すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
コロナ禍の中、夫56歳のいる中国北京へ行く。
隔離期間を経て北京を堪能する菖蒲(あやめ)36歳の話。
夫は3年も北京にいるのにいまだに馴染めず、憔悴。
菖蒲は観光、ショッピング、夫婦ともコロナになりヨロヨロだったり、春節を遊び尽くしたり、珍しい食を楽しんだり、大学院生の男の子にちょっかいだしたり、と忙しい。
菖蒲は自由で、何にでも慣れて、すぐに順応するし、何でも受け入れる懐の深さがあるし、観察眼もあって、言うことは言うけど、簡単に怒らない忍耐強さも持ち得てて、なんか勇ましくて痛快。読んでいておもしろかった。
北京話がちょうど良いいい塩梅で繰り広げられているのもよかった。
私は菖蒲のよ -
Posted by ブクログ
これは、想像の上を行く展開でした。
ライムが追うウォッチメイカーの事件と、サックスが追う腐敗警官の事件。
この二つが交差することは予想できましたが、思った以上に正面から交じり合っていました。
ウォッチメイカーとその相棒。
最初から、完璧主義の犯罪者が相棒には選ばないような人だったので、そのうち分裂するだろうとは思ったものの、その破局は早めに訪れ、早々にウォッチメイカーの正体は割れ…と思ったら、あんな展開になり…。
確かにいつもの展開から考えると、ああなってこうなるよね、と思ったら、ああなってこうなった後さらにそうなるわけですか!
でも、それはまだ本命というわけではなく。
北欧のミステリな -
ネタバレ 購入済み
優しさが溢れてた。
人を好きになって、その人からも好きと言われて、ずっと一緒にいたいと思って、でもモヤモヤと不安で、こんなんじゃダメだと思って、やっぱり好きでがグルグル。
2人の周りにはそんな人たちが集まってきて。
2人の始まりからは想像ができないくらい、穏やかでゆったりとした関係になっていったのがすごく素敵だった。 -
Posted by ブクログ
面白い。
短編って短い頁に起承転結がギュっと詰め込まれるので普通は長編より読みにくいんだけど、本作はすこぶる読みやすかった。プロットもバラエティ豊かで引き出しが多い。ほっこりするラストが多くて読後感も良い。まだあまり知られてない新人作家さんなので、もっと読まれてほしい。いつか長編も書いて欲しいな。
◆各停十三駅分の帰り道
少年はなぜ急行から各駅停車に乗り換えたのか?
この謎に対して女子大生二人が様々な推理をしてはロジカルに打ち消していく。このやりとりがとても楽しい。
◆悲運の死
もしも家族の死をキッカケに、家族が陰謀論や新興宗教にハマっておかしくなったら?
現実に起きた某事件を思い出した。 -
Posted by ブクログ
『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(改題・文庫化『国家破産はこわくない』)をベースに再構成し、現代の状況へとアップデートした一冊である。前著との最大の差異は、もはや「国家破産」というシナリオ自体が現実的に想定しにくくなったため、超悲観シナリオが除外されている点にある。
背景となる情勢の変化に伴い、近未来小説の展開も微妙に変化を遂げている。超悲観シナリオへ至る未来が(作者目線でも)ひとまず遠のいたという事実は、喜ばしい。
今回は時代の変化を反映し、「インフレ世界」を生き抜くための構成へと舵を切っている。とはいえ、提示されている主張の本質や金融リテラシーの基礎は、過去の親本から大きく変わ
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