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Posted by ブクログ
とても分かりやすい!
はじめに中東の地図が載せられています。私は情けないことに、国の位置を正確に把握しておりません。本書を読み進めていくにあたり、役立ちました。
日本から西に位置するのになぜ「中東」なのか?
この問いにハッとさせられました。これまで考えてもみませんでした。
「中東」は昔、このあたりを植民地にしていたイギリスからみた言葉。
なるほど、“そうだったのか!”納得でした。中東情勢の基礎の基礎を、歴史を遡って丁寧に説明されています。池上さんは現地取材されているので説得力あります。
一度読んだだけで、全て理解できたわけではないので、本書を繰り返し読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
私は何者でも無いし、何者にもならない。
ただ世界の傍観者として、静かに生きていきたい。
生きていると、そんな「傷つかない場所」に辿り着くことがあると思う。
だけど、『何者』という小説は、そんな場所にようやく辿り着いて、息を潜めていた私の魂を、容赦なく引っ叩く作品だった。
私も「何者」かになりたいに決まっている。
でもその為に必要なもがきは、私の心を容赦なくずたずたにする。常人には到底耐えられない呪いがかけられている。
カッコ悪い自分を外に出しまくって、たくさん悪口を言われて、その分たくさん褒めてもらえることもあって、泣いたり笑ったり感情をたくさん外に出して、そんなこの世界の、冷静にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ祖父が元藩王だったアイシャは幼い弟と逃げていたが、現藩王に囚われ殺される事を悟る
アイシャには不思議な力があった事で秘密裡に命を救われて、帝国で活神と言われる「香君」の元へ送られたが、その力ゆえに更に別の地へ送られオリエと知り合う
一方で初代香君が伝えたという特別なオアレ稲には共に伝わる規定集があるが時代の移り変わりと共に改変され…という始まりを告げる1巻です
弟を支えて逃げる冒頭からすでに緊迫感が漂っていて、すぐに引き込まれてしまいました
民達の怨みを買った元藩王の祖父に対して初めは良いイメージが無いのに、祖父の真意が分かったらゾワリとする危うさに気がつく怖さ
アイシャが巻き込まれるであろ -
Posted by ブクログ
ネタバレ山荘でタクおじさん達との暮らしに馴染んだアイシャは、オリエとマシュウから過去に起こった事の真実を探している事、2人やその考えを共にする人達が取り組んできた事を知らされ、協力を請われる
三年後、恐れていた事態が発生し、アイシャ達は密かに行動を起こしていたが、危険に晒されてしまう2巻です
オリエとマシュウの長い話から明かされたオアレ稲の秘密と、神話にも似た初代の始祖と香君の行動を解き明かそうとした人の存在
「香君」達の使命の重さと切なさ
帝国の為政者達の面子と、庶民が被る命の被害、オゴダ藩の怪しい動き
神隠しのような伝承と現実世界が重なって、益々面白くなってきました
210ページ -
Posted by ブクログ
『十角館の殺人』を読み終えて最初に感じたのは、「読者の思い込みをここまで巧みに利用した作品があるのか」という驚きだった。
読み始めてまず感じたのは、非常に読みやすいということだ。四百ページを超える作品でありながら、文章は軽快でテンポがよく、一章ごとに「もう少しだけ読もう」と思わせる力があった。本格ミステリーらしい緊張感を保ちながらも難解さはなく、気付けば一気に読み進めていた。
物語の舞台となる孤島や十角館という閉ざされた空間には、どこか現実味があり、登場人物たちの会話や行動にも不自然さを感じない。そのため、自分もまるでその場にいるような感覚で事件を見守ることができた。
そして、この作品を
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