すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
自分の気持ちを曝け出すことでストレスや嫌なこともスッキリすると言われてまさにその通り。
世の中の仲のいい人と酒を酌み交わしたり、共通の趣味を通して語り合う。悩みを打ち明けることの大切さは何より自分自身が感じている人が多いのではないか。
しかし、全員がその気持ちを曝け出せる訳ではなく家庭環境や置かれてる状況によって難しい場合も少なくはない。そうした人たちの声を聴くことは困難で行政やサポート支援も入るがそこに自分から曝け出すのも大きな勇気がいる。
本書を読んで、大切な周りの人の52ヘルツの声を聴きたいという気持ちになれた。
逆に自分に対しても気づいてくれる人って大切なのかなと改めて感じた。
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Posted by ブクログ
読み始めは弱小チームを強豪に育て上げる監督の話かと思いきや、企業再建に命をかけて臨む社員一人ひとりにスポットを当てていく構成。それに加えて池井戸作品のお家芸「悪は滅びて正義は勝つ」が盛り込まれているストーリー。
「こうなるだろうね」と思って読んでる自分と、答え合わせをしている自分が共存し、楽しみながら読み進められる。読書は娯楽と感じられる作品。
そして池井戸作品には、必ず辞書を引かないと意味もわからない、読めない熟語が散りばめられている。調べればこの文にはこの語しか当てはまらないと思わせる池井戸先生の言葉選びに感服しきり。ただただ自分が勉強不足なだけですが、読めば新たな語彙にも出会える池井戸 -
Posted by ブクログ
痛いことは、人に本当には理解してもらえない。自分の1番つらいことが、誰にもわかってもらえないなんて、本当に孤独だ。わからなくとも、せめて傷に塩を塗るような言葉をかけないために、この本を読む価値がある。
p91
相手がありきたりな型にはめようとしてくること以上にこわいのが、自分からありきたりな型にはまっていこうとしてしまうことだ。
たとえば、私のような難病患者は、「難病になって、さんざんつらい思いをしたけれども、そのおかげでいろいろな人とも出会い、精神的にも成長し、結果的にはよかったです。今の自分があるのは病気のおかげだと前向きにとらえています」というような、不幸克服物語、おわりよければすべて -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝井リョウさんは、『正欲』に続いて2作品目だが、面白いだけじゃ絶対に終われない、読む前の自分には戻れない、生き方の指針にしたいと思えるような、本当に刺激的な小説だなあと、しみじみと感じています。特に本作品は、1行1行、1文1文の表現が濃密すぎて、まさに物語に没頭して、脳が溶けていく感覚でした。
本を読む前までは、視野を拡げて生きることが自分にとって正しく進む方向だと考えていたが、たしかにそう考えていたがゆえに繋がりが薄れたり、何かに対して没頭して、視野を狭めて楽しむという自分を忘れてしまったりという現状が浮き彫りになって感じられたような気がします。
視野を拡げる視点、視野を狭める視点、視野狭 -
ネタバレ 購入済み
リオンも加わって騎士団の仲も回復!?
と思ったけどそこまではいかないかw
ガゼルとフェリクス2人揃わないと挿入しないって...タクミ的にはその縛りつらくない!?
でも確かに抜け駆けされたら仲はこじれるしなぁ...!
あの刀、もう読者の思念の塊でしょ。
基本発情じゃん!
でも、それが良いところだぜ!!