すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
私は、この本を読んで、「人生のピークは遅いほうがいい」って思うようになりました。
ノースカロライナの湿地で、たった一人で生きる少女・カイアの話です。家族に見捨てられて、村の人に蔑まれて、でも彼女は息をしている。著者が動物学者だからか、自然描写がほんとに細かくて、読んでいるとそこに身体ごと入り込む感覚があります。
何がいいって、この本は「ミステリー」として読んでも、「成長小説」として読んでも、「自然観察記」として読んでも、全部が成立するんです。複数の見方ができるというか。カイアという人物を、どの角度から見るかで、全然違う物語に見えてくる。
読み終わってから何日間も、このカイアのことを考えてました -
Posted by ブクログ
「日常」というワードにほのぼの系を連想していたが、本書で展開する議論は想像を上回る骨太。生半可な態度では理解するのが難しいところもあり、日常美学は学問であることをまじまじと認識させられる。
美的=感性的を基軸に、日常に潜む美的経験や美的性質について検討していく。21世紀に生まれた新しい学問であるため、断定的な定説というものは少なく著者の主張が述べられていく構成となる。執筆期間にあたる著者個人的な出産・育児経験を下地に論理を構成しいるので、学問として突き放されるのではなく親近感が持てる。
「世界制作」というキーワード。
美術芸術はどこか崇高なもので日常生活から切り離された体験であるという一般 -
Posted by ブクログ
勉強になった。売上高と利益の構造や4種類の相場の考え方など説明が分かりやすかった。
•世界のGDPのうち、日本のGDPが占める割合は大体5%前後
•数字を抑えておくと、真実が見えてくる
元の数字とパーセント→影響
•粗鋼生産量
•上がる銘柄を選ぶ
•世界が1年間に生み出す負荷価値よりも、世界の時価総額の方が大きい。
•日本経済は製造業が牽引している
•ど真ん中の産業は時代によって変わる
•社会が何かの出現で変わるタイミングを掴む
○見出しに登場する要チェックワード、これらの言葉は全て変化を表している=既に変化が起こっている、あるいは起こりつつあることを意味する。
①「年」·····用例:〇
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