲良は、浅倉と同じ「テクニカルライター(電化製品・精密機器などの取扱説明書を作成する職業)」になるべく、彼女が働く老舗マニュアル制作会社FTCに入社することに…
物語を通して、テクニカルライターというちょっとマイナーなお仕事の内容と、わかりやすく伝えるためのスキルや考え方が学べる。仕事にも生かせそうな内容もあり、とってもお得。メモメモ。
もちろん小説としても面白く、登場人物がみんな魅力的。咲良は基本素直で一生懸命な一方で、たまに見せる心の中のツッコミにクスッとさせられる。
冒頭に出てくる『貯水槽清掃作業のお知らせ』。最初は普通こんなもんだよなと思っていたけれど… ラストは咲良の成長に驚かされる。
ドラマ化とかしても面白いんじゃないかな〜
Posted by ブクログ
初めて聞いたテクニカルライターというお仕事。書き方を変えるだけでこんなにもわかりやすくなるなんてすごい仕事!
自分もマニュアルを読むことに苦手意識があったけど、こんなにも寄り添ってくれるようなマニュアルを作ってくれているなら一緒に成長していきたいと思う。トイドローンのコンペに勝ったシーンは涙がこぼれた。
Posted by ブクログ
「お仕事なにしてるの?」って聞かれたら、
「この本読んで!」と言える本です(笑)
マニュアル制作の現場をこんな形で小説にするとは、、すごい!面白い!と思った(^o^)
主人公の憧れの先輩が自分と同い年で、響さんの能力に自分は及ばないなーと少し嫉妬もしちゃうけど(笑)
それでも自分の知ってる仕事の内容がたくさんでてきて共感する。
わかりにくい!を「わかりやすくする」お仕事ってやっぱいいなって改めて思った。
取説ってAIに取って代わられる部分も多いし、
正直読まれることがあまりないものだけど、
困ったときに読んで、
「あーわかりやすい!助かった!」
と思えるものにしないとなーと改めて思った。
響さんの
「私たちの書いたことの9割は伝わらないし、読まれもしない。だけど、これだけは伝えなきゃいけないっていう1割をなんとしても伝える。それが私たちの仕事なの」
って言葉にはじーんときたな。
実際の仕事ではもちろんもっと泥くさいところとか、理不尽なところ、製品と伴走してマニュアル作成が進むのに、締め切りは製品と一緒だからマニュアルの締め切りがカツカツで大変なこととか…色々あるけど!(笑)
それでも最後の、「私、仕事が面白いと思ってます」というのは本当そうで、この仕事は楽しいと私も思う。
そして、ブラック企業で疲弊していた主人公がそうやって力強く言えるようになった成長ぶりがよきかな。
帯の「令和で一番熱いお仕事小説、誕生!」は
まさしく!でした(^O^)
Posted by ブクログ
テクニカルライターという職業を知るきっかけになった本!
専門用語が多いのかと懸念していましたが、分かりやすい小説でした。
著書の方がテクニカルライターなので、分かりやすく書かれている小説!
読書初心者の方にお勧めしたいお仕事小説。
仕事で文書作成をする事がありますが、分かりやすさに特化して書くようにしようと改めて思う事ができました。
Posted by ブクログ
いいお仕事小説でした。もともとお仕事小説が好きなので楽しく読めました。雰囲気としては原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」と似ているかなと思います。
今まで自分の世界に無かった職業の魅力をたくさん知ることができました。
日常でも「伝える」ということにおいて役に立ちそうなこともあって面白かったです。
Posted by ブクログ
ストーリーは面白く、あっという間に読んだ。
また、実際に仕事等で活用できることが書いてあり、勉強になった。
特に印象に残っているのは以下の3点。
・ターゲットとなる読者層にふさわしい表現を使用する。
・一文一義を意識する。
・タイトルは内容を具体的に表すものをつける。
Posted by ブクログ
お仕事系という部分の新しさはないが、小説だからこその簡潔にいうと良さが出ていた。タメになるかというと分からないが、分かりやすさを意識しようと思わされた。
Posted by ブクログ
ストーリーの面白さはもちろん、ユーザー目線に立って伝える方法を学ぶことが出来て、一石二鳥の本だなと感じました。
また、各話読み終えるたび、前向きな気持ちになることが出来ました。この春の季節にピッタリのお仕事小説なので、いろんな人におすすめしたいと思いました。
Posted by ブクログ
こんなに最初と最後の張り紙一つで明確に主人公の成長を可視化してくれる作品もない笑
楽しく「説明」についても勉強できるハートフル小説。プレゼンシーンは心に訴えかけるものもあった。ページ数も300ページで身近にありながらも知らない世界で興味が湧きやすく読みやすかった。
自分も説明は自分の説明したいことではなく、ユーザー目線を心掛けたい。
Posted by ブクログ
お仕事で書類やチラシなど作成する方はぜひ読んだほうがいい!これを読んだあとに、早速「お願い」の文書作成で職場の方が確認に持ってきた文書が文字だらけで、こりゃ誰も読まないな…と。「してほしいこと」がぱっと見て分かるようにアドバイスしたら圧倒的によくなりました。決してノウハウ本ではなく小説です。でも学びの多い一冊でした。
Posted by ブクログ
読んでいてとても楽しい小説でするすると読み終わってしまった。。普段は比較的ゆっくり読む派だけど、久しぶりにかなり早く読み終わったかも!登場人物の会話劇の軽快さと面白さが特に刺さってページをめくる手が止まらなかった
「テクニカルライティング」
聴き馴染みのない言葉ランキングでは上位に入ると思うけれど、大半の仕事に活用できる能力だと思うから、物語を楽しみながらこの能力に関する知識を得られたのは最高の読書体験だったと思う!
キャラクターそれぞれの濃度も高くて、この人好き!が主人公と同じくらい連発してしまった笑でも、主人公の石川咲良がキャラとしては一番好きだったかも!(ちょっと毛色は違うかもだけどチェーンソーマンではコベニちゃんが好きなのでそういうことです)
ふなきちとの対決もありそうだし、肝心の浅倉のお師匠も出てきていないから続編に期待大!!
以下、好きなセリフ・言葉並べました
P.35
「知識がついてるのは良くないことなんですか?」
「良いことも悪いこともある。良いことは、知識があるから作業がスムーズに進むこと。悪いことは、わかりにくい説明を無意識に知識で補ってしまうおそれがあること。無意識にってのが恐いのよ」
P.40
「つまらないこと考えないで、目の前の仕事をひとつひとつこなす。そうして仕事を覚える。今のあなたに求められてるのは、そういうことだよ」
P.46
「まず、自分ならどうかと考える。そして読者にとってはどうかと考える。これを繰り返して正解に近づいていくしかないよね」
P.154
デマは単純でわかりやすい。真実は複雑でわかりにくい。だからこそデマは簡単に伝播し、真実を駆逐する。
P.156
おこがましいそれはわかっているけれどあなたを支える力がほしい
Posted by ブクログ
テクニカルライターが本業の著者による「伝わりやすい文章とは?」を題材にした小説。技術入門書ではたまに小説形式の導入→解説という構成を見かけるが、その小説部分を膨らませたような一冊。会社員の自分はこれの技術書もしくはビジネス書のバージョンが欲しいと本末転倒なことを思ってしまったが、それぐらい勉強になる。社会人目線でタメになる内容と魅力的な登場人物の掛け合わせは額賀澪の『転職の魔王様』の読後感に近いか。もし続編があったら生成AIが絡んでくるのだろうな。
Posted by ブクログ
楽しい読書だった。特に大したストーリーでもないのだけど、なんだか明るい前向きな気持ちになれる本だった。
いわゆるお仕事本であり、カテゴリーとしてはビジネス書兼小説ということになるのだろう。ただ、このジャンルの本について考えてみると下記の二つのタイプがあり、本書は②に属すると思われる。
①ビジネス書で伝えたいことを伝えるために無理やり小説の形式にしているもの
②あくまで小説として面白いが、さらに役に立つ要素も入っているもの
本書の優れたところは、②のタイプであるにも関わらず、その役に立つ要素の質が高いところであると感じた。
それにしても、本書で語られている「わかりやすく伝えるための技術」というのは本当に重要だ。僕が担当している経営管理においては、わかりやすく説明する能力が仕事の生命線と言ってもいいと思う。なので部下にもぜひこの本を手に取って読んで欲しいのだけれど、一体どのようにすればいいだろうか。
まだ、一度なぞるように読んだだけなので、あとでまたしっかりと目を通したいと思うが、現時点で本書から学んだ点としては「目次の重要性」がある。目次が表しているのは、要は伝える際の論理構造であり、ストーリーであるから、それがわかりやすく説明するための生命線であることは自明の理かもしれない。
Posted by ブクログ
テクニカルライターという仕事を初めて知った。
テクニカルライターとしての成長を主人公の咲良と共に辿るお仕事小説。
登場人物がみんなキラキラ生き生きと仕事をしていて眩しい。
ギスギスしそうな女性同士のライバル関係、先輩後輩関係をシゴデキサバサバ女子の響というキャラにより成立させている。
この本の面白いところは実際の取説をアイデアで改変、人にわかりやすく伝える工夫を共に体験できるところにある。
AEDの使い方など、自ら手を伸ばさなければ知る由もないことが作品の中で学べる点も素晴らしい。
テクニカルライターのような職種に就いている人は稀かもしれないが人に物事をわかりやすく端的に伝える能力、考え方は多くの人の学びになる良書だと思った。
Posted by ブクログ
この種のお話はとても好きです。何故ならその道専門の人でないと気づかないアレコレがギュッと詰まってるから。「舟を編む」「本日はお日柄もよく」等すごく好きなお話ばかりです。
本作も期待を裏切る事なく学ばせていただきました。とても良かったです。
Posted by ブクログ
テクニカルライターの世界を知れる小説。
初めて聞くテクニカルライターの魅力が溢れる作品でした。
取説など説明する内容を考える仕事がここまで試行錯誤した上の一つの作品でした。
それを考えると取扱説明書も熱意が込められて作り込まれていると知れました。
作品自体もユーモアが溢れていてとても面白かったです。
人の出会いが人生を変えると改めて感じる作品でもありました。
Posted by ブクログ
テクニカルライターお仕事小説のこの本は大変楽しく、また勉強にもなりました。分かりやすく人に伝えることって、かなり難しいんだという気付きにもなりましたし、自分の書いた文章が読みやすいものかどうか、咲良ちゃんならどう書く?と考えていることにびっくり!影響受けまくっています。あと、取り上げられたAEDのことにも詳しくなれたことはラッキーでした。
Posted by ブクログ
日々チャットを打ち、SNSを投稿し、仕事で報告する。「説明」という行為は、現代社会において呼吸と同じくらい不可欠なライフラインのはずだ。しかし、あまりに当たり前すぎて、その重要性や技術を疎かにしていたのではないか。本作は、そんな無自覚な世界の見方を鮮やかに変えてしまう一冊だった。
■ 「説明」のプロ、テクニカルライターの熱量
よく分かりにくい言葉を一般向けに翻訳し、時には「書かない」ことで正解を導き出す。テクニカルライターという職業の裏側に迫る物語として、純粋に知的好奇心がくすぐられる。
王道の成長もの、熱いバディもの、そしてライバルや伝説のパイオニア。お仕事小説としての「間違いない面白さ」が凝縮されている。それでいて、著者自身の経験に裏打ちされた描写には、単なるエンタメに留まらないプロの矜持が宿っている。
■ 徹底的にノイズを削ぎ落とした、機能美としての物語
驚かされたのは、その文章と構成のソリッドさだ。
お仕事青春ものにありがちな過度な恋愛要素、ステレオタイプな悪役、主人公の湿っぽい過去。そうした「ノイズ」が徹底的に排除されている。まるで、本書に登場する洗練された「取扱説明書」そのもののように、ストーリー展開に淀みがない。読者が物語に没入するのを邪魔する要素が一切なく、必要な熱量だけがダイレクトに届く。この機能美こそが、本作最大の魅力だ。
■ 小説のエモーショナルと実用書のハイブリッド
作中に挿入される具体的な図版や改善例は、実務に役立つテクニカルライティングの真髄を伝えてくれる。小説としてのエモーショナルな満足感を得ながら、読み終えた後には「明日からの自分のメールや説明」を正したくなる。自己啓発本のような実利も兼ね備えた、稀有なハイブリッド読書体験だった。
当たり前だと思っていた案内書きやマニュアルの裏側に、これほどまでにひたむきで、熱いプロの思考が詰まっている。
本を閉じた今、日常に溢れる「言葉」を見る目が、昨日までとは少し違っている。
Posted by ブクログ
テクニカルライターという、なんとなく想像は付くけれど、普段あまり意識することがない職業をテーマにしたお仕事小説。
実例が図として挿入されているところが、非常に分かりやすかった。
その活躍の場はマニュアル制作が主な部分ではあるが、ビジネス文書にはもちろん、駅の案内板だったり、マンションのお知らせ文だったりと、日常に近しいところでも活躍するスキルでもあることが感じられた。
小説家や作家ではないけれど、人に伝わる文章を書くプロとして、とても魅力的だった。
キャラクターも立っており、続きが書かれなくもないような展開なので、次作にも期待したい。
Posted by ブクログ
テクニカルライターという職業があることは知らなかったけど、分かりやすい文章、伝えたいではなく伝えることができる文章を考えて働いているので、共感する所も大きく楽しく読むことができた。
AEDの使い方について、職場で毎年消防士が来て訓練を行うのだが、その時に実際に女性にAEDを使う時、上から布やタオルを被せていいのか聞いたのだが「しなくていい」という回答だったので、このような描写があると心強い。消防士は人命優先なのは当たり前だが、周りに男性しかいなかった場合配慮の術がないからそのようなことが認知されやすくなると思った。
職場用にマニュアル作るか。
Posted by ブクログ
恥ずかしながら、テクニカルライターというお仕事があることをこの作品で初めて知りました。
自分も文章を作るときに、伝えたいことをとにかく詰めこんで書いてしまうので、ユーザー目線での表現の仕方はとても参考になります。
だんだん咲良が成長していくのも感じられて、見守るような気持ちであっという間に読み終わりました。
深掘りされなかった人物もいて続編がありそうな雰囲気がプンプンするので、新たなお仕事小説としてシリーズ化するのかも。
Posted by ブクログ
最近よく目にするようになったお仕事本のひとつ。
初めて知った職種で興味深く読めた。
AEDの件はこの本を読んだ人たちの記憶に残って貰えれば良いなと思った。
ドローンの件は視点を変えるだけでこんなにも変わるんだと目から鱗の感覚があった。