村山由佳のレビュー一覧

  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    良かった。好きな作家のエッセイとしてもとても面白かったし、同じように猫を見送った経験があるので、途中からずっと自分の猫が死んだときのことを投影して読んでた。正直な感想としては、もみじと村山由佳はいいな、こんなにもして言葉を尽くして悲しみを大勢の人に共感してもらって、って思った。飼い猫とのことはそれぞれ超個人的な体験で、それぞれが言い尽くせない物語を持っていて、みんなが同じ思いをしてて、だから嫉妬してしまったのかも。こうまでの想いを作品として読まされたことに。それでも、この本の内容を借りるとかなり「同化」してしまっている自分の猫との思い出を振り返れて、また悲しみだったり色んな気持ちを思い出せて良

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    2019年02月20日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    エッセイと言うよりもドキュメンタリーのよう。
    自分の内面やねこちゃんとの日々をびっくりするくらいに赤裸々に綴っている。
    そこは作家さんの言葉選びの巧みさがキラリ。情景までもが浮かんできて涙を誘う。ねこちゃんを飼っていなくてもこんなにも感動するくらいなのだから
    実際に接している人はどんな感想を抱いたのだろう。衝撃的だろうなぁ。

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    2019年01月23日
  • 遥かなる水の音

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    イスラム教について説明書を読むより、この小説を通して理解できたところが多々あった。ラマダンは修行と内省の時。貧富も地位も関係なくみんな一緒にお腹がすく。神様の前ではみんな一緒ということを思い出す。インドネシアにてアザーンを聴きながら読めて良かった。
    そして後半にかけてのモロッコの情景が浮かぶような描写の数々。"自分が生きているのだということをこれほどまでに感じたのは初めてだった"と砂漠の中をらくだに乗りながら思う。生命の感じられない砂漠で生命を強く感じようと人は祈っているのかもしれない。
    愛のカタチについても考えさせられる本だった。

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    2019年01月19日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    風見鶏のマスターが、花村夫妻に自分とかれんとの関係を告げることを決意し、彼らのもとを訪れます。りつ子も、勝利のいないあいだに前を向かって進みはじめ、原田先輩の妹の若菜に寄り添います。

    そんななか、裕恵の夫が交通事故に遭うという事件が起こります。裕恵から連絡を受けた秀人はただちに日本へ帰国することを決意し、彼とともに勝利も、ようやくこれまで背を向けていた自分の過去と向きあうことになります。

    それぞれの物語がたたみかけるように動きはじめ、読者を引っ張っていきます。

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    2019年01月07日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    元々村山由佳さんの本はちょこちょこ読んでいましたが、ネコメンタリーからこの本に辿り着きました。
    猫飼いとしては涙なしには読めないお話ですが、読んだあと、ふっと気持ちが軽くなる感じがしました。

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    2018年12月31日
  • 放蕩記

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    母と娘の激しい物語。
    幼い頃は母からの誉め言葉が嬉しくて仕方なかった夏帆。
    しかし、成長に合わせて母への憎しみが深くなっていく。
    何に関しても厳しい母。
    学生時代には、友人との付き合いにも支障をきたすほどのことも。
    そんな母がひたすら恐ろしいのに、歯向かうことが出来なかった。
    大人になってもその溝は埋まらない。
    そんな娘の気持ちがわかるような部分が、私には少なくともあった。
    最後は胸が苦しくなる場面も…
    母と娘の物語では、かなり深くまで描かれた作品だと思う。

    2018.12.18

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    2018年12月18日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    村山さんが いとおしく時間を過ごしているんだな
    愛情が伝わってくる本でした

    ここまで 何かに尽くされたり
    つくしたりできる何か
    (彼女にとっては すべてにおいて 
     そうなのかもと 感じる

    が 羨ましいな という気持ちがわいた

    暖かな温度の 本でした

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    2018年12月09日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    軽井沢に移り住み、愛猫5匹と、パートナー〈背の君〉さんとの日々を綴ったエッセイ。
    村山由佳さんと〈もみじ〉さんのことはWEBサイトやTwitterで読んではいた。
    しかし、書き加えられたエピソードを読み、改めてその結びつきの強さに驚かされた。

    NHK「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」の裏話も書かれている。
    多くの人に愛された〈もみじ〉さん。そして、今も村山由佳さんと、〈背の君〉さんのそばに寄り添っているんだね。
    銀次くん、サスケくん、楓ちゃん、青磁くん、みんな、元気で長生きしてね。

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    2018年12月06日
  • 天使の梯子

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    恋愛をテーマにしたお話が昔からとにかく苦手で、読み始めても途中で投げ出してしまうケース多々あったのですが、こんな感じで静かに一定の速度で流れていくお話は自分の日記を読み返しているようなそんな錯覚に陥り、深く深く読み入ってしまった。そして、静かに涙を流しながら読んだ。冬から春へと季節が流れるような、静かで温かいお話だった。

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    2018年11月19日
  • 天使の梯子

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    読んでよかった。前作の読後感の悪さを、すすいでくれる解毒剤のようだった。
    解説によると前作今作を、恋敵となった妹視点で書き直した作品があるとわかった。
    前作のような読後感だったらどうしようと心配しつつもどんな見え方がするのか読んでみたい自分がいる。

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    2018年11月18日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

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    2020年05月05日
  • 猫がいなけりゃ息もできない

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    単行本にまとまるのはものすごく久しぶりな、村山由佳さんのエッセイ。
    村山さんと苦楽を共にした愛猫・もみじとの最後の1年が綴られています。
    「晴れ、ときどき猫背」で生まれたときの様子が綴られているもみじ。もうこんなに年月が経っていたなんて。。。

    WEB連載時の、リアルタイムに近いもみじの様子にも胸が締め付けられましたが、半年経って単行本にまとてられたものを改めて読むと村山さんも整理をつけようとしているけれどそんな簡単に振り替えられるものでもないということが伝わってきて、また胸がきゅうっとなりました。
    でも、作家だから書いていくしら世にも出していく。ほんと凄いことだなと……

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    2018年11月04日
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

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    誰一人として勝利を罰しようとしなかった。それが彼を余計に苦しめ、追い詰めることになった・・

    風見鶏のマスターは、ある決意をもとに花村家を訪問する。トレードマークのひげをそりおとし。。
    待ち受ける花村家の面々、そしてかれん、マスターはそこで、かれんと自分が本当の兄弟であるという事実を花村家の面々に伝える。
    そしてかれんも、鴨川のおばあちゃんと一緒に住みたいと父母に伝える。

    冒頭に書いた一行・・
    中沢氏から、マスターが言われた一言、マスター夫婦はこのように生を受けるべきものを
    失った。それは故意の事故ではなかった。
    しかし、事実として起きた。
    本気で怒り、罵倒したほうが勝利はまだよかったのかも

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    2018年10月28日
  • 記憶の海 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VII

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    夏がきたなとこの作品が出ると感じる。
    足かけ19年間、読み続けており、今も毎年文庫になるのを楽しみにしている。

    セカンドシーズンの第7弾

    今作は、日本を舞台に、丈の視点から物語が進行する。

    小さな命が失われ、勝利は、オーストラリアへ・・

    まだ、自分を責め、殻に閉じこもっている・・
    丈は根気よく、勝利との連絡をとり、それを、自分の姉であり、勝利の恋人でもある、かれんに少しづつ

    伝える。

    2人の距離はどうなるのか、花村家とマスターと由里子さんとの関係に一夫踏み込んで出来事が・・・

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    2018年10月28日
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

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    オーストラリアでの生活に慣れ勝利の前に現れたアレックス

    最初反目しあう2人徐々に心が通うようになり・・・

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    2018年10月28日
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

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    この文庫が出ると夏が来たことを感じる。

    勝利は、オーストラリアへ・・
    そこで、現地に歩地との触れ合いの中で、かれんの手紙はまだ読めない
    丈からの手紙は・・・

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    2018年10月28日
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

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    セカンドシーズンの第4弾
    勝利とかれんの間に大きな変化が生まれる。

    仕事を通して葛藤する2人を描く、最後のページ、次への展開が非常に気になる終わり方・・・

    また来年の夏を楽しみにしたいと思います。

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    2018年10月28日
  • 約束 村山由佳の絵のない絵本

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    3つの作品からなる1冊

    どの話もちょっと切ない感じを受けつつ、大人になるために階段を上る・・
    そんな作品です。

    かつての子供の皆さん、ぜひ一読を!

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    2018年10月28日
  • La Vie en Rose ラヴィアンローズ

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    やっぱりこうなってしまうのか、、
    咲季子が哀れで不憫でならない。
    堂本は悪い男だよ、おそらくご主人以上に(´゚д゚`)。ご主人はただ自分に自信がない弱い男。だいぶ腹立つけどね。
    くそな男連中だ!!

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    2018年10月18日
  • ダブル・ファンタジー(下)

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    ネタバレ

    村山先生の著作で初めて読んだ本。奈津の最後の決断が意外だった。次に村山先生の著作を読むなら不倫の無い恋愛小説が読みたいと思った。

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    2018年09月24日