キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

1,760円 (税込)

8pt

60代後半の江子、麻津子、郁子は、都内のちいさな商店街で「ここ家」という、お惣菜屋を営んでいる。最愛の男性を亡くし悲しみを抱えつつも、にぎやかな江子、結婚して5年目の麻津子は、夫が最近よそよそしいと心配ばかり、息子も夫も早くに亡くした郁子は、ようやくひとり暮らしを楽しめるようになり――3人で、とびっきり美味しいお惣菜を作っているときが、最高に幸せ。そんなある日「ここ家」の立ち退き問題がふってわき、さらには江子が結婚を申し込まれたり――いろいろありながらも、前を向いて歩く彼女たちのたまらなく愛おしい物語。

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キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美味しいお惣菜のお店「ここ家」の三人に再び会えました。前作から月日が流れて、別れや新しい出会いがありました。一見いい人に見えるけど···という男性の出現、そして若い女性が修行にきたりと、新たな登場人物が個性的でした。

    三人それぞれ悩みがあり、それを自分の胸に納めるか、皆に話すかを逡巡する様子が、こ

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    60代後半の女性3人組が主人公。まだまだ恋愛沙汰で悩んだりしていて、ちょっとビックリ。でも私も時々フラフラと思うことはあるから、そんなものなのかも?この先お店がどうなるか気になる。シリーズ2冊目らしいけど、これから読んでも問題なし。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    熟年女性3人がやってる惣菜屋、ここ屋を舞台にした作品。前作に次ぐ物だが、前作を読まなくても読めると思う。何だかこの年齢で思い悩む事とか凄いリアルで驚いた。が、
    新しい希望も垣間見得てやはり井上氏らしく満足した。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    料理名にまつわる話かと思ったが違う。続き本だとは知らなかったけどリターンと題名にあるので気づけよと恐る恐る読むが前作を知らなくても大丈夫だった。
    年齢と会話のギャップに確かに気持ちはいつでも若いからそうなるだろうなぁとリアルな中年層を垣間見、そして自分もきゃっきゃしていてもいいんだと勇気をもらう。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    前作に引き続き登場するお菜の美味しそうなことと言ったら!
    何だかよくわからないままな登場人物たちもいたけれど面白かったと思う。
    もっと年齢を重ねて読んだらこの物語の味わいがより深く感じられたのかな。

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    確かに前作も読んでるはずだけど すっかり忘れての「リターンズ」
    出てくる お惣菜がどれも 美味しそう

    井上荒野さんらしい ちょっと不思議な感じもあったけど ラストはドラマの最終回の様に みんな登場して ハッピーエンド

    勅使河原さんだけは 一体何が目的で どんな人?という感じでした。

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    前作をまったく覚えてない状態で読んだせいか、こんな読みにくい感じだっけ?と当惑。
    あの年齢で仲良い仲間って素晴らしいなと思いつつも、勅使河原さんとかなぞだし、ちょっと微妙だった

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    1作目は随分昔の読んだので、記憶が定かでないがそれでももちろん楽しめる。

    3人それぞれの状況は違えども、この年齢になってくるとなんだかみんなが愛しくなってくる。
    結末は羨ましく・・・けど、私は料理が出来ない(笑)

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    前作を読んでいなかったが、タイトルに惹かれて読んでみた。
    お惣菜やを営む60代の3人の女性たちの日常が賑やかに描かれていて面白かった。
    やはり前作を読んでみようと思う。

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    前作から14年?かなり好きだった記憶があったから楽しみにしてたんだけど…なんだろ、だらだらしたと言うか、キャハハっていう笑い方やあたしっていう物言いとか変わってないはずなのに私が勝手に受け入れられなくなってた。
    前作読み直してから読めばよかったかな…そしたら少しは違ったかも

    0
    2025年11月07日

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