彩瀬まるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この前に読んだ本の感想に、松田くんの家庭について身につまされると書いたけど、これはまたそれ以上に身につまされるお話ね。
幼い弟の死をきっかけに両親が分かれ、母の手で育てられた主人公。
ことある度に「ちゃんとした生き方」を求められ「みっともないことをするな」と教えられてきた彼女は、母に反発しながらも「かわいそうな母」を捨てておけない。
母の教えを疎ましく思いながら、そこから出られない彼女。
妻の出産で兄が家に帰ってきたことを機に、前後して勤務先のバイトの子に好かれて付き合いだしたこともあり、家を飛び出し一人暮らしを始める。
その部屋をこれまでとは違ったテイストで飾り、その中でこれまでと違ったテイ -
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Posted by ブクログ
北海道・東北新幹線で繋がる函館、青森、盛岡、仙台を舞台に人々のドラマを描いた5つの短編集。それぞれの物語の舞台は新幹線の停車駅順に南下していくが、連作ではなく独立した5つの物語。
読んだ時の自分の年齢で、どの物語が1番印象に残るか変わるだろうなと思った。今の自分が揺さぶられるほど印象に残ったものはなかったけど、どのお話もするする読めた。
自分が北海道出身ということもあってか、北のほうに行くほど、心が落ち着き土地との相性の良さみたいなものを以前から感じている。そのため函館・青森を舞台にした物語では、土地の情景の描写だけでなんだか心が癒された。 -
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ネタバレ 購入済み
う〜ん
よく分からん。
色んな人の色んな感性が有って。ドイツ料理、アイスバイン、みたいなのは、理解出来ない。何で、一番好きな人とは結婚せずに、SEX出来ない男と結婚して、姑の介護してんの?一番好きな人とは、不倫関係で居て…………。 -
Posted by ブクログ
大切な人を突然失った人たちの喪失と再生を描いた物語でした。
奇数章と偶数章で異なる「私」が語られる構成になっていて、最初は少し理解が追いつかず読みづらさも感じました。しかし読み進めるうちに、現実を生きる人と、どこへ向かうのかも分からず歩き続ける人の姿が重なり合い、喪失を抱えた人の心の在り方が静かに伝わってきます。
特に印象に残ったのは、世界の終わりよりも、自分自身の世界が終わることの方が怖いという考え方でした。大切な人が亡くなっても世界は変わらず動き続けます。その一方で、残された人の中では大きな喪失が消えることなく存在し続けます。その残酷さと、それでも生きていかなければならない現実が胸に迫りま