すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
文学業界の話
語り手が次々替わり、ひとつ事にも見え方が異なり
言い分も違う
発端となるのは、作家志望だった30歳の女性が、10年前に受けた性的搾取の加害者を、ネットで実名告発したこと
告発されたのは、50代大手出版社の文芸誌、元編集長、木戸悠介
2度の離婚で、ひとり暮らし
作家として登場するのは、長岡友梨奈42歳
娘、夫とは別居中
20歳の娘は2年間引きこもり中
離婚したいが応じてくれない夫と娘は2人暮らし
友梨奈は、愛する娘との関係もうまくゆかず、分かり合えずに苦しむ
社会の出来事に対する憤りで気分が悪くなる事は確かに有る
しかし友梨奈の「正義感」はあまりに強烈すぎて、本人も抑えが効 -
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Posted by ブクログ
仕事とはなにか。
各々の答えがあるかと思いますが、その根幹に潜っていく小説です。
近未来、人工知能タイタンの発明により、今ある社会問題は全て解決されました。結果、人類は働かなくてもよくなり、仕事は遠い過去のものとなっています。
誰もが仕事を知らずに生きている世界が本作の舞台です。
主人公はAIのカウンセラーとなり、AIに人間を伝えていきます。
この主人公の内省は、人間の感情に深く潜っていく気持ちよさがあります。
もともと著者の「小説」に感動して本作を読みましたが、こちらも負けないくらいに素晴らしい作品でした。
文章も難しすぎず、不思議と穏やかで綺麗な文章で、私はとても好きです。
幻想 -
Posted by ブクログ
はじめに
著者は大学教授であるが、大学内外の事務的な作業に追われ、自由に研究できる時間は、少なくとも日中にはほとんど取れていないと書かれていました。忙しい日々の生活の中で、自分のメンタルの弱さと向き合いながら、いかに集中力を持続させるかに悩んだ結果、「18分だけ集中する方法」を考案したと述べられていました。
大学教授であっても、雑務に追われて集中できない点は、私のようなサラリーマンと同じなのだと感じました。私も、この本を通じて集中力の持続方法を学びたいと思いました。
序章 今日も一日無駄にした!
著者は、「自分が『こうしよう』と思ったことを、そのとおりにきちんと実行に移せる意思が欲しい」と -
Posted by ブクログ
襲大鳳上下巻の華やかさとはまた違う、源吾たちの父、重内や謙八たちによるZERO物語。
黄金雛を襲大鳳よりも前に読みたかったという評価を見たが、私は襲大鳳上下巻からの黄金雛だからこそ心に残り刺さるのだと感じた。
なんならここにこのストーリーを持ってきた今村翔吾が天才です。
源吾や勘九郎が言っていた若手を守り育てる気概はこの父親や師匠から受け継いだものだったんだと深く深く沁みる。
林大学の火事で重内が命を落とすことがわかっているから源吾と重内の親子のやり取りが切なくて苦しい。最後は嗚咽を漏らすほど泣いてしまった。
子を想う父の姿、不器用ながら火消しの仕事に誇りを持ち名誉より目の前の炎と戦った重内の
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