井上荒野のレビュー一覧

  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

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    前作から14年?かなり好きだった記憶があったから楽しみにしてたんだけど…なんだろ、だらだらしたと言うか、キャハハっていう笑い方やあたしっていう物言いとか変わってないはずなのに私が勝手に受け入れられなくなってた。
    前作読み直してから読めばよかったかな…そしたら少しは違ったかも

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    2025年11月07日
  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

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    2011年に刊行された『キャベツ炒めに捧ぐ』の続編で10話収録の連作短編集。

    前作未読だが楽しめた。

    主人公は都内で惣菜屋「ここ家」を営んでいる60代後半の江子、麻津子、郁子。

    彼女達が作るお惣菜はとても美味しそうで魅力的。

    だが周辺は何かと賑やかしい。
    エセジェントルマンやワケアリ女性が登場し、店舗立ち退き問題まで発生。

    でも三人寄れば文殊の知恵でかろやかに立ち振る舞う彼女達の姿が好ましい。

    不穏な空気が流れる場面もあるけれど、大人な彼女達だからこそ上手くやり過ごし前進していく姿に憧れる。

    読後はケセラセラ~な気分。

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    2025年10月29日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにした7人の作家さんによるアンソロジーです。

    こちらのお目当ては柚木麻子さんと伊吹有喜さん。あと未読の井上荒野さんが気になってました。装丁のデザインとタイトルがなかなか洒落てますよね。

    『エルゴと不倫鮨』柚木麻子
    最初は不倫の話かぁ…ちょっと嫌だな、と思いきや、さすがの柚木さん。吹き出しそうになるくらい痛快でおもしろかったです。

    『夏も近づく』伊吹有喜
    自然の中で食べるちゃんと手をかけた料理が本当においしそうでした。

    『好好軒の犬』井上荒野
    初めましての井上荒野さん。最初から最後まで独特で不穏な雰囲気のあるお話でしたね。

    『色にいでにけり』坂井希久子
    こちらも初めましての

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    2025年10月28日
  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

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    帰ってきた江子、麻津子、郁子。

    「ここ家」のお惣菜が相変わらず美味しそう!!

    立ち退き問題勃発で、今後が心配されたけど、3人の未来は明るい!!

    お米屋バイトの進くんも頑張ってほしいな!

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    2025年10月28日
  • 照子と瑠衣

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    さらっと読めた。
    どうしても不法侵入された持主の気持ち悪さを感じてしまった
    70歳にもなってすることじゃない

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    2025年10月17日
  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

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    都内のちいさな商店街で、総菜屋「ここ家」を
    営んでいる江子、麻津子、郁子。ある日、店の
    立ち退き問題が発生し…。いろいろありながらも、
    前を向いて歩く彼女たちの愛おしい物語。

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    2025年10月24日
  • 静子の日常

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    私はどこにでも行ける、自分が決めたことは守る。軽やかで自由な上に、一本筋が通っている素敵な75歳、静子さん。
    ページをめくる手も軽く、サクサク読める本でした。久しぶりに『キャベツ炒めに捧ぐ』を読みたくなった。

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    2025年10月09日
  • 生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

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    クールな文章で内容が重いのが現れている

    セクハラと言うか、レイプ被害者が題材だ
    言葉ではなく具体的な事実(小説ですが)

    パワハラだと、悪口を言われたり無視されたり、叱責されたでは無く、殴られてしまったと、言う事でしょう

    小説だけど腹立ちます
    感情移入し過ぎ!

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    2025年10月05日
  • 猛獣ども

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    登場人物一人一人が万人に思い当たる心情を抱えていて読めた。あまり読後感はない。熊の話がタイムリーなので印象に残るかもしれないが。

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    2025年09月11日
  • 猫が見ていた

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    猫が見ていた、という題がピッタリな感じのアンソロジー。人間の営みのそばを通り抜けていくネコチャンみたいな印象

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    2025年09月01日
  • しずかなパレード

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    佐世保の和菓子店に嫁ぎ、娘を育てながら若女将として生活が続いていくはずが、誕生日を祝った夜に夫からエルメスのバングルを贈って貰いながら…
    晶はお礼ではなく罵声を浴びせて家を飛び出す。

    そこから以降、晶の不在が続くなか夫は怒りながら愛人の武藤を疑い、嫌悪しながらも日々の生活は続いていく。
    娘も不穏さを感じつつ、母に捨てられたと思いながら父親が再婚する頃には母を意識することもないくらいに成長していく。


    一人の人間が姿を消すのがこんなにも突然で呆気ないものかと思うと恐さを感じる。
    ずっと晶が不在のまま時は流れていくのは自然というより必然であるのが恐いのかもしれない。
    ずっと色のない世界のようで

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    2025年08月25日
  • しずかなパレード

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    当たり前かもしれないけど、誰か一人の人がいなくなるということが、周りの人たちをどれだけ翻弄し、悩ませ、長きにわたって苦しめることなのか、あらためて感じた。
    自分の一つの行動が、相手とその周りにいる人に及ぼす影響とか、普段はあまり考えないけど、過去を振り返ってみるとちょっと怖くなってしまった。

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    2025年08月14日
  • 100万分の1回のねこ

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    有名作家たちが絵本「100万回生きたねこ」をオマージュして紡ぐ短編集。

    我が子に読み聞かせようと久しぶりにこの絵本を開いてみると、生きること死ぬこと、愛…
    ずいぶん哲学的な絵本だった。

    名作絵本のエッセンスを受け取った作家たち独自の視点で描かれる短編集だなんて、パワーの総量がとんでもない。
    お気に入りは、江國香織さんかな。町田康の相変わらず意味不明な世界観も好きでした。

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    2025年08月08日
  • ナナイロノコイ

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    江國香織さん、角田光代さん、唯川恵さんが好きなので購入してみました。恋愛短編小説、どれも良かったです。

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    2025年08月06日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理にまつわるアンソロジー。
    柚木麻子さん、伊吹有喜さん目当てだったけど、柚木さんは既読だった。
    好きだったのは伊吹さんの「夏も近づく」。
    お料理小説の中でも、こういう温かい感じがする家庭料理のものが好みみたい。
    葉月のその後を描いた物語も読んでみたいと思った。

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    2025年07月27日
  • 照子と瑠衣

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    本が発売になった時に読む機会があったのですが、読めずじまいで一年経ってしまいました。
    ドラマ化される、と知り、慌てて読みました。
    うん、ぶっ飛んでいてとても愉快な内容。
    照子さんと瑠衣さん、二人ともお互いのことをとても大切に思っていて、中学の同級生が70歳になってもいい関係であることが羨ましく思えて。
    素敵な二人。まるでこの世の人とは思えない不思議な二人。

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    2025年07月19日
  • 照子と瑠衣

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    ネタバレ

    60代で働いた経験がない女性が旦那と別れるのは清々しくて爽快で勇気もらえる。特に旦那の退職金を分けてもらうために家に忍び込んでパスワードを探るシーンはワクワクハラハラした。笑
    どんな年齢になっても勢いよく生きていきたいものだなぁ。友情も素敵。

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    2025年07月16日
  • しずかなパレード

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    荒野さんらしい 終始 不穏な空気に包まれてるような感じでした。誰もが 疑心暗鬼になり不安や怯えに囚われてる。
    カンフーマンがキーパーソン?かと思ったけど そうでもない?
    そういう結末?とちょっと唐突な感じがしました。

    全然内容は違いますが 同じ荒野さんの「僕の女をさがしてるんだ」を思い出しました。

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    2025年07月04日
  • だめになった僕

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    ネタバレ

    最後の続きが読みたくなる余韻でした。好きなんだけど結ばれないなかでどんどんお互い自分を見失ってしまったんだろうな。やっぱり大好きな人と結ばれるのが幸せに過ごせるのでいいよね。。。

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    2025年06月25日
  • 照子と瑠衣

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    70歳の照子と瑠衣、お互いを一番よく知る親友同士。
    瑠衣は入居していた老人マンションをトラブルから追い出され、それを助けるためという理由を付けて輝子はモラハラ夫に別れを告げてふたりで逃避行を始める。
    そして別荘地の一軒を不法占拠して住み始める。
    この時点で私は読んでいてハラハラしてしまった。
    見つからないの?大丈夫?と。
    しかし不便な生活もふたりは楽しんでいるようでもある。
    照子はカフェでトランプ占い、瑠衣はスナックのような店で歌を歌うバイトを始める。
    その別荘地の町に馴染んでいくふたり。
    しかし本当の目的はふたりの会いたかった人に会うための計画だったのだ。
    周到に計画を練った照子、それに付い

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    2025年06月24日