すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレレゾンデートルとはフランス語で「自身が信じ生きる理由」や「存在価値」を意味するらしい。そんなものを明確に感じて生きている人なんか少ないとも思う。タイトルの「レゾンデートルの祈り」からは、自分にしかわからないはずのレゾンデートルをまるで誰かが祈ってるようにも感じて、奥底にある自分でも気が付けない「本当の自分」が静かに祈っているのかもしれないと思った。
私は初めて小説を読んで泣いた。やっぱり、人が自分の奥底の感情や思いに苦しみながらも触れて、同時に満たされていく姿は美しいと思った。誰かに見抜かれて、言葉や行動で自分の本音に触れてしまうことは怖くもあるけど、誰かにしてもらうからこそ強く実感できる -
Posted by ブクログ
第71回江戸川乱歩賞、2026年本屋大賞6位、大様のブランチBOOK大賞2025などの紹介があったので読んでみました。
物語が現実離れはしているが、主人公がいつ殺されてもおかしくない状況の中でストーリーが展開していくのでドキドキ感が最後まで続いていて目が離せなかった。
エンターテイメントとしては、かなり面白く、ドラマ化されるんだろな〜とか、既にシリーズ化が決定していて第2巻が出るのもなっとくできる内容だった。
主人公の幼少期からのコンプレックスがどんどん満たされていく心や感情の変化も面白かった。
最後のピンクダイヤモンドで帳尻をあわせるところも。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かった。3つの短編が収録された作品で、それぞれ独立した物語のため読みやすい。一話完結ながらも不気味さや不可思議さがあり、どこか『世にも奇妙な物語』を思わせる雰囲気が魅力だった。
「黄金のメロディ」では、露伴が過去に訪れた街で出会った青年が、究極の音楽である黄金のメロディーを追い求める物語。メロディーを求めるたびに街が一つ滅びるという異常な展開が印象的で、最後に青年が露伴を巻き込まず、自らの意思で運命を受け入れる結末も後味を残した。
「原作者・岸辺露伴」では、露伴作品の映像化をきっかけに、軽視されたキャラクターが現実へ影響を及ぼし始める。創作と現実が交錯する展開が面白く、物語のルー -
Posted by ブクログ
(後立山連峰)
なんだろう、なぜかスッと物語が入ってこなくて。
相性みたいなのがあるのだろうか。
でも、山の景色や土の蒸れた匂い、風の轟きや葉の擦れ合う音、鳥の鳴き声、遠くのパーティの話し声、喧騒、熊鈴の音、いろんなものが一気に記憶から湧き出てきて、それがもう物語以上に物語で……記憶の情景と感覚と、物語が交差する、滅多に得られない読書体験でした。
夢は逃げない、なんてことはなく。
別に今急がなくたって、何年か後でもできる。
でもそのときが訪れることはもうなかったこと……
いま動かなきゃ追えない夢があったり、登れない山があったり。
人生あまりに長くて、つい計画的に物差しで測りながら計算して物
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