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Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めるまではだいぶ懐疑的だったんですよ。まえがきでも結構めんどくさそうな雰囲気出してるし。確かに最後読んだ今となってはかなり人を選ぶ作品だとは感じてるけど。かく言う私はどうなのか。おもしろかったです!
作品ごとに手を変え品を変え、小説における暗黙の了解やタブーを逆手に取りまくった異色の短編集。
この中で私は特に『文化が違う』と『日本最後の小説』が好み。『無小説』なんかは間違いなくまっとうに小説を書くよりもめんどくさいことをしてるのがわかる。自分で書いた言葉はひとつもないけど、他から持ってきた言葉をつなぎ合わせてストーリーを組み立てる方が難しいに決まってるだろwパズルじゃないんだから。
で -
Posted by ブクログ
永遠だと思っていたものって多分たくさんある。なのに、びっくりするくらいにあっさりと、なくなっちゃってる。
実家の子供部屋で姉とずっと喧嘩をしていると思ってたし、大好きだったあの人とは死ぬまで一緒にいると思ってた。
実家を出て親がいない場所で過ごし、大好きだったあの人のことは大嫌いになって別れた。
永遠なんてどこにもなくて寂しくなる。だけど、永遠を突き出されると息苦しくなる。そんな矛盾が自分の中にずっとある。
同じ場所にいたくない、ここじゃないどこかに行きたい。だけど、変わるのは怖い。私を知らない人だらけの街で生きたい。だけど、ずっとそこで暮らすのは怖くて寂しい。そんな思いにぐちゃぐちゃになっ -
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Posted by ブクログ
直木賞受賞作。『十二月の都大路上下ル』と『八月の御所グラウンド』の2篇が収められていて、どちらも不思議な読み心地。めっちゃ面白い箇所がドーンてある感じではなく、ずっと面白い。特に『八月の御所グラウンド』の方は、ずっと何してんねん!?と思いながら読んでいるからだと思う。
『八月の御所グラウンド』が本のタイトルだから、夏だし読むぞ!と手に取ったが、まさかの『十二月の都大路上下ル』は12月、真冬の京都。クソ暑い日々を冷んやりさせてくれた。都大路駅伝という、実際に開催されている全国高校駅伝大会が舞台になっていて、高校1年生の主人公・坂東は27年ぶりに出場する陸上部の補欠のメンバーとして京都に来ていた -
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