彩瀬まるのレビュー一覧

  • 嵐をこえて会いに行く

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    ネタバレ

    1番目と2番目の物語がよかったです。

    1番目について、恋愛とは違う男女の関係性、これはこれでとても心地よく、2人の今後を暖かく見守りたい気持ちになりました。

    意外性とも相まって、なかなか感動的だったのが、2番目の物語。まさかアホウドリの転生とは…。種族を超えて相手を思いやる姿がとても印象的でした。

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    2025年06月22日
  • 花に埋もれる

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    冒頭の2話「なめらかなくぼみ」「二十三センチの祝福」はリアリスティックなお話だったが、以降の4話「マイ、マイマイ」「ふるえる」「マグノリアの夫」「花に眩む」はファンタジー要素のある作品だった。
    どのお話も人間の持つ持つあまり認めたくない微妙な心理や弱さ、残酷さを表していると思った。
    そして、それぞれのお話で象徴的なオブジェ(物体)が登場する。1人がけのソファ、パンプス、カタツムリ、石、白木蓮、ハトムギ…。
    どこか視覚に訴えてくるものがある。
    特に、最後の二篇が印象に残った。

    「マグノリアの夫」
    …語り手の陸と夫の郁人は2人とも表現者だが、陸の真っ直ぐな潔癖さと、郁人の器用ながらも繊細で少し脆

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    2025年06月18日
  • 妖し

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    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

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    2025年06月11日
  • 新しい星

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    新しい星にも どうしてこの4人なのかも意味があるんだね、とても大事な。カヤノと青子と本当に不思議な関係だった。突然泣き出して、でも慮って静かに寄り添う。泣くなしっかりしろとか間抜けな言葉は吐かない。奈緒ちゃんと3人と全然接点ないのが不思議だって思うけど、青子の子供が亡くなって〜だからか?亡くなる前に奈緒ちゃんはちゃんと生活して育って大人になるよ負った傷は自分で直すよはちょっと酷いよ、癌で仕方がないでは酷いよ。と言いつつ自分が癌になれば人の事など考えない筈、それとこの本読んで何を学ぶのか未だ暗中模索 あとずーっとローギアだった

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    2025年06月08日
  • 骨を彩る

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    ネタバレ

    全部が繋がってるスタイルの短編集。途中で誰が誰かわからなくなったけど読み切った。どの話もハッピーエンドでもバッドエンドでもないんだなーと思ってたけど最後の話は比較的?ハッピーエンドよりでとてもいい話だった。小春の葵に対する「普通」を押し付けるところが、読んでて苦しかったが途中でそれに気づけてすごいなと思った。中学生なんて自分の考えが普通であって、異端者を無意識的に差別する年頃なのによく考えてるなと思った。中学生カップルがかわいい。

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    2025年06月07日
  • 桜の下で待っている

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    初彩瀬まるさん。故郷を巡る5編の短編集。
    故郷を訪れることで、親や親族、友人など人とのつながりや絆を再確認する話。実家へのご挨拶から、ご先祖様との邂逅まで、バラエティに飛んだ話が収録されている。どの話も違和感はないが、現実的な話とちょっと幻想的な話が入り混じっており、どっちかにしてくれと言う気もします。

    モッコウバラのワンピース
    孫の智也(大学生)が、再婚をきっかけに親族と離れて暮らす祖母を訪ねる話。息子や娘らの反対を押し切っての再婚だった。タイトルのモッコウバラのワンピースは祖母が着ている服。あまり馴染みのない花(僕が浅学なだけ?)を出してくるからには何か意味があるのだろうと調べてみた。花

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    2025年05月29日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    【ひとひらの羽】
    鳴海さんの生き方、彼女と高木さんの関係が素敵だなと思った。結婚していてもしていなくても本人の生活が充実していたら幸せだよね。二人を見ていたら私も何だってできる気がしてきた。そして、会いたい人には会えるうちに会っておこうと思った。
    【遠まわり】
    不思議な話だった。私にも前世での思い入れのある場所があるのかな。そんな場所に今世で辿り着けたら素敵だなと思った。でも前世の記憶が一切ないから気づかないかなぁ…笑
    【あたたかな地層】
    作家さんの苦労が少し分かった気がする。シリーズ化してるものって本当に凄い。鬼の話はとても興味深くて私も岩手県に行ってみたくなった。もちろん、ご飯が魅力的だっ

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    2025年05月24日
  • なんどでも生まれる

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    彩瀬まるっぽくない、分かりやすく心温まるストーリーでさらっと読める
    いや、人間じゃなくて鳥たちの方は彩瀬まる感あったかも

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    2025年05月18日
  • 草原のサーカス(新潮文庫)

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    彩瀬まるさん2作目。あのひとは蜘蛛を潰せないの方が自分には良かったけど、人物の描き方に共通点があるような気がした。主人公の姉妹はどちらも犯罪とは無縁のような人だけどこんなこともあるのかもしれない。

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    2025年05月10日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    トリック縛りがあるので、それ以外の部分で魅せる必要性があるのだけれど、トリックに合わせるせいかあまりパッとしない内容が多かった。日常のプチミステリーくらいがちょうどいいのかな。驚愕はしない。

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    2025年05月03日
  • 森があふれる

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    何だかすごいものを読んでしまった気がする。。が正直な感想。
    海外で翻訳されてヒットしてるというのも納得。根底に流れているテーマはジェンダーなのでしょうかね。

    小説家の妻がある日、家で発芽し森になる。という衝撃的なシーンから、小説家本人、妻、まわりの人たちそれぞれの視点で物語は進むーー。

    日本的な良き妻であり、良き女であれ。ってもはや幻想だよね。。芸術家の妻は大変なんだな。。お互い自由が1番とおもう今日このごろ。

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    2025年04月29日
  • 新しい星

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    ネタバレ

    よくあるタイプ(主人公が複数で、それが少しずつ絡み合う感じ)のお話なのですが、私はこのパターンの小説が好きなんだなぁと分かりました(*^^*)

    「ひとりにしない」それが娘ちゃんにとってどんなに心強いことか、と思います。

    たとえ知らない人でも、連絡はしないかもしれないけど、自分の母のことを知ってくれている大人がいるって、なんだか心強い。

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    2025年04月25日
  • なんどでも生まれる

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    人から贈られた本

    ペットのチャボ目線でご主人が社会と自分自身との関わり方を模索してる物語。

    自分も職場が苦しくなって辞めたり
    その後の職場で居場所ができたり
    自分の心との向き合い方を意識して生きている。

    贈られた時のコメントとしては
    ほっこりしますよ、ってことだったけど
    個人的には自分の辛かったこととかが思い出されて少ししんどかった。

    どんなつもりでこの本をプレゼントしてくれたのか。
    この登場人物の誰を思って贈られたのか気になる。

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    2025年04月25日
  • 新しい星

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    連続短編
    4人の男女がそれぞれの悩みを抱えながら支え合い生きて行くお話
    4人のうちの1人が乳がんになり骨に転移するんだけど、ちょうど私の身の回りに起きたことと重なったので恐ろしくなった
    友達の存在が温かく強くとても綺麗なお話だったけど実際の世の中はこんな友達がいる人少ないし、なんなら友達すらいないんだけどなー

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    2025年04月19日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
    あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
    久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
    おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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    2025年04月19日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    それぞれが困難に直面した2020年。それを経てなお、各人に嵐はくる。限られた時間の中で、流されるままでなく行動を起こす人たちの靱やかな剛さと周りの柔らかさ。表題作でなく各章のまとめとしての本のタイトルも良き。東北地方の景色も素敵なスパイス。

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    2025年04月13日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    東北・北海道新幹線で故郷へ向かう人たちを主人公とした短編集。私は東北にはいったことがないので、いつかは行きたいなと思う。

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    2025年04月11日
  • 嵐をこえて会いに行く

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    東北、北海道新幹線で出かける北の街が舞台の短編集。行ったことのない街も多かったけど、それぞれの街の良さがさりげなく伝わってきて、読んでいるうちに旅に出たくなった。
    物理的な距離、心が離れてしまった人との関係が、取り戻されていく様子が静かに描かれている。
    この静かさが彩瀬さんらしいなと思った。
    帯の「結局その人が去ったあとに残るのは、他者に渡せた幸福だけかもしれない」は、その通りだと思う。でも、「花をつらねて」で母俊子の言っていたセリフは、自分勝手な気がしてイラッとしてしまった。子ども相手でも発言には気をつけてあげて欲しい。

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    2025年04月07日
  • 骨を彩る

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    ちょっと繋がりのある短編集って感じ。
    最後の話が特に良くて刺さりました。

    言葉にするのが難しいような違和感や感情を、小難しい表現でなく、抽象的で柔らか(?)に表現されていて、分かりやすかったし考えさせられることの多い本でした。

    正直最初の方はあんまり刺さらなかったし何が言いたいのかよく分からなかったですけど、最後の話がとっても良かったです。

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    2025年04月07日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日