【感想・ネタバレ】照子と瑠衣のレビュー

あらすじ

「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があった――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

はちゃめちゃに良かった。
2025年に読んだ本自分的ベストかも。
荒野さんの描く老女たち、好きすぎる。
江國さんとこういう関係になりたいと語ってるのも素敵。推し✖️推し

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

照子と瑠衣は70歳。40年来の友達だ。
照子はその瑠衣から助けを求められ、45年連れ添った横暴な夫に『別離』して瑠衣と一緒に長野に向かった。
『家出』ではなく『別離』というのが照子のこだわりらしい。
大胆な二人は実に楽しそうに暮らしていく。
なんだか羨ましい。
話しの中に前に読んだ『静子の日常』の静子さんもかっこよく登場!なんだか嬉しい。
70歳でもいきいきしている二人の話しを読むのはとても楽しかった。

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2025年05月28日

Posted by ブクログ

こういう疾走感溢れる小説家、大好き〜! 中学の同級生で同窓会で再開して、そっから人生のバディになるって最高。70歳になっても無茶苦茶したいよね。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

2025/3/16

70になった照子と瑠衣。
日常からの逃避行。

良かった!今わたしの読みたい本だった!!
読み始めは、どこかで読んだような設定に感じたけれど、すごく好きだった。

老後楽しみになったかも。

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

力の限り人生を楽しんで、ちょっとワルでかっこいい70代の女性が主人公の小説って今まであったっけ?
私が読みたかったのはこういう本だよ!と思いながら読んだ。
お姉さん達が年による体の不調も笑い飛ばして面白おかしく生きている姿を見るのは本当に励まされる。
年を重ねるのって悪いことばかりじゃなくて、楽になっていく部分もあるよなぁって心から感じる。
ポッドキャストover the sunのヘビーリスナーな私としては互助会員全員読んで欲しいと思った。
二人がお互いのこと大好きすぎるのも最高!!
いつまでも「あなたってそういう女よね」って言い合いながら、お互いの違いを楽しんで生きていって欲しい。

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2025年03月15日

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いやいや、70代で、そりゃないだろうよー!
と、ツッコミながら一気読み。
ロックな2人に脱帽。
こんな70代だったら楽しいだろうなと笑

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 70歳女二人の逃避行。それだけでもうおもしろそうな気配しかしない。実際、読みやすい文体も合わせて一気に読んでしまった。

 自分を家政婦としか見ていないような夫、くだらない派閥争いが跋扈する老人マンションの生活、どれも振り捨てて逃げ出したいと思う事情に満ち溢れすぎていて共感しかない。私たちの生をこれからもっときちんと生きていくんだ、という意志に満ち溢れた出奔は爽快だ。良くないこともしつつ、自分や自分の心残りを昇華するための逃避行。お互いのことを大事に思っていたり、踏み込めないところにはすっと線を引いたり、二人の距離感もちょうどよくて、こんな老後が送れたらと思ってしまう。

 ただ、行動力やスキルが年齢よりはだいぶ若い感じは受けるかもしれない。70歳で長距離運転をこなし、慣れない土地で仕事を見つけ、策を講じて現金を確保する。どれもやれる人はいるだろうが、それは体力や適応力がそれなり以上に高くないと厳しいと思う。(だから照子はかつての優等生設定なのかもしれない)70を迎えていれば何らかの持病で常飲する薬があってもおかしくないけれど、少なくとも彼女たちは切らすと困る薬を出してくれる病院の有無を、逃避先の候補を選ぶ指標にしていない。
 結局のところ、身体と知力が資本、というのは、歳を取れば取るほど顕著になってくるのだな…と思った。身も蓋もないけれど。

 それは逆説的には、身体が動くうちに「自分を生き抜いておけ」ということでもあるのだ。照子と瑠衣には憧れる。けれど誰もが照子と瑠衣になれるわけではない。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

テレビドラマを観たので深く読みたくなった本です。
歳を重ねた年輪も泣けて笑えるエピソードも全てパワーに変える2人旅。読み手が次の行き先が気になる楽しい本です

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2025年08月27日

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2025年6月からNHK BSプレミアムで連ドラ化されてて、始まったのが旅行中だったので見てないんだけど、地上波でやる機会があれば見てもいいなと思う話だった。照子さんがすごいわ。痛快!

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2025年07月25日

Posted by ブクログ

音無照子(おとなし てるこ)と森田瑠衣(もりた るい)、二人とも70歳。
どちらも住んでいたところを捨ててきた。いや、こちらから捨ててやった。不安もいっぱいだが、わーいわーい!である。
コミックスみたいな表紙。ぶっ飛ばしてる感がカッコイイ!

長野の別荘地を訪れ、持ち主が留守にしている別荘に勝手に住み着く。
(元)夫の口座から退職金を分けてもらう。無断で。
大したクライム・ババアたち(笑)
瑠衣の方が勝手に生きてきた感じだが、今まで抑圧されてきた照子の「勝手」パワーが大胆に爆発したというところか。
さすがにテレビドラマでは少々設定の変更があった。

照子はリサーチ能力に長けていて、長野に来たのはある理由があったのだ。
別荘地では、静子さんという謎の年配女性と出会う。ニホンカモシカの化身なんじゃないかとか、妖精なんじゃないかとか。

照子と瑠衣は今も旅の空である。
照子はトランプ占いで、瑠衣はシャンソンを歌って、いつの間にか土地の人たちの心の中に滑り込む。
もう二人も妖精化している気がする。いつも大切な人を思いながら、自由に生きていく。

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

タイトルと登場人物の年齢が気に入って読み始めた。年齢が上がってもずっと付き合って助け合っていける友の存在は羨ましいと思う。照子の行動は謎な部分の多いが、60代で夫に三行半を突きつけて家を出る勇気は、読んでいて爽快だった。ただ、不安定な2人がこの先どう生きていくのかは心配だったが、行き着いた地で知り合った人との交流に、けっこうなんとかなるものなんだなと教えられた。老いを迎えた2人だからこそ大事にしなければならないものがあると実感した。

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2025年07月08日

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ドラマ化されるとのことで、BSなので観れないのが残念。
なかなかに面白かった。
個性的な瑠衣とずっと旦那に耐えてきた照子という70代二人の逃避行でありつつ最後はいろんな伏線も回収されたり
人生はまだ何が起こるかわからないなぁと思わせてくれた

結局分からないままの部分もあったけど、それはまぁ想像してってことかな

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

何でパワフルなおばあちゃんズ

これ読んだら、いつからでも再スタートできるんだ!ってすごく人生が明るく朗らかでかつ爽やかに感じられる!

照子の一世一代の計画は大胆で、ハラハラさせられるし、けれども、ちょっとずる賢い瑠衣のおかげと、やっぱり長年の知恵や、周りの方との信頼関係だったりが、積み重なって、成功していくのにすごくホッとした。ダメだけど。

照子の考えた計画めっちゃいいーー!!
最初、ただ旦那が嫌で家を飛び出したのかと思ってたら、なんと三年越しの計画だったとは。
瑠衣に代わって涙。

最後のは、その場の未来っていうより、いまだに旅を続けてる照子と瑠衣ってことだよね(?)

いいなぁ。こういうおばあちゃんになりたい!そしてこういう仲でずっといたい!!

これ、なんか老人を鼓舞する的な何かで使えたらいいなぁ。

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2025年06月03日

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元ネタであろう映画は見てない、それが良かったか悪かったかは分かりませんが、思いのほか面白かったです。
老いた二人が、身の丈を少し超えた大冒険に飛び込んでゆくという感じ。疾走感、爽快感はなかなかで、頭を使わず素直に読め、スカッとした読後感でした。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

某クラッシック映画に年齢付け足して、もう少し地に足つけた感じで、でも十分ドキドキする冒険。
あの映画の結末のようになるのでは、と勝手に思っていたので気持ちよく現れ気持ちよく立ち去っていった2人の未来にスッキリさせてもらいました。

ブラピ役を期待してたんですが、美しくイカレタ男は出てこなかったねぇ

2025.5.5
87

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

持つべきものは友。正反対のふたりが自由になっていく。応援したくなるよね〜。でも結局のところ自由=お金ってのが辛い。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもすてきなお話だったー!!

照子も瑠衣もカッコよくてすてきなおばあちゃん。
おばあちゃん然としていなくて、とても若々しい。
照子はもともと主婦で旦那の世話ばかりしていたけど本当は活動的だし、瑠衣は生きるために働くという逞しい考え方が染み付いている。

長野の別荘地のなかで、いろんな人たちと関わり合いながらストーリーが進んでいくが、個人的にお気に入りの登場人物は静子さん。
カラフルなお召し物を着こなしてるおばあさま、好きなんだよなぁ…

冬子との再会もただただ感動というよりかは、わかる人はわかってるというふんわりとオシャレな感じだったし、全体的に漂う雰囲気がとても良き小説でした。

70歳と高齢ではあるものの、これからも生き続けることに対して前向きな二人がとてもすてきだった。
私もゆくゆくはこんなおばあさんになりたいな…。

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2025年04月20日

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帯の宣伝どおり、まさに痛快なシスターフッド小説!お互いを自分の人生になくてはならない存在だと大切に思っている照子さんと瑠衣さん、最高だったな。行く先々でこれからも周りから「あの2人は何者?」と不審な目を向けられたりもするのだろうけど、2人でいればそんなの関係なくて、思うままに2人で楽しく生きていってほしい。
『静子の日常』を読んですごく気に入って、井上荒野さんの作品を他にも読んでみたいと思っていたのだけど、まさかの静子さんがこの作品に登場してすごく嬉しかった!いたずらでおちゃめな静子さんが健在でよかった。

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

前から気になっていたがドラマ化されると知って読んだ。

照子と瑠衣がお互いに抱えたものから解放されるための行動力が凄いし、この2人の暮らしはなんとも楽しそう。こんな友達同志なら無敵だな。70歳でもまだまだ何でもやれて自由なんだという、読んで元気をもらえる物語だった。

痛快で面白く、あっという間に読み終えた。

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2025年03月31日

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あー楽しかった!
「そんなに上手くいくわけないやろ」とツッコミたくなる気持ちもあるが、同じ女性としてステキな二人を応援し、羨ましく思いながら読み終えました。
破茶滅茶なんだけど、エレガントで品があるんだよなぁ。そしてお互いのことを自分以上に大切に思い合っていて、泣いたり笑ったりしてて。二人の人生はまだまだこれから。楽しい人生を!

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2025年02月05日

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70歳女2人の逃避行話。たっっのしい!私もこんな友達と逃避行ができる人生にしたいって思える。読んだ後の爽快感が良い、いくつからでも何でも始められる、そう思いたい。静子さん素敵って思ってたら静子さんメインの話もあるん??そっちも読む!

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

さらっと読めた。
どうしても不法侵入された持主の気持ち悪さを感じてしまった
70歳にもなってすることじゃない

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

本が発売になった時に読む機会があったのですが、読めずじまいで一年経ってしまいました。
ドラマ化される、と知り、慌てて読みました。
うん、ぶっ飛んでいてとても愉快な内容。
照子さんと瑠衣さん、二人ともお互いのことをとても大切に思っていて、中学の同級生が70歳になってもいい関係であることが羨ましく思えて
素敵な二人。まるでこの世の人とは思えない不思議な二人。

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2025年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

60代で働いた経験がない女性が旦那と別れるのは清々しくて爽快で勇気もらえる。特に旦那の退職金を分けてもらうために家に忍び込んでパスワードを探るシーンはワクワクハラハラした。笑
どんな年齢になっても勢いよく生きていきたいものだなぁ。友情も素敵。

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

70歳の照子と瑠衣、お互いを一番よく知る親友同士。
瑠衣は入居していた老人マンションをトラブルから追い出され、それを助けるためという理由を付けて輝子はモラハラ夫に別れを告げてふたりで逃避行を始める。
そして別荘地の一軒を不法占拠して住み始める。
この時点で私は読んでいてハラハラしてしまった。
見つからないの?大丈夫?と。
しかし不便な生活もふたりは楽しんでいるようでもある。
照子はカフェでトランプ占い、瑠衣はスナックのような店で歌を歌うバイトを始める。
その別荘地の町に馴染んでいくふたり。
しかし本当の目的はふたりの会いたかった人に会うための計画だったのだ。
周到に計画を練った照子、それに付いてきて、照子を心身共に支えることになる瑠衣、こんな親友が、この年でいたら、老後はうんと楽しいだろうなあ。
同年代の身には羨ましい限りだ。
目的を果たしたふたりの姿は微笑ましい。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全く知らない人の別荘に住むということに驚いたけど、自分の人生自由に生きようと思ったら何でもできるものかなとと感じた。

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2025年05月24日

Posted by ブクログ

もっと不穏に終わるんじゃないかと
ビクビクしてたので
それは杞憂でよかった。
でももう少し上手くできたのでは…

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2025年04月21日

Posted by ブクログ

本の設定は高齢者でありながら世界観は躍動溢れる。
このギャップがいい。
でも、私には今ひとつ刺さらず・・
期待しすぎたかな??

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

70歳から始まる女性二人の痛快青春物語。まだまだ人生楽しめるかもしれないと思わせてくれる作品。この二人どこまで転がっていくんだろう。いつまでも笑っていて欲しい。

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2025年01月08日

Posted by ブクログ

大掃除や年始の準備に忙しい年末。
スカッとする話が読みたいなぁ…と思っていたら、なかなかのファンキーババア二人のお話。
大掃除の疲れを癒やしてくれました(笑)

仕事柄毎日高齢者のお世話をしているけれど、要介護のお年寄りの生活は過酷だ。
照子と瑠衣は、自分達の年齢なんか忘れてしまったかのようにやりたいことを恐れなくやっていく。まさに痛快。

やっぱり夫源病の女性ってかなりいるんじゃなかろうか。
それで人生を諦めてしまうのはもったいないな…

ちょっと犯罪まがい?のことまでこなしながら、自分達の人生を取り戻していく姿は見事。
こんな70歳になりたい!
いや、なってみせる!

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2024年12月30日

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