彩瀬まるのレビュー一覧

  • みちゆくひと

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    死後の世界は、ヒトのカタチを失いながら気の済むまで歩き、その先々で気が済んだら順に消えて行く。そんな場所なのかもしれない。
    回収されなかった感情は死んでもずっとそのままで、その歪みの大きさや複雑さによって思いや存在が消えるまでの時間も変わってくるのかもしれない。
    生きている間には間に合わなかった気づき。時間切れの救済。
    理解することは、許すことよりずっと重い。

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    2026年01月18日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

    購入済み

    こんぺいとう商店街シリーズ第4弾。いろんな作家さんたちがそれぞれのお店を描くこのシリーズ。いろんな作家さん達によるアンソロジー本。

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    2026年01月17日
  • 不在

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    ネタバレ

    「不在」というタイトルだったが、何が不在だったのか。あるじが不在になった家が中心になっているが、そこが示唆しているものが何だったのか。つかめそうで、つかめない。
    彩瀬まるの著作は、うまく感想が言えない。いつもザワザワするし、最後まで読めなかった本もあった。この著作も一番伝えたかったことが何なのかを考えるのは難しかった。しばらくたって、もう一度読んでみたい。

    依然として社会の中ではまだ女性の立場は弱い。ただ、少しずつ社会が変化していることに伴い、タイミングや運によっては徐々に自分の生活を自分で築いていける力を持てる人も増えてきていると思う。

    そんな中、さらなるタイミングが重なり、社会の中では

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    2026年01月11日
  • みちゆくひと

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    2026年1冊目。
    ひとことで言うと美しかった。
    かたちをもたなくなった人たちが共鳴して光るシーンが特に美しいと思った。
    自分は死後すぐに消えられない側の人間だろうなと思った。

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    2026年01月04日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    読んで、何か衝撃があるとか、心を揺り動かされるとか、そういう小説ではないのだけれど、ふとした時に「ここに帰ってきたくなる」文章だなと、綾瀬まるさんの本を読むたびに思います。
    来年もたくさんこの文章に触れたいな。

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    2025年12月31日
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ

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    短編集だった。
    生きづらさやしんどさを抱えてる人と、その人に相対する人と、その間の食べ物の話だった。
    最後の大きな鍋の歌の野栄ちゃん、亡くなっていく人の前で、何でもなく振る舞わなくても、泣いてもいいんだよって教えてくれて、ありがとう。

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    2025年12月28日
  • 朝が来るまでそばにいる(新潮文庫)

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    暗く重い6編を収録。表題は人に寄り添うような話を想起させるが、実は人に取り憑くような短編が畳みかけるように続く。交通事故で亡くなった母が鬼に変貌していく「よるのふち」は、母の無念の切なさもさることながら、残された父子家庭でのあわや児童虐待に発展しそうな描写に心が痛んだ。学校の中に縛り付けられた女子生徒の霊が、虐げられた恨みと、嘘をつき通してきた後悔の末に昇華する「かいぶつの名前」が印象に残った。

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    2025年12月27日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    クレセント錠をどう開けるかではなくて、開けるんだけど、それはなんで?っていう物語の集め方が面白いなと思って読んだ。
    好きな作家さんの一編は、えー期待はずれかな、こんなん起こるわけないし。と思ってたら最後の二行で、なるほどね!の大逆転。どの短編もそれなりに面白かった。

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    2025年12月24日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    いろんな人がいていろんな人生があってみんなそれぞれ悩みがあって。でもなんで手の画像なんだろう?と最後までわからなかった。けど個人的にはいろんな経験をしているいろんな手ということなのかな?と解釈した。人から見たら大したことない悩み、贅沢で嫌になるほどの悩み。でも本人は理解されずにずっと一人で抱え込んでいる。本人が目一杯苦しんでいれば周りの人からどう見られようとそれはれっきとした『悩み』なのかもしれないな、と気づく。そんなことで悩めていいね、とかそれくらいで悩んでいたらこの先やっていけないとか世の中厳しいことを言う人が多いし私も思うことはあるし多分私も思われてる。でも今その悩みの中にいるのはその本

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    2025年12月23日
  • みちゆくひと

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    ネタバレ

    私が彩瀬まるという作家と出会ったのは、『神様のケーキを頬ばるまで』だった。錦糸町の雑居ビルを舞台にした五つの物語は、大きな事件こそ起こらないものの、登場人物たちの小さな痛みや希望が胸に残った。完全なハッピーエンドではないのに、誰もが自分の道を見つけて歩き出す。その姿に、孤独や日々の重さがそっと癒やされるように感じた。
    続けて読んだ『やがて海へと届く』では、喪失と向き合う女性の姿が静かに描かれていた。友人を突然失った主人公が、残された映像や記憶を手がかりに痛みと向き合い、再生へと向かう物語である。
    なぜ彩瀬まるは「喪失」を繰り返し描くのか──
    ノンフィクション『暗い夜、星を数えて』が答えの一つだ

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    2025年12月21日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    購入済み

    いろんな作品たちによって構成されるこんぺいとう商店街シリーズ第3弾。重めの話もあったが、バリエーション豊かで楽しめた。

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    2025年12月13日
  • みちゆくひと

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    家族と死について。不思議で掴めない文章だけど、とても美しい世界を見た気がした。赦すことによって、というところを鮮やかに描いていたと思う。

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    2025年12月04日
  • 花に埋もれる

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    読みやすいのか、読みにくいのか、不思議な世界観だった

    人には自分のこと、猫くらいに思ってもらっておいた方が生きやすいなとひしひしと感じた"花に眩む"

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    2025年12月02日
  • みちゆくひと

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    息子を事故で無くした母が「苦しむことだけが私に残された正しさなんじゃないだろうか」と振り返るところは辛かった。死後の世界を描いた不思議なお話。

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    2025年11月29日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    ネタバレ

    こういう本の感想を自分の言葉でしっかり書けない、、
    でも色々考えるところがあったというか。フレーズをまとめるからそっちが自分の心に残ったところ兼感想みたいな感じ。

    でも1冊を通して出てきた「手を見せて」って言ってたネット上の女の子があんなおじさんかーと、、
    自分の想像以上の世界を経験できるのってやっぱり興味深い。

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    2025年11月28日
  • くちなし

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    女性目線かつ不思議な話ばかりの短編集 とにかく不思議ではあったので頭がついていかないのもいくつかあったけど楽しめた

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    2025年11月19日
  • みちゆくひと

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    弟が幼くして亡くなり、自分と両親が生者と死者に分かれた後に再生していく。死後の世界、死んでから本当に成仏していくまでの有り様が、リアルに感じられた

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    2025年11月17日
  • みちゆくひと

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    亡くなった両親の話より、現実の娘の話の方をもっと知りたかったな。あの世で母が記す日記の続きが気になる。

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    2025年11月16日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    北海道新幹線を使って東北の地の旅を舞台にした短編集。
    北海道新幹線は利用したことがないので読むと利用してみたくなりますな。

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    2025年11月15日
  • みちゆくひと

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    人は何かしら意味のある行動をして自分を生きている。

    現世と死後の世界を交互に楽しめる不思議な小説でした。
    家族を失うことで各自が感じる命の考え方を知れた気がします。

    子を失うことで自分に与える影響や周りに対する対応など色々なことが変わってしまう。とても興味深い内容であり面白かったです。
    また、死後の世界はとても不思議でお化け?妖怪?など疑問に思う部分はありました。けど、意外にも死後の世界はそうなのかもしれないと考えるようになりました。

    今までにない不思議な感覚に浸りたい人にはおすすめの小説です。

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    2025年11月14日