彩瀬まるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルにサーカスが使われていて 文中にも度々出てくる。大事なワードだと思うのだけれど… 企業や組織などをサーカスという共同体で表現しているのだろうか?
大手製薬会社に勤める姉の依千佳はサーカスが好きだ 大勢の人や動物が協力してもっと沢山の人に喜びを与えると信じている。
一方 アクセサリー作家で妹の仁胡瑠はサーカスから逃げて暗い草原を疾走する白い虎に自分を重ねている。
二人とも成功したかにみえたが段々暗雲が立ち込めていく。
終盤 依千佳の同期生の愛が言っていた「そういう目まぐるしく変わる世界で唯一、私たちの思い通りに動かせるものって自分の体と心ぐらいじゃない。それしか持ってないんだから、優先 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。
恩田陸『曇天の店』
北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。
米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。
村山由佳『ANNIVERSARY』
小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って