彩瀬まるのレビュー一覧

  • くちなし

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    「愛のスカート」「茄子とゴーヤ」は独特な世界観ではなくて読みやすくて好き
    その他はファンタジー要素強めでグロテスクな内容も多く少し苦手意識をもってしまった

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    2025年02月07日
  • 神様のケーキを頬ばるまで

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    取り壊しが決まっている雑居ビルで働く人々の短編集。
    各章でモチーフとして扱われるウツミマコト監督の映画「深海魚」、それぞれの話の主人公でも賛否両論分かれる作品で、色んな人の感想を聞けて面白い。私は苦手な作品だなあ。

    バンドの作詞作曲をする古本屋のバイトさんの話「龍を見送る」が好き。彼女の作る曲を聴いてみたいな。
    古本屋の店主さんががんで胸を切除した後の縫合の傷に名前をつけて蝶として可愛がる恋人可愛すぎる。一生仲良くしてほしい。

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    2025年01月27日
  • 花に埋もれる

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    お洒落で綺麗な雰囲気の文章で、読んでいて気持ち良かったです。
    短編の最初の2つがリアルな内容だったから、3作目の「マイ、マイマイ」で急に違うタイプでびっくりしました笑。
    身体から石とか花とか面白かったです。
    「本当にあったら自分は梅か桃を咲かせたて、実をならして食べたい」と考えています。

    一番好きだったのは「なめらかなくぼみ」で、もし特に大きな事件が起こらない人の人生が小説になるのなら、こういう部分が切り取られるのかなと思いました。
    母親との確執を多く語りすぎないところは、この作者の上手な表現方法なのかとも思いますが、この主人公の辛いことを振り返らずに、したいように生きるっていう性格も現して

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    2024年12月30日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • くちなし

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    ままならない愛を幻想的な世界観で繊細に表現した短編集__これまで読んだ彩瀬さんの作品とは違った印象で、湿度の高い滑まかしい文章に身震いしながらも読み進めてしまった。

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    2024年12月11日
  • なんどでも生まれる

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    チャボの桜さん、商店街の金物屋の孫である茂さん。桜さんの一人称で話は進む。飼われている鳥の目線って想像したことがなかったので最初は困惑したけれど、鳥がこんなふうにものを考えて行動していたら面白いなと思った。鳥の中でも品種や分類が違えば鳥同士でも知らないことがたくさんあったりして、まるで人間社会のような鳥社会があって楽しかった。現実でもこうだったらいいのにな。
    なんだか温かな陽だまりの中にいるような作品だった。色々な個性をすべて受け入れて包み込むような温もり。太陽の光は誰にでも平等に降り注いでいるように。
    つらい現実も書いているがあくまでも前向きさがあり、タイトルのように何度でも変化の機会があっ

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    2024年12月10日
  • あのひとは蜘蛛を潰せない

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    夫にも息子にも逃げられた母が可哀想だと思ったのは本当なんだろう。だが、母と暮らすことを選んだなら、ふたりで快適に暮らせるよう努力すべきなのに、臆病な彼女は母と戦わず、逃げた。

    不器用なのはいい。でも、幸せになる努力を怠る人間を見るのは歯がゆい。

    梨枝の魅力がボクにはわからないので、三葉くんにもそのうち捨てられるのではとハラハラした。

    二人が幸せになって良かった。だが、この幸せは三葉くんが作ったもので、梨枝は"偶然にも"幸せのお裾分けに授かっだけ。ラッキーでしかないな。2.7≒3

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    2024年12月07日
  • 花に埋もれる

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    ちょっと不思議な感じの短編集。人体の一部が植物や石がになっていくところが、不思議でした。その不思議さがとても印象に残っています。

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    2024年12月07日
  • あのひとは蜘蛛を潰せない

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    ふとタイトルが気になり、最初のページを読んだらタイトルそのままな書き出しで、どんなお話か気になりました。

    母娘関係、恋愛、自立などよくあるトピックが続きますが、ちょっと気になる描写が微妙な違和感をもたらして来て、モゾモゾしてしまい早く読んでしまいました。

    梨枝や雪ちゃん、三葉くんなど脇役の描き方も丁寧で良かったです。柳原さんとバファリン女が結構好きです。

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    2024年12月03日
  • 草原のサーカス(新潮文庫)

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    各自、仕事で成功を収めた姉妹だけどある出来事で躓いてしまいそれに向き合う話だけど、、、
    終始暗くて展開も遅くちょっと読むのしんどかった。
    草原のサーカスていうタイトルに惹かれたけどあまり内容とも関係ないような?

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    2024年11月13日
  • なんどでも生まれる

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    まさかのチャボ小説!

    小学校の時、あの目に恐怖していた自分からすると、愛らしい桜さんの姿にほっこりするとは不思議なもの。こんなに可愛いチャボもいるのだろうか。肩に乗り!寝てる姿は玄米餅!…いや、そんなチャボに出逢ったことなどない。

    穏やかで何も起きないけれどゆっくり時間が流れる小説。どうやらアンソロジー作品集から生まれたそうだが、発想は膨らむものなのだなあ。

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    2024年11月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    今回の作品はどれも、手探りながら悩みながらも未来に向かって前に進もうとしている。こんな商店街あれば良いのに。どこかにあって欲しいとしみじみ思う。

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    2024年10月29日
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ

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    それぞれの登場人物の、食べ物に関しての思いが書かれているお話だけど、全体的にふわっとしててよく分からなかった。「鳥」はあまりにも空想的だし、枝豆パンは家庭で何が起きたのか、どうして従兄弟に恋愛感情をもったのか(彼氏の目線で初恋の男と断定されただけで、真実が本人から明かされるわけでもなく)、もう少し解説がほしい。4話目と5話目は、少し重めの話ではあるけれど、好きかも。生きること=食べることで死とは反対の行為で、別の立場に置かれているけどそれぞれ死と向き合っている人たちから、生きることは何かと考えさせられた

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    2024年10月26日
  • なんどでも生まれる

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    人ではないものの視点から描かれた物語はとてもほんわかと、ただこの人らしく、苦しい何かを抱えた人たちも登場しつつ、みんなが少しずつ再生しながら進んでいく。どっかできいた名前だなとか、なんか既視感あるなぁと思いつつ詠んでたら巻末にその理由を見つけてこれもちょっと嬉しかった。読書熱が夏に比べて下がってきた今読むのにちょうどよかった。

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    2024年10月26日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    なんかリアルとバーチャルの交差点的な短編集。これからこういう交流がふえていくんだろうな。バーチャルの繋がりは、それはそれで違う可能性があって楽しい気が、わたしはします。

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    2024年10月19日
  • 草原のサーカス(新潮文庫)

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    タイトルにサーカスが使われていて 文中にも度々出てくる。大事なワードだと思うのだけれど… 企業や組織などをサーカスという共同体で表現しているのだろうか?
    大手製薬会社に勤める姉の依千佳はサーカスが好きだ 大勢の人や動物が協力してもっと沢山の人に喜びを与えると信じている。
    一方 アクセサリー作家で妹の仁胡瑠はサーカスから逃げて暗い草原を疾走する白い虎に自分を重ねている。
    二人とも成功したかにみえたが段々暗雲が立ち込めていく。
    終盤 依千佳の同期生の愛が言っていた「そういう目まぐるしく変わる世界で唯一、私たちの思い通りに動かせるものって自分の体と心ぐらいじゃない。それしか持ってないんだから、優先

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    2024年10月18日
  • くちなし

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    生々しい小説だ、と思った。自分がいちばんよく知っているはずの自分のカラダが、なにかそれだけで別の意識をもった生き物みたいに描かれていて、ちょっと気味が悪い感じがするというか。
    結局いちばん怖いのは、「知らないもの」よりも「知っているはずなのに知らなかったもの」なのかも……。
    この本が、「高校生直木賞」を受賞したと知って読んでみたのだけれど、これを選んだ高校生の「読む力」に感服した。

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    2024年09月28日
  • なんどでも生まれる

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    小さかったチャボの桜,拾ってもらった茂さんと毎日暮らしている.会社でのパワハラで心を病んで祖父の営む金物店の2階に引きこもってしまった茂さんを思う気持ちに溢れた桜さんの心情が優しい.インコの師匠や周りの鳥たちとの交流もほほえましい.そして桜も成長していく.桜,卵を産むだけでなく孵すのか,最後気になった.

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    2024年09月09日
  • 花に埋もれる

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    どのお話もじんわり好きだった。
    特に「二十三センチの祝福」が良かったな。これからも追いかけたい作家です。

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    2024年09月07日
  • やがて海へと届く

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    時折描かれる土砂が流れてくるところで当時を思い出しました。私も被災地出身であり遠い親戚を亡くしました。
    真奈のすみれに対する執着というか執念ともみれる愛はすごかった。
    個人的には場面展開がわかりづらく読み解いていくのが難しい本だと思ってしまいました。

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    2024年09月09日