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Posted by ブクログ
ネタバレプロローグで語られた、「その光を私は浴びたことがある」という言葉は、抽象的な表現だと思ったが、決してそうではなくそのままの意味だった。それが分かるのは、本当に最後の最後でありながら、冒頭のその言葉がそのシーンまで記憶に残されていたのは、たまたまではなかったと思う。何気ない言葉のようで、知らず知らずのうちにこころに引っ掛らせる力があったのだろう。
主人公がつらつらと語るシーンは、良くも悪くも、頭の良さが垣間見れた。人を見下すというのは、どう考えても良くない部分ではあるけれど、特別なものではない。みんな口には出さなくても、自分より下の相手を見つけて、人のダメな部分を心の奥底で馬鹿にすることで、安 -
Posted by ブクログ
千早茜さんの最新作を読みました。
大好きな作家さんということもあり、主人公マリエが離婚後に出会う年下の恋人との関係が気になって、数時間で一気に読み終えてしまいました。
マリエの性格が自分と少し重なり、自然と親近感を覚えました。
「人は役割に流されて、欲しいものや本当の気持ちを忘れていく」
「確かなのは、嫌悪や別離に至るまでもない小さな幻滅や諦めは生活のあちこちに散らばっていて、こうして離れるまで私はそれに目をつぶっていたということだ」
これらの言葉を読みながら、
これを言ったら相手にどう思われるだろう。
私は相手にとっていいパートナーでいられているだろうか。
自分の気持ちを我慢してまで「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ低学年、学級文庫に購入。
声を出すって気持ちいい!
口を動かして、心も頭も元気よく!
★引用(まえがき この本の使い方 より)
音読って楽しい!
ぼくは、子どものころから音読が大好き。
声に出して読むと、その文章にこめられている力が
自分にのりうつってくる感じがするんだ。
~省略~
先人たちの言葉には、先人たちのたましいがぎゅっと
入っている。イメージで言うと冷凍保存されていいる感じかな。
声に出してその言葉を読むと、たましいや思いが解凍されて、キミの血や肉になっていく。
早口言葉や回文。
ぎなた読みなど、
声に出すて思わずわらって
しまうものがあるよ。
リズムが良よい日本語は、
ノリノリ
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