ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • 生きる言葉(新潮新書)

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    「いい短歌を作るためのヒントがほしい」と思って読んだ。
    印象に残ったのは「言葉は目印」という言葉。人の心を表す言葉は言い尽くせない。言葉が小さいのではなく、人の心が大きいのだという。
    短歌は、最初からぴったりの言葉を探すのではなく、とりあえず言葉を置いてみて、あれこれ組み合わせるうちに、あとから意味が生まれることもあるのかもしれない。関係なさそうな言葉が思いがけずつながるのも、短歌の面白さだと思った。
    「短歌という小さな種は、受け取った人の心の中で培養されて、思いがけない花を咲かせることがあるし、そこまで含めて歌なのだ」という言葉も印象に残った。

    また、『枕草子』の話で、「随筆は何を書いて、何を書かないかが肝」というのが興味深い。何でも書けばいいわけではない。残したいものを決め、それを徹底的に描くために、あえて書かないものもある。ありのままをすべて書くことだけが、随筆ではないのだと思う。

    言葉を過信しすぎず、ときには立ち止まりながら、それでも何かを伝えるために言葉を紡いでいきたい。

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    2026年10月08日
  • 殺し屋の営業術

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    痛快、とはまさにこのこと。久々に夜中まで一気読み。まるで映画を観ているようでした。

    主人公の営業マンらしい礼儀正しさが、だんだんアルセーヌ・ルパンのような格好よさに見えてきて、
    幼い頃にルパンや江戸川乱歩を夢中で読んでいた記憶まで蘇りました。

    これは絶対に映画化してほしい、ぜひ一線の実力派俳優陣で!

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    2026年10月08日
  • ベッキーさんと私 1

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    私はこの原作作品をまったく知らない形で、ただただ「三浦靖冬先生が原作アリで新作を!?ていうか生きてたの!?」という驚きと喜びと勢いだけで単行本を購入したが、めちゃくちゃに好い(佳い)仕上がりに大満足だった。
    今までにも、三浦作品が描く日常の空気感や間、美しい構図などには何度も唸らされたが、今作ではまさかここまで北村薫が構築したミステリーとマッチするとは思いもしなかった。
    才能あふれる英子お嬢様が探偵役として事件の謎に迫っていく中で、女運転手として雇われた別宮は至芸もさることながら、ヒントの提供はしてもあくまで真相を解き明かすのは英子が担っている点が特に良い。
    昔ながらの男尊女卑のような空気感もあってか、別宮が黒髪長髪を切り落とした際に、私は涙が止まらなかったが美しさのあまり読む手が止まったぐらいだ。

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    2026年10月08日
  • 本心

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    格差や自己決定死についての話。
    死を選択したいという感情は、自分から持つものではなく社会に影響されているのかどうか、興味深い疑問だと感じた。

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    2026年10月08日
  • 黒い雨

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    原爆をテーマにした作品に触れるのは、子供の頃に読んだ「はだしのゲン」以来で、小説では初めてだと思う。
    被爆者の手記をもとにした本作では、生活が徹底的に破壊され、夥しい数の人々があっけなく命を落としていく惨状が極めてリアルに描かれている。
    あえてドラマチックに仕立てず、淡々とした筆致で事実を連ねる形式をとっているからこそ、原爆の底知れぬ恐ろしさがより一層際立つ。また、放射能による後遺症が数年たってからあらわれてくる展開にも絶望する。
    読み継いでいくべき一冊。

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    2026年10月08日
  • 陽気なギャングが地球を回す

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    私は現状15作近く伊坂幸太郎作品を呼んでいるが、本作がその中だと一番好きな作品である。
    まずキャラクターが飛び抜けて良い。彼らがただ喋っているだけで口角が自然と上がってしまう。
    そして本作は伏線回収も見事であり、終盤の怒涛の伏線回収は完全にやられた!となった。
    正直来るだろうなと予想していた伏線もあったのだが、そんなこと伊坂幸太郎は想定済みであるかのように思いもよらないところから伏線回収されて天を仰いだ。
    続編も素晴らしいが、私は三つ数えろを読んでしまうともう彼らに会えない気がしてまだ読めていない。

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    2026年10月08日
  • Gene Mapper -full build-

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    近未来がリアルに書かれていて面白かった
    今なら共感というか想像できるけど
    これをコロナ前に読んでいたら何を言うとんにゃと思ってたかも

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    2026年10月08日
  • 風立ちぬ・美しい村

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    美しい文体。
    ジブリ作品「風立ちぬ」の原作だと知り手に取ったが、個人的にはこちらの原作の方が好み。
    結核の浪漫的な描写が印象に残る作品。

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    2026年10月08日
  • 夏果てのアンノウン【単話版】8

    購入済み

    うはぁ〜

    良かった〜!!最高!輝人の覚悟と変わらない愛♡
    ようやく伝わったね。これからもまた一緒に歩んでいくんだね…幸せだね♡ はぁ…力が入って読んでたみたいで心地良い疲れが😆

    #感動する #ハッピー #胸キュン

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    2026年10月08日
  • シャングリラ・フロンティア(26) ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

    匿名

    購入済み

    対人戦

    シャンフロはボス戦も面白いけどプレイヤー戦の方が駆け引きが面白いくて原作でもかなり好きな話でサンラク対サイガー100戦は楽しみです

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2026年10月08日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    正直読み終わった瞬間の評価は星4だったのだが、じわじわ好きになってきて星5とした。
    この感想は読み終わってから3ヶ月以上経過してから書いているので正確とはいえないかもしれない。
    ただ私の敬愛する伊坂幸太郎のデビュー作と聞いて読み、その期待を軽々超えてきたことは確かである。
    少々内容に触れるが、リョコウバトの話は私も好きな逸話?というかエピソード?なのでその内容が本作に登場してとても嬉しかった。
    また魅力的なキャラクターたちは最初から変わらずなようで、私は桜が特にお気に入りだった。
    伏線回収、キャラクターの魅力、読みやすい文章、心に残る一文と私が伊坂幸太郎に求めるものが凝縮されたような一作であり、普段本をあまり読み返さない私でもいつかまた読み返したいなと思えるような私にとって大切な一作となった。

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    2026年10月08日
  • 殺し屋の営業術

    Posted by ブクログ

    「私を雇いませんか? この命に代えて、あなた方を救って差し上げます」

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    天性の営業術!!

    数々の営業会社を転々とし、行く先々でトップ営業に上る詰めるカリスマ営業マンの鳥井。
    しかし、どんなに好成績を収めても、どんなにお金を稼いでも、虚しさがつきまとう。鳥井は常に思っていた。「自分の人生を生きている実感がない」

    ある日、就業時間外に呼び出された顧客の家で、凄惨な殺人事件の現場を目撃した鳥井。そこで二人の殺し屋に捕まり、死体とともに生き埋めにされそうになる。

    死に直面した鳥井。必死に頭を回転させ、命乞いのためにしたのは 殺し屋相手の「商談」だった。

    「私を雇ってくだされば、必ず営業目的を達成してあなたを窮地から救う自信があります!」

    二週間以内に二億円の売上ノルマを達成しなければ、上から抹殺されてしまうという殺し屋に、自分を殺すより営業として雇ったほうが合理的だと説得した鳥井。

    鳥井は、殺人請負会社〈極東コンサルティング〉の営業担当として裏社会へ転職することに-!!

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    ブク友さんたちの間で「面白い!面白い!」と話題になっていたこちらの本。

    はい 面白いー

    いやーこれは一気読み必至なの頷けます。
    だってどのページで鳥井が殺されてもおかしくないんだから! 次のページではもう死んでるかもしれないよ??ってなったら止められない笑

    てか「生きてる実感が欲しかった」って、どんな方法で実感してるんだ!狂ってるね、最高(*´`*)

    で、選評で東野圭吾さんも仰ってましたが、鴎木のキャラはとっても魅力的♡♡
    え?これって結果どうなった??
    続編はあと11人待ちなんだけど、美紅は また出てくる?
    あ、待って やっぱり言わないで!



    フフフ 続編楽しみ〜(*´`*)




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    2026年10月08日
  • 隣の元カレくん 単行本版 8

    匿名

    購入済み

    素敵なふたり

    黒木ちゃんがモヤモヤをきちんと言葉にして稲葉っちに伝えられて、ふたりの関係の安定具合を知れたような気がしました。ふたりの学生時代のお話は、若さ溢れるもので、今のふたりも昔のふたりも愛おしくなりました。

    #ほのぼの #笑える #胸キュン

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    2026年10月08日
  • はるかリセット 4

    無料版購入済み

    焼肉や鍋と今回は食べる要素が強い。
    冬にかき氷と言うのも意外性があった。再び香川へ行くのも良かった。
    出来立ての日本酒はどんなものなのか気になる。ハーブティーのレシピが載ってて再現できるのも楽しい所

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    2026年10月08日
  • はるかリセット 3

    無料版購入済み

    表紙の駄菓子屋に如水きゅん、下水テーマパークでも子供と戯れる温泉巻。
    巻末あとがき三か条曰く「温かさ」がリセットに繋がるというのも含蓄でした
    やはり美少年と魔少年はリセットに欠かせませんね。現実にもいてくれればいいのに…

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    2026年10月08日
  • その品格に反抗を第5巻

    ネタバレ 購入済み

    クロエとデミアンの気持ちが通じあって幸せの象徴のような祭りでのダンスから一変して、デミアンの緻密で用意周到なクロエを手に入れた過程からクロエの流産までドキドキしっぱなしの5巻でした。心が痛くなるくらい読むのに疲れたのに、また読み返してしまう話しの面白さや感情の深さでした。

    #切ない #深い

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    2026年10月08日
  • アンナ・カレーニナ 4

    Posted by ブクログ

    第1巻では見目麗しい貴婦人だったアンナが、物語の終盤に向かうにつれてどんどん狂っていく姿が、読むのを途中で投げ出したくなるほど苦しかった。

    一方、第8章でリョーヴィンの思想が詳しく描かれたことで、ここまでアンナの物語に感情を揺さぶられ続けていた自分の精神が、ようやく地に足をつけられたように感じた。

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    2026年10月08日
  • 金葉和歌集

    Posted by ブクログ

    勅撰和歌集ですね。
    『金葉和歌集』は、第五勅撰和歌集ですが、何度も却下されて、三度目に喜納されたそうです。
     雅俗こもごもの王朝和歌のダイナミックな側面を読み取るに十分な歌集との事です。
     『詞花和歌集』は、古今風から、新古今的な、感覚的美意識を基調とする幽玄とか余情とかいわれる歌風へと急速に移り変わってゆく、その直前に位置する。ひたすら歌意を求めるのでなく、言葉に遊ぶことが出来る楽しみがあります。

     優雅にして、幽玄、言葉遊び、雅俗の喜びを感じる和歌集ですね(=^・^=)

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    2026年10月08日
  • ワールドトリガー 8

    無料版購入済み

    もう真面目に手に汗握る、ハラハラドキドキの第8巻。
    いや最後の忍田本部長かっこよすぎかよ……!
    チカ取り合いは続き、ネイバーとこちらの一進一退の攻防戦は続く。頑張れ頑張れ……!

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    2026年10月08日
  • ゲームチェンジャーシリーズ(1)ゲームチェンジャー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    モノロマ文庫さんの新作だー!ドラマの一話だけ見て読書。
    軽快な走り出しに、褒める褒める肉体を(笑)顔の造形の描写って好みによるところが多くて「その顔を魅力的とは思えないかも…」とまぁ思ってしまうタイプなので、ダイナマイトボディの描写はめっちゃテンションがあがる。
    心を掴まれたのは、「スコットが信じられないような目でキップを見ていた。彼が彼でない男で、キップがキップでない他の男だったら、今にも襲いかかってきそうな目だ」という初デート(?)の一文。性的少数者の恋の始まりの、手探りさをこんなロマンチックに描かれていいのだろうか、いや、いい。
    そして、エッおまえ…そっちなん?!?!とボトムをやりたがる彼と彼のベッドシーンに馬鹿テンションが上がりました。おまけに後日逆転して軽めのBDSMプレイがある?!?!二人の関係性からの、ベッドでの戯れもすごく萌えなんですよね。BL小説として全体のお話も面白い一方、ちゃんとベッドシーンもトキメキと萌えが盛りだくさんで、贅沢な一品。お試しソロ露出プレイ。リバ最高〜〜〜〜!

    スコットがクローゼットの中で、安全に秘密の恋愛を楽しむ中、キップが誰にも言えないことに苦しみ……家族の関係も愛情があっていいなぁと思います。最後は駆け足気味ではあったけど、カミングアウトのキスとスピーチにはグッとくるものがありました。もう一回読み直したい!
    カミングアウトのシーも好きだけど、スコットがキップの実家を訪れるシーンも好きです。海外MMロマンス作品、特に西洋の作品は、完璧にいい親でなくともちゃんと愛情が見えて好き。あとはキップが「両親と、親しい友だち何人かに言えた。今はそれで十分だ」という優しさも好きです。こういう塩梅がたまらなく人間味があって好きだなと思います。

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    2026年10月08日