彩瀬まるのレビュー一覧

  • あのひとは蜘蛛を潰せない

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    ふとタイトルが気になり、最初のページを読んだらタイトルそのままな書き出しで、どんなお話か気になりました。

    母娘関係、恋愛、自立などよくあるトピックが続きますが、ちょっと気になる描写が微妙な違和感をもたらして来て、モゾモゾしてしまい早く読んでしまいました。

    梨枝や雪ちゃん、三葉くんなど脇役の描き方も丁寧で良かったです。柳原さんとバファリン女が結構好きです。

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    2024年12月03日
  • 草原のサーカス(新潮文庫)

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    各自、仕事で成功を収めた姉妹だけどある出来事で躓いてしまいそれに向き合う話だけど、、、
    終始暗くて展開も遅くちょっと読むのしんどかった。
    草原のサーカスていうタイトルに惹かれたけどあまり内容とも関係ないような?

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    2024年11月13日
  • なんどでも生まれる

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    まさかのチャボ小説!

    小学校の時、あの目に恐怖していた自分からすると、愛らしい桜さんの姿にほっこりするとは不思議なもの。こんなに可愛いチャボもいるのだろうか。肩に乗り!寝てる姿は玄米餅!…いや、そんなチャボに出逢ったことなどない。

    穏やかで何も起きないけれどゆっくり時間が流れる小説。どうやらアンソロジー作品集から生まれたそうだが、発想は膨らむものなのだなあ。

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    2024年11月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    今回の作品はどれも、手探りながら悩みながらも未来に向かって前に進もうとしている。こんな商店街あれば良いのに。どこかにあって欲しいとしみじみ思う。

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    2024年10月29日
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ

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    ネタバレ

    それぞれの登場人物の、食べ物に関しての思いが書かれているお話だけど、全体的にふわっとしててよく分からなかった。「鳥」はあまりにも空想的だし、枝豆パンは家庭で何が起きたのか、どうして従兄弟に恋愛感情をもったのか(彼氏の目線で初恋の男と断定されただけで、真実が本人から明かされるわけでもなく)、もう少し解説がほしい。4話目と5話目は、少し重めの話ではあるけれど、好きかも。生きること=食べることで死とは反対の行為で、別の立場に置かれているけどそれぞれ死と向き合っている人たちから、生きることは何かと考えさせられた

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    2024年10月26日
  • なんどでも生まれる

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    人ではないものの視点から描かれた物語はとてもほんわかと、ただこの人らしく、苦しい何かを抱えた人たちも登場しつつ、みんなが少しずつ再生しながら進んでいく。どっかできいた名前だなとか、なんか既視感あるなぁと思いつつ詠んでたら巻末にその理由を見つけてこれもちょっと嬉しかった。読書熱が夏に比べて下がってきた今読むのにちょうどよかった。

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    2024年10月26日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    なんかリアルとバーチャルの交差点的な短編集。これからこういう交流がふえていくんだろうな。バーチャルの繋がりは、それはそれで違う可能性があって楽しい気が、わたしはします。

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    2024年10月19日
  • 草原のサーカス(新潮文庫)

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    タイトルにサーカスが使われていて 文中にも度々出てくる。大事なワードだと思うのだけれど… 企業や組織などをサーカスという共同体で表現しているのだろうか?
    大手製薬会社に勤める姉の依千佳はサーカスが好きだ 大勢の人や動物が協力してもっと沢山の人に喜びを与えると信じている。
    一方 アクセサリー作家で妹の仁胡瑠はサーカスから逃げて暗い草原を疾走する白い虎に自分を重ねている。
    二人とも成功したかにみえたが段々暗雲が立ち込めていく。
    終盤 依千佳の同期生の愛が言っていた「そういう目まぐるしく変わる世界で唯一、私たちの思い通りに動かせるものって自分の体と心ぐらいじゃない。それしか持ってないんだから、優先

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    2024年10月18日
  • くちなし

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    生々しい小説だ、と思った。自分がいちばんよく知っているはずの自分のカラダが、なにかそれだけで別の意識をもった生き物みたいに描かれていて、ちょっと気味が悪い感じがするというか。
    結局いちばん怖いのは、「知らないもの」よりも「知っているはずなのに知らなかったもの」なのかも……。
    この本が、「高校生直木賞」を受賞したと知って読んでみたのだけれど、これを選んだ高校生の「読む力」に感服した。

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    2024年09月28日
  • なんどでも生まれる

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    ネタバレ

    小さかったチャボの桜,拾ってもらった茂さんと毎日暮らしている.会社でのパワハラで心を病んで祖父の営む金物店の2階に引きこもってしまった茂さんを思う気持ちに溢れた桜さんの心情が優しい.インコの師匠や周りの鳥たちとの交流もほほえましい.そして桜も成長していく.桜,卵を産むだけでなく孵すのか,最後気になった.

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    2024年09月09日
  • 花に埋もれる

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    どのお話もじんわり好きだった。
    特に「二十三センチの祝福」が良かったな。これからも追いかけたい作家です。

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    2024年09月07日
  • やがて海へと届く

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    時折描かれる土砂が流れてくるところで当時を思い出しました。私も被災地出身であり遠い親戚を亡くしました。
    真奈のすみれに対する執着というか執念ともみれる愛はすごかった。
    個人的には場面展開がわかりづらく読み解いていくのが難しい本だと思ってしまいました。

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    2024年09月09日
  • くちなし

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    艶めかしい!どのお話も、なんとも艶めかしい!
    ありえないと顔を背けるよりも早く、その世界に浸ってしまう。そんな魅力のある文章たちでした。
    愛する人の腕と暮らしたり、羽虫に身体を蝕まれたり、蛇になったり、卵を身籠ったり
    艶めかしい世界の中には生と死が無造作に転がっている。なんとなく避けてしまいたくなる生と死をドーンと投げ込まれたような衝撃がありました。

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    2024年09月05日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    ネタバレ

    美しい短編集でした。
    「マリアを愛する」が少しSF的な要素もあり一番好きでした。切ないけど美しいお話。

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    2024年09月05日
  • なんどでも生まれる

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    彩瀬まるさん好きなので、新刊かなり期待値高め過ぎてしまったせいか、そこまではハマれなかったです。ただ内容的にも、グイグイ次が気になって一気に読むという系統の作品ではないので、毎日少しずつ読む感じがちょうどいいペースだったのかも?「明日町」で起きるささいな事件に、登場人物たちが迷って悩んで立ち止まってそして進み出す、たんたんとした日常の中のあたたかいお話です。うつ病治療中の(読書可能な段階の)人たちにも強くオススメしたい作品です。

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    2024年09月04日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    懐かしくほのぼのとした短編集。昭和の味を出していて、人情物と言えるかも。シリーズ化しているようなので、続きも読んでみたい。それぞれの作家さんの雰囲気と特徴があって楽しめた。微かなリンクもニヤリとする。

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    2024年08月31日
  • 骨を彩る

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    前の話に登場した人が次の話で語り手になる。
    こういう話、好きです。
    語り手から脇役になると印象が変わるのが不思議。
    どの話もしんと染みてよかったです。

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    2024年08月30日
  • なんどでも生まれる

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    主人公(語り手)は装画の通りチャボの桜子さん。彩瀬さんの今までの作風とは違うと感じたけど、アンソロジーから派生した作品なのですね。たぶんそっちは読んでない気がする。

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    2024年08月22日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    やはり作家ごとの色があって、合うものもあれば合わないものもあり。
    ただ、全体的にそう転がってくれてよかったー、という気持ちになる終わり方ですっきりはする。

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    2024年08月18日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日