彩瀬まるのレビュー一覧

  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    7人の作家が、「こんぺいとう商店街」を舞台に、主人公を変えながら送るリレー式の短編集。じつは、もっとファンタジー色の強いものかと思っていたのだけれど、まったくそんなことはなく。まるで同じ人が書いたかのように、すんなり読めました。

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    2016年03月25日
  • あのひとは蜘蛛を潰せない

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    この前に読んだ本の感想に、松田くんの家庭について身につまされると書いたけど、これはまたそれ以上に身につまされるお話ね。
    幼い弟の死をきっかけに両親が分かれ、母の手で育てられた主人公。
    ことある度に「ちゃんとした生き方」を求められ「みっともないことをするな」と教えられてきた彼女は、母に反発しながらも「かわいそうな母」を捨てておけない。
    母の教えを疎ましく思いながら、そこから出られない彼女。
    妻の出産で兄が家に帰ってきたことを機に、前後して勤務先のバイトの子に好かれて付き合いだしたこともあり、家を飛び出し一人暮らしを始める。
    その部屋をこれまでとは違ったテイストで飾り、その中でこれまでと違ったテイ

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    2025年04月12日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    千早茜さんのチンドン屋が一番好きでした。下町のベランメイ調は素敵と思いながら、現実に聞いたことはありません。(聞いたら、なんと返したらよいかわからなくてモジモジしそう…。)

    偏屈で頑固者だけど、情にあつい親方の独り語りのテンポの良さや相手の若くて真面目な泥棒さん?もじんわり心あたためてくれました。

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    2015年06月06日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    2015/3/23
    猫弁の大山淳子さんの話が入ってたので。
    でも時々こういうアンソロジー読むのは知らない作家を知れてよい。
    全体的にあたたかくて好み。ちょっと泣いた。
    全員の読んでみようかな。
    でもほっこりの縛りがなかったらどうだろう。
    とりあえず最初の大島真寿美さんはメモ。
    あと金平糖を買って本当に角が24個か数えなきゃ。

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    2015年03月23日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    北海道・東北新幹線で繋がる函館、青森、盛岡、仙台を舞台に人々のドラマを描いた5つの短編集。それぞれの物語の舞台は新幹線の停車駅順に南下していくが、連作ではなく独立した5つの物語。

    読んだ時の自分の年齢で、どの物語が1番印象に残るか変わるだろうなと思った。今の自分が揺さぶられるほど印象に残ったものはなかったけど、どのお話もするする読めた。

    自分が北海道出身ということもあってか、北のほうに行くほど、心が落ち着き土地との相性の良さみたいなものを以前から感じている。そのため函館・青森を舞台にした物語では、土地の情景の描写だけでなんだか心が癒された。

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    2026年08月09日
  • あのひとは蜘蛛を潰せない

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    蜘蛛を潰せない人、というところから想像してしまうのは優しいとか、気弱とか。職場とかであまり深く接しない場合にはそんな感じで人の印象を決めちゃうけど、人はそんなに単純ではなくて、色んな面を持っているものだという物語。
    主人公が母親の呪縛、正しさの奴隷から、人と繋がり、失敗もしながら、その人の裏まで視野を広げることができるようになるのは大人の成長もの、とも読める。
    色々とナイーブなところをつついてくる、作者らしい小説でした?

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    2026年08月08日
  • やがて海へと届く

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    「辛いより、辛くない方がいい。そんな風に、私は思う」

    ・残された人の辛さも、残してしまった人の辛さも、どちらの気持ちも苦しかった。
    辛いより辛くない方がいい。少しずつでも歩いていれば、きっといつか辿り着ける。

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    2026年07月25日
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ

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    食がテーマの短編集です。食べるということは、生きるということ。苦しいときに、何でもいいから食べなさいと、あらゆるものを用意してくれた母のことを思い出しました。

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    2026年07月22日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    短編小説。
    中ですごく印象に残ったのが前世がウミネコだった話。
    あと尊敬する作家の先生が亡くなって書けなくなる作家の話も面白かったなぁ。

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    2026年07月17日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    鍵と糸で作られる密室というテーマで、5人のミステリ作家が短編を作るという短編集。正直なところ、つまらなくはないのだが、まぁこんなものかなという感想以上のものはない。
    あまり難しく考えずに読書したいというのであれば、勧めてもいいかなくらいか。

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    2026年07月15日
  • 骨を彩る

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    可もなく不可もなくって感じで、読みやすいし、悪くないんだけど特にぱっとどんな話だったか聞かれても印象的なところがあまりなくて私はココロに残らなかった。でも変に引っかかるような倫理観的に合わないところもなかったし文章もスルスル読める作品ではあった。でも二回は読まないしひとにも薦めないかな

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    2026年07月06日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    コロナ禍の話、数年前なのに、懐かしく読んだ。旅行も、移動も、娯楽も駄目で閉塞感が強かった。だからこそ、人とのちょっとした出会いとか嬉しかった。最初の土方歳三の話と最後の議員さんの話がよかった。

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    2026年07月05日
  • 明日町こんぺいとう商店街3 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    ネタバレ 購入済み

    う〜ん
    よく分からん。
    色んな人の色んな感性が有って。ドイツ料理、アイスバイン、みたいなのは、理解出来ない。何で、一番好きな人とは結婚せずに、SEX出来ない男と結婚して、姑の介護してんの?一番好きな人とは、不倫関係で居て…………。

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    2026年07月05日
  • やがて海へと届く

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    大切な人を突然失った人たちの喪失と再生を描いた物語でした。
    奇数章と偶数章で異なる「私」が語られる構成になっていて、最初は少し理解が追いつかず読みづらさも感じました。しかし読み進めるうちに、現実を生きる人と、どこへ向かうのかも分からず歩き続ける人の姿が重なり合い、喪失を抱えた人の心の在り方が静かに伝わってきます。
    特に印象に残ったのは、世界の終わりよりも、自分自身の世界が終わることの方が怖いという考え方でした。大切な人が亡くなっても世界は変わらず動き続けます。その一方で、残された人の中では大きな喪失が消えることなく存在し続けます。その残酷さと、それでも生きていかなければならない現実が胸に迫りま

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    2026年06月13日
  • みちゆくひと

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    この世を去った母。だが母の日記は綴られる。燈子が幼い頃に小さな弟が事故で亡くなっている。母はその事を悔やみ弟を追いかけているのか。燈子は複雑な気持ちになる。死後の日記 この世とあの世。不思議な感覚で読んだ。

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    2026年06月10日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    【略奪愛】とは何か、という哲学を考えさせられるとは思わなかった…
    略奪愛とひとことで言ってもたくさんあるんだなぁ。

    「それからのこと」だけは微妙だった。この微妙という感覚の正体について考えてみたのだが、他の話に比べて割とありきたりな略奪愛ものだったからだろう。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    窪美澄さんの「朧月夜のスーヴェニア」がとても好き。空襲警報が鳴り爆弾の落ちる音を背景にいつ体が焼けてもおかしくない状況で、本能に近い性欲で繋がる男と女。しつこくないのに匂い立つような性の表現が最高。
    彩瀬まるさんの「かわいいごっこ」も、女の男の下でかわいがられたい欲を現実的に描かれている。セックスのシーンでもいやらしさやエロさが強調されるのじゃなく、気持ちよさや感情主体でかわいく描かれてるのがよかった。

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    2026年06月06日
  • かんむり

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    メルカリのセット売りでたまたま。文章が綺麗で全部ハッピーなわけじゃないけど優しくて、よい時間だった。

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    2026年06月01日
  • やがて海へと届く

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    解説を読んでやっとタイトルが腑に落ちた。
    亡くなった大事な人のことを、過去の思い出にしたり、思い出さなくなることは悪ではない。
    高校生の頃、死んだ後の魂ってどうなるのだろうと夜通し友達と語り合ったことを思い出した。
    死んでみないとわからないが、また会えなかった人に会えるのならば死ぬのも悪くないなと思った。

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    2026年05月31日
  • 骨を彩る

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    なんとなく繋がっている短編集。

    前の話で第三者として登場した人が次の話では主人公だったりして、周りからの評価と自己評価が両方わかって興味深い。人それぞれ色んな事情があるんだなぁって思います。

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    2026年05月28日