彩瀬まるのレビュー一覧

  • 骨を彩る

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    みんな繋がっているけど、みんなそれぞれの世界を生きている。全てにおいて満足、満ち足りている人生を送っている人なんていないし、みんな何かしら陰を持っている、ただそれを見せていないだけで。
    それこそ価値観の違いなんてざらにあるとおもうし、育ってきた環境の違いって大きくて、分かり合えないこともたくさんあると思う。
    高校で地元を離れた時、周りの友達においてお父さんがいない子が比較的多かった。それに対して私はびっくりしたし、当たり前じゃないとその時に思った。それこそお金の使い方であったり、倫理観であったり、みんな全然違っていた。でもそれは誰が正解とかではなくて、生きていくためにはそれぞれのルールが必要な

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    2026年04月20日
  • 川のほとりで羽化するぼくら

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    行きたいけど、行けない……
    自分勝手な思い込み、たくさんありますね

    4篇で構成する性差、偏見など

    専業主夫となった彼は出来ることなら、「おっぱいがほしい」……と。

    我が子の育児に戸惑いつつ、奮闘するが、なかなか上手くいかない、少しずつ疲れていく…
    とある子育てブログに出会い、道がひらける…

    川の向こうに住むブログの著者と会うことになったが、渡れない、渡れない、どうしよう…

    男性目線の育児、性差は共感する部分、多くて思わずこっくりwww

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    2026年04月16日
  • みちゆくひと

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     主人公の両親と弟が亡くなり、その後母が遺した日記を見つけてそれを見て自分もこれから新たに生きていこうとする話で面白かったです。
     ただこの世界観を理解するのが難しかったですね。

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    2026年04月10日
  • 花に埋もれる

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    「ふるえる」はめっちゃシュガシュガルーンやん!

    マグノリアは説明多くない?

    花に眩むは花の根が体に生えてくる感じがぞわぞわっとした!山尾悠子さんの本を思い出した

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    2026年04月02日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。
    明日町こんぺいとう商店街、という架空の町を共通の舞台にしたアンソロジー小説の4作目。
    うーん、1番最後の山本幸久さん作の「うさぎや」にはシリーズ1〜3の作品も含めて他の作品のキャラクターがたくさん出てくるけども、どうにもキャラクターの解釈違い感があって、だいぶガッカリ。このシリーズの他の作品にも他の作者さんと物語のキャラクターが出てくることはあったけど、こんなガッツリは出てこなかったから余計かも…シリーズ3作目に出てきた銭湯の孫息子の三助くんのキャラクターが特に解釈違いでガッカリしてしまいました それ以外は他のシリーズ同様ほっこりしたりほろりとしたり素敵な作品でした

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    2026年03月28日
  • くちなし

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    あ、の人。
    花虫が一番面白かった。
    ドロドロした美しい短編集。
    似ている人は…西加奈子…?
    それよりもちょっと勢いがないけども。

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    2026年03月27日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    コロナの時にも人の生活は変わりなくあって、コロナで変わったものもあったかもしれないけど、すぎてしまうと変わらず?元に戻った?ものもあり、みたいなものをしみじみ感じる作品でした。

    2026.3.22
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    2026年03月22日
  • みちゆくひと

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    二年前に父が他界し、先月に母もこの世を去った。
    天涯孤独になった原田燈子は、実家で一冊のノートを見つけた。
    それは母の日記で、最後の記録は倒れる前日だったが、持ち帰った後で子どもの頃の記憶を思い返しながら読み直していると、空白だった箇所に色のない文字が刻まれていた。

    書かれるはずのない母の日記は、夜行をしている母の思いが綴られている…

    燈子からすれば、3歳で弟が亡くなってから家族というものが脆いものだと知り、愛情や安らぎなど感じずに生きてきたのだろう。

    どんな思いで母が生きてきたのかを知ることはなかったけれど、数行の色のない文章が彼女を混乱させるのだが、彼女がそれに辿り着く頃にはわかるか

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    2026年03月21日
  • みちゆくひと

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    ネタバレ

    両親を続けて亡くし、天涯孤独となった女性
    亡くなった母の日記には不思議な死者の行動が書かれている
    女性には幼い時に不慮の事故で亡くなった弟がいた
    その事故から母親の精神は病み、娘とまともな関係性ができなくなった
    父親もその穴埋めを充分にできず、女性は孤独な中強い娘を演じる
    一方で死後の夫婦は、いろんな人と交わりながら、死んだ息子と、残してきた娘に思いを馳せる
    不思議な物語だったが、結局は家族愛の話だったと思う
    私の両親もすでに亡くなっているが、死後の世界で私のことを見守ってくれているのだろうか?

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    2026年03月20日
  • みちゆくひと

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    この世にさまざまな悩みがあり、生老病死が厳然とある以上、死後の事柄に話しが及ぶことはよくあるね。主人公のように、亡き母の更新された日記が読めたらいいけど、そうでないなら、今生きている自分が幸せになるしかないよね。

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    2026年03月18日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    東北・北海道新幹線を利用する旅の短編集。
    コロナ禍の頃を描いている。
    普通と違ってコロナの頃は、何処かへ出かけるというのも最小限で…
    だけど、どうしても行かなければ、会わなければ、という状況で新幹線に乗り…
    そしてそれぞれの思いは、何かを気づかせてくれることになる。
    5つの短編集。

    ○ひとひらの羽〜土方歳三が好きな昔の同僚
    ○遠まわり〜遠距離の恋人、、、(ノンちゃん)
    ○あたたかな地層〜業界を去った恩人
    ○花をつらねて〜祖母に会いに…
    ○風になる〜議員のすれ違い


    花をつらねてが、家族についての濃い話でいちばん印象に残った。
    しっかり者の母が「あたしらも年をとる。たぶんこの先も喧嘩してるし

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    2026年03月10日
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ

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    ネタバレ

    とにかく、あったかい気持ちになった。
    心に響いた文章が多かったです。

    ずっと頼ってきたものを捨てるのは怖いでしょう。仕方ないですよ。たぶんそんな日のためにお酒とかおいしい食べものとか、こういうお店はあるんです

    ぜんぶ、望んだものをなにもかも、ってわけにはいかないだろうけど、きっとなにかいいことがある。それを信じてもいいと思う

    二人で歩き続けよう。迷っても、怖くなっても、ずっと一緒にいたい

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    2026年03月11日
  • みちゆくひと

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    またもや若干ファンタジー要素の入った
    綾瀬まるの作品だったが、
    両親との確執に揺れる気持ちと
    子を亡くした母の気持ちが
    両方わかって味わい深かった。
    苦手なファンタジー系ではあったけど
    描写がわかりやすくて、
    死んだらこんな感じかなあ
    できるだけ悔いなく軽く死にたいなあと思った。

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    2026年03月09日
  • なんどでも生まれる

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    チャボの桜さんから見た周りの暮らしがナチュラルに描かれています。取り分け、茂さんとは 仲のいい友達以上です。茂さんは会社勤めの時に心を傷めたようです。桜さんがチャボなりに思った事を綴っています。チャボからすると人間の夫婦はつがいで雄、雌なんです。とてもユーモラスで面白いお話でした。

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    2026年03月05日
  • やがて海へと届く

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    ■勝手に予告編
    小さなリボンが付いたピンクベージュのパンプスが、私の一番お気に入り。

    あの人からもらったこの靴のおかげで、私はどこまでも歩いていけると、小さな自信が持てた。

    どこまでも遠く、長く、そして、
    フカク、フカク…。

    綺麗な花々に囲まれて、私は歩いてきた道をふと振り返ると、大きな流れに一瞬で体は飲み込まれた。

    目の前を下から上に進んでいく、一つ一つの泡に映るのは、すみれ?それとも私なの?

    ■読後の感想
    章ごとに世界が切り替わる本作は、震災で傷を負った人々の葛藤を現しているのだと感じました。

    読み始めた時は場面展開についていけず、なかなかページが進まずに諦めようかと思いました

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    2026年02月14日
  • 不在

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    離婚した父の遺産を相続した主人公。憎んでいた父からの愛の形がページを進むにつれ明確になっていく。
    主人公自身も父と同じ愛の振るい方をしていること

    愛情が決して美しい形をしたものとは限らないことを知った。

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    2026年02月14日
  • 新しい星

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    男女4人、生後間もない娘を弔う彼女、癌を宣告された彼女、引き篭もりの彼、緊張の糸がきれた彼、10年ぶりに再開した4人…
    それぞれの道で、それぞれの人生を歩んでいた彼らが交錯し始める…

    大人になり、痛みを知り、孤独の中で共に生きることを感じる…

    人はひとりじゃない…

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    2026年02月11日
  • かんむり

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    結婚って、夫婦って、子育てって…
    経験している真っ只中だからこそ思う、なんだろう
    いろいろあっても最後まで一緒にいることができるなら丸くなるのかなと思わされた
    話の息子は親から離れて行ってしまったけど、
    自分の子に似たものを感じていたので
    大人になって自分の世界を切り開ける人になっていたのをみて安堵した

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    2026年02月11日
  • くちなし

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    自分が知っている人間とは違う習わしがあったり、生態を持っている世界の人間の愛の物語が多く、初めは戸惑いながら読み進めました。中盤から少しずつ不思議で奇妙な感覚に慣れていき、読み方も分かって来たので、最初の方の話はこの状態でもう一度読みたい。解説の言葉を拝借する形になるけれど、話の設定は変わっているのにそこに登場する人物の感情は痛いくらいに"人間"でしかなくて、理解できたり知ってるなと思える感情が多かったです。特に個人的に、「花虫」「けだものたち」は幻想的な世界観や登場人物間での揺れ動く感情のやり取りが好きでした。また、「愛のスカート」と「茄子とゴーヤ」は読みやすかった。

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    2026年01月19日
  • かんむり

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    決して読後感は好きではない、もやもやするものもあるけど、自分の境遇にささる、大変印象深い作品だった。
    まず自分的に身につまされたのは、息子の様子。子供の頃は親にべったりでも大人になったら、育った分だけ離れていく。
    離れれば離れるほど、自分と違う考えを持てば持つほど(場合によれば親を嫌うこともあるだろう)子供が育ったということになるのだろう。悲しい事実だけど、特に現代日本ではあるのだろう。
    そして、主人公のキャリアを犠牲にしたが故の恨み…私は主人公ほど家族のために犠牲にしたわけではないけど、自分は子育てしなくて当たり前、自分の時間は自分のためと疑問も持たない夫には色々な感情が付きまとう…

    母親

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    2026年01月18日