母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

814円 (税込)

4pt

大ヒット『三千円の使いかた』に続く、感動家族小説!

岩井志麻子氏、推薦!
「物に託さなくても、血縁関係はなくても、愛情のバトンは受け取れるし、手渡せる」

野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!?
業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。
〈解説〉岩井志麻子

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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    6話ある短編集なのだが、それぞれの親子の形が描かれ、それぞれスチュエーションが異なるが、いずれも母親から送ってきる小包がストーリーに関係している。
    そのうち何編かは泣いたなあ。些細なことで母親と断絶していたが雪解けする話、亡くなられた母親から死後に届いた荷物の謎…等々。定期的に読み返したい、本棚入り

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    小包ひとつに、人間模様や母の愛などたくさん詰まっていることが伝わる物語。娘としての自分と母としての自分、その両方の立場で身につまされる物語があった。最後の話が、一番心に残った。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    私も母とのことを思い出し涙が溢れました。上京した私を心配して何度も小包を送ってくれる母に「また送ってきた‥もういいよ」なんて冷たく言ってしまった事も。

    その当時の体験は 母の温かな愛情をもらっていた貴重な時間であり‥当たり前ではなかったんだなと。今は亡き母にありがとうと伝えたいです

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    わかる。わかっている。大事にしなきゃいけないことは頭で理解していても、どうしても行動できない母親とのこと。家族とのこと。

    タイトルの“ダサい”について。
    いわゆる“ダサい”小包が登場するのは、1話目だけか。
    全く好きではない言葉だけれど、愛のこもったダサさと、それを受け取る側の気持ちが通じていれば

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    母親からの小包をテーマにしたオムニバス形式です
    原田先生は人の心の機微や群像劇を軽妙に描かれるので、とても読みやすいですが心に響きました
    母親に会いたくなります

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    昔、母が送ってくれた小包を重ね合わせ読み入ってしまいました。お金ではない、あの安心感や、愛情。今になってよくわかります。

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    母親からの小包!貰っている時は、それほど思わなかったけど、今は亡き母、もう私に届く小包はない!届いた時の安心した思い!
    ネタバレになりますが、小包が届かない人のそれぞれの思いが悲しかったです!

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    大学生の頃、実家から小包が届いた時、こっちでも買えるし送料が勿体無いから現金の方がいいんじゃないと言ったら、それから送られることはなく、二十年後に寂しそうにそのことを言われたことを思い出した。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    気づいたら泣いてた。
    読みながら思い浮かべるのは自分の母。どれだけ愛されて心配されて育ったか、親の気持ちを考えさせられる。
    そして自分の娘が巣立った時、わたしもダサい小包を送るのだろう。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    最近では届いて来なくなった母親の小包はそういえばこんなだったな〜と懐かしく思った。

    「小包」からこんな色んなお話が出来上がるんだな〜
    とても楽しめた。

    0
    2025年01月15日

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