すべての高評価レビュー
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購入済み
ヒロインのサヤがしっかりもので、ちゃんと自分で道を切り開くタイプでなかなか素敵でした。
香月さんも、良い子だし、二人が仲良くしてるのも良いです。
それにしても、王国の王太子さまはちょっと(?)考えなしで、しょうもない、と、思いました。 -
Posted by ブクログ
戦前から戦後のカフェーを舞台にした女給の話。
戦争の話を聞くと暗い気持ちになることが多いが、この話は語り手が陽気なのか最後まで明るい気持ちで読めた。
それでも、「自分はまるで我が子を兵隊にするためだけに頑丈かつ従順に育て上げたようで、やるせなかった。」とか
「しかし、こういう腹に溜まらないものを、ありがたがる世の中になってきたのだな。」
など、今の時代では聞かないセリフにふと隠しきれない暗さが見えたりもした。
タイ子が必死に文字の読み書きを覚えているシーンに、今自分が小説を読めていることが当たり前のことではないんだなと、親に感謝の気持ちが芽生えた。
幾子のお土産は泣けた! -
Posted by ブクログ
ネタバレchikaさんの本は冊数を重ねるごとに「この人…好き!!!」となる。
「1日15分を自分が嬉しくなる未来のために使う」というのは他の著書でも書かれていたが、それが更にchikaさんの行動力をパワーアップしていて、ただただ尊敬だった。
スペイン出身の方のイメージイラストがパエリアで、「パエッ」「リア…」とつぶやいていたのがジワジワくる。
私もchikaさんと同世代で漠然と人生の最期を考えることがあるのでとても共感。他国に行ったときに雑誌を買ってくるというアイデアは、シニア雑誌に限らず真似したいと思った。
今作も開きやすい製本でとても読みやすかった。こういったところにもchikaさんのこだわりを感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ海のシーンで、藻屑は本当に自殺したかったのかもしれない。
本来はあの日、自殺する予定だった。
でも、藻屑はその自殺を止めてくれる特別な存在(藻屑は友達と言っていた)が現れてくれることを願っていて、山田なぎさがその存在になってくれた。
きっと、股関節に障害を持つ藻屑は泳げない。
そんな自分を助けてくれる。必死に救ってくれる。
嘘つきな自分を嘘つきだって知った上で、それでも大切に思ってくれる存在を渇望し、山田なぎさがそんな友達になってくれたことが嬉しくて、水面に顔を上げた彼女は笑ったのだと思う。
藻屑が最期の時、諦めと一緒に恐怖を覚えられたのは山田なぎさのおかげなのだと思う。
あの海の日から -
Posted by ブクログ
ひかりちゃんがとにかくかわいい!!
ひかりちゃんと美空さんの会話にほっこり
瀬尾まいこさんの作品らしさは失ってないけど一味違う作品だなと思った。
今までと変わらず、主要な登場人物は善人の中の善人。
だがいつもと違い悪者?として母がでてきた。
でも完全に恨み切れない微妙な設定で、それもまたリアルでよかった
日常が淡々と続くという瀬尾さんの作品形式には変わりはないのにいつのまにか美空さんが強くなっててもう一回読みたいと思った
最初は少しうざったらしいと思ってしまうくらい弱気だった美空さんが母親としても大人としても強くなっていく姿に元気をもらえた。
幸せはあちこちにある。ただうっかり見落として -
Posted by ブクログ
おちか、離脱。新章、開始。
聞き役が交代し、おちか目当て?の客は減ったが、本当に面妖な話だけを語る人たちが集まり始めた。
そして、ここに来て過去の話を振り返るページがありました。
タイトルと大まかなあらすじ。これを見ただけでブワァッと記憶が鮮明になる。今年の4月末から少しずつ読み始めた三島屋変調百物語シリーズ。あんな話、こんな話がある中、冗談なく彼岸花の回が一番良かった。
おちかの過去も映してくれるような語り。だからこそおちかが選ばれたんだと言う話。面妖でいて後悔と安堵が入り混じる中、おちかの言葉で救われる語り手。
そして、おちかがとある面妖な怪異に晒された時に、文字通り、一生入魂の手を差し -
Posted by ブクログ
面白すぎて読む手が止まらなかった〜!
「人間の最大の武器は、習慣と信頼だ」
みんなが助けてくれたのは、青柳の今までの生き方
習慣と信頼の積み重ねの結果だったんだろうな
それにしても、何でこの人がこんなにも理不尽な目に遭わないといけなかったんだろう…と悲しくなった
どうか幸せでいてほしいよ〜
ドキドキハラハラと、合間にあるユーモアの緩急が素晴らしかった
伏線回収とラストがお洒落で素敵だった
解説にあった「物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない」という言葉にもすごく納得
謎が多く残るけれどこの畳みきらなさ、こそがこの作品の味なんだろうなと思った
黒幕とかどうでもよくなっちゃった!
伊坂幸太郎 -
Posted by ブクログ
子育てに行き詰まった時、おすすめの本を探していて見つけた一冊。
読後の感想……怖い。
いや、怖すぎる。
ぎゃーーーっ!でした。
何が怖いかと言うと、誰の心にもあるかもしれない部分を見せられたことです。
「自分は正しい」
「子どものために、夫のために、家族のために最善を尽くしている」
そう信じてやってきたことが、もし間違っていたとしたら……。
ひとり自分自身と向き合う時間の中で、これまで気付かなかったことにも気づいていきます。
けれど、日常に戻った途端、また以前の自分へ戻ってしまう。
人は、そう簡単には変われないのかもしれません。
子どものためと思っていることは、本当に子どものためな
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