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「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。
照子と瑠衣はともに七十歳。ふたりにはずっと我慢していたことがあった。照子は妻を使用人のように扱う夫に。瑠衣は老人マンションでの、陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。
新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。照子がこの地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため。そしてもう一つ、照子には瑠衣に内緒の目的があった――。
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Posted by ブクログ
力の限り人生を楽しんで、ちょっとワルでかっこいい70代の女性が主人公の小説って今まであったっけ?
私が読みたかったのはこういう本だよ!と思いながら読んだ。
お姉さん達が年による体の不調も笑い飛ばして面白おかしく生きている姿を見るのは本当に励まされる。
年を重ねるのって悪いことばかりじゃなくて、楽になっていく部分もあるよなぁって心から感じる。
ポッドキャストover the sunのヘビーリスナーな私としては互助会員全員読んで欲しいと思った。
二人がお互いのこと大好きすぎるのも最高!!
いつまでも「あなたってそういう女よね」って言い合いながら、お互いの違いを楽しんで生きていって欲しい。
Posted by ブクログ
音無照子(おとなし てるこ)と森田瑠衣(もりた るい)、二人とも70歳。
どちらも住んでいたところを捨ててきた。いや、こちらから捨ててやった。不安もいっぱいだが、わーいわーい!である。
コミックスみたいな表紙。ぶっ飛ばしてる感がカッコイイ!
長野の別荘地を訪れ、持ち主が留守にしている別荘に勝手に住み着く。
(元)夫の口座から退職金を分けてもらう。無断で。
大したクライム・ババアたち(笑)
瑠衣の方が勝手に生きてきた感じだが、今まで抑圧されてきた照子の「勝手」パワーが大胆に爆発したというところか。
さすがにテレビドラマでは少々設定の変更があった。
照子はリサーチ能力に長けていて、長野に来たのはある理由があったのだ。
別荘地では、静子さんという謎の年配女性と出会う。ニホンカモシカの化身なんじゃないかとか、妖精なんじゃないかとか。
照子と瑠衣は今も旅の空である。
照子はトランプ占いで、瑠衣はシャンソンを歌って、いつの間にか土地の人たちの心の中に滑り込む。
もう二人も妖精化している気がする。いつも大切な人を思いながら、自由に生きていく。
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