すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
心があたたまりほっこりする物語でした。
とはいえ内容は、現代社会において皆がなんらかの不安や悩みを抱えている、自分にもどこか当てはまる登場人物達が、軽井沢のホテルの手紙室で千色あるインクの中から自分だけの琴線に触れた色でペンを紙にすべらせていく、そのうちに内側にあった気持ちに気付かされ、救われていく。
自分の気持ちを持て余し見えないように蓋をしがちだが、手紙を書くこととはその蓋を少し開けるようなことなんだろう。
インクにも興味があるし、私もペンで手紙を書いてみたい!軽井沢のホテルを本当に探してしまいそう。
シリーズものなので、疲れて一日を終えたあとの寝る前読書に、とてもオススメです。 -
購入済み
ファッションに興味を持ち始めた頃に
監修がMBさんってトコに惹かれて購入しました。
アパレルショップの日常が描かれているトコが面白い
お店の裏側みたいなトコやスタッフさんの仕事模様がみられるのも読んでて楽しめる。
この作品がきっかけでヨドカワ先生の画も好きになりました。
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匿名
無料版購入済み本編のユキとの生活で知らないこといっぱい学んでなんか私も一緒に飼ってる気分で楽しんでたけど
巻末の作者のホタテの話が衝撃過ぎて無になった、、、現実ってやっぱり重さが違うなって
作者さんもホタテも頑張ってください -
Posted by ブクログ
なんとも言えない気持ちを引きずっています。
あみ子は純粋でおおらかで人を喜ばせたいと思える子。だけど常識的に関わるのは難しく、適切な対応が必要な子なんだと想像できます。
診断されて「支援が必要」となれば周囲も「そういう子」として付き合えたかもしれない。この子は違うんだから、と。
でもその区別なしに皆に受け入れられる事は難しい。同級生はあみ子を全く理解できないし、迷惑を被ることだってある。
明確に区別された方があみ子はあみ子のままでいられると考えてしまう自分にもモヤモヤ。うーん。そうなの?どうなの?モヤモヤ。
家族も周りもどんどん疲弊して壊れていくのを、あみ子はどう受け止めていたんだろう。
あみ
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