養老孟司のレビュー一覧

  • 養老孟司の人間科学講義

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    雑誌「ちくま」への連載をまとめて本にしたらしい。様々な内容が語られており、情報という言葉も多く使われている。写真は性器の発達を示したものである。ジェンダーについての考察が最後であり、ジェンダーと脳の関係が示されていた。ジェンダーのたとえとしては、男性は女性よりも平均身長が高いといわれている。しかし、ある男性を連れてくると、その男性よりも背が高い女性はいくらでもいるということで実例としている。この例はわかりやすい。

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    2024年01月21日
  • 日本の歪み

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    独特の視点で論理を組み立てる3者による鼎談。
    脳科学者の茂木健一郎が、解剖学者の養老孟司、評論家の東浩紀の意見を引き出しながら、日本がどんよりと浸かっている諸問題に切り込んでいく。3者3様の取組み、話し方に考え方の基盤が垣間見える。共通点を求めることでなく、自由に持論を披瀝し合うことで、お互いの理解を深めていく。読者は、その雰囲気のなかで共鳴するなり、反発するなり、自由な読み方で臨める。諸外国と比べたときの我が国の独自性が感じられてくる。

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    2024年01月13日
  • 遺言。(新潮新書)

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    意識と感覚の乖離の話を面白く感じました。
    自身の教養の無さと普段いかに考えないで生きているかに気付かされる本でした。

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    2024年01月13日
  • 養老先生、再び病院へ行く

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    自分の体の声に耳を傾けること
    諸行無常であること
    そこを持ちながら、医療と程よい距離で付き合うこと

    なかなか難しいことのような気もするけれども、意識しておくだけでも変化をもたらせるかもと思いました。

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    2024年01月07日
  • 日本の歪み

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    何でこの本を手に取ったか忘れてしまったが、軽快に読め、たくさんの教養から導き出される会話が興味深く面白かった

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    2024年01月02日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ

    秩序と無秩序、人工物と自然、脳と身体、好きなことと嫌いなこと
    二軸のバランスは同等に大切。そこに存在するのだから。

    養老氏は言う。

    「大丈夫です。どうせ死ぬんだからさ。思い詰めないこと。」


    ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 
    世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、最初から世間からはみ出している理論超越派・養老孟司。博覧強記でゲーム好きという共通点がある二人が、世間との折り合いのつけ方を探ります。
    見た目が大きくて、子どものころから同級生との違いをひしひしと感じ、「世間からはじきだされることがこわかった」という伊集院さんは、不登校になった理由や落

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    2024年01月01日
  • 遺言。(新潮新書)

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    タイトルから、かの東大名誉教授による集大成と思いきや、壁シリーズの第5段らしい

    いつもながら、世間一般的ではない様々話が展開されていき、ものすごいところをついているような気がする。
    今回はご自身による書き下ろしということで、ややカタイ文章だけどもわかりやすい。

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    2023年12月29日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    うん、言いたいことはよくわかる、説明が難しいけど。普通ってなぁにってことかな。世間とズレていてもいいってことかな。ただズレていることを自覚することは必要かなと思う。

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    2023年12月22日
  • 老いてはネコに従え

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    ネタバレ

    ネコのように勝手気ままに生きるということは、
    老害と認識されるような考え方になってしまうのでは?
    と思うような箇所もあります。
    例えば、「いちいち理屈をつけるっていうのは、生に対する虐待だ」というところなど、まるでネコのようで笑ってしまいます。

    一方で若い世代への心遣いを感じる部分もあります。
    死を意識するあまり、生きるという方向性が疎かになってしまうので、
    少子化になって当たり前だというところなど。

    「若い世代」からすると、勝ち抜きが決定したような年代の方々の発言や行動には、時には世代間にある不公平さから、苛立ちを感じることもありますが、ネコのようだと思えば、そこにある温かみを感じること

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    2023年12月19日
  • 養老孟司の人間科学講義

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    そのことについて考えたことがない人からすればスゲ~って思うかもしれないけど、考えたことがある人からすればめちゃくちゃ普通のことが書いてあると思う

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    2023年12月16日
  • 「自分」の壁

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    彼によれば、個性や、自己の確立というものは、西洋世界から来たものであって、根本的に日本人の性質になじむものではないと、彼は、主張している。さらに、もともと日本人は、「自己」とか「個性」をさほど大切なものだとは考えていなかったと推測もしている。
    自己、自分という境界線は実に曖昧で、明確にとらえられないものでる。人間の意識は自分をえこひいきしていて、例えば、自分の口の中にある唾液を汚いとは思わないのに、それが自分の外に出たとたんに汚いものとみなされる。つまり、人間はの脳は、ここまでが自分でここまでは、自分のものではないと境界をつけていて、人間の脳、意識は「ここからここまでが自分だ」と自己の範囲を決

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    2023年11月28日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    ネタバレ

    アインシュタインとフロイトの一往復書簡。短いながら示唆に富むと思いました。

    アインシュタインの「仕組みをつくればよくない?戦争がなくならない意味がよくわからない」という立場、フロイトの「人の性質は戦争を求める面もある。どうすれば戦争なくなるかについて、なぜ戦争を嫌悪するのか考えるとわかるんじゃない?」という示唆など、戦争について(それも、戦争をなくすことについて)考えると行き当たるようなテーマが密度高く取り上げられています。

    一方で解説であらたに検討されている人口の影響や、システム化とそれへの反発という観点は、うーん。養老先生さすがです。

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    2023年11月23日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    全体的に興味深い対談記録で面白かった。
    行き過ぎた早期教育は子どもに幸せの先送りを強いている、という意見は考えさせられた。

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    2023年11月20日
  • 老いてはネコに従え

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    やっぱ人間遊ばないとね!
    ていうか生きてるんだから遊んでないと!!

    と思った。
    遊びに熱中してたら戦争なんて起こらない。そんな話を思い出した。

    ネコは、自分がどう思われようが知ったこっちゃないって感じ。

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    2023年11月15日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    伊集院光と養老孟司の二人による対談集です。二人は、どちらも世間からズレていると自認しており、そのズレをどのように受け入れ、生きていくかについて語り合います。

    間とズレてしまう理由や、ズレを受け入れるための方法など、さまざまなテーマについて議論されています。例えば、伊集院は、世間とズレてしまう理由として、自分の興味や関心が世間の常識と異なることや、自分の価値観が世間の価値観と異なることを挙げています。また、養老は、ズレを受け入れるための方法として、世間の常識にこだわらず、自分の感覚を大切にすることを説いています。
    伊集院光と養老孟司は、どちらも知性とユーモアあふれる人です。二人の対話は、時に笑

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    2023年11月12日
  • 日本の歪み

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    非常に理屈っぽい三人の対談。意味が私には理解できない部分も多々ある。養老先生が、「日本は首都を襲った地震の度に社会変革が起こった。」とおっしゃっているが、次回、首都を襲う地震が起きたら、どうなるのだろうか?

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    2023年11月11日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
    わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
    コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。

    そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」

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    2023年10月23日
  • 老いてはネコに従え

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     85歳の「養老孟司」さんと、86歳の「下重暁子」さんによる対談は、猫をテーマにしたものだけに留まらず、途中から様々なテーマへと発展していったが、気になるどころか、却って、面白くなってきて、全てに共感することはできなくとも、興味深い時間を過ごす事が出来ました。

     まずは猫について、養老さんの「まる」にしても、下重さんの「ロミ」にしても、猫には、それぞれの物語が生まれ出すような感覚を覚えたのが印象的で、特に「私のまるは『日向』になった」という、養老さんの表現には、猫の生き方そのものである、気付いたらそこにいるような自然体の媚びない存在感を、思い出させるものがあると共に、いないんだけど、いるよう

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    2023年10月12日
  • 唯脳論

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    現代社会は全て「脳」が創り出したモノである。
    この本を読んだ直後にホームセンターに用事で行ったのですが、人間ってすげえってなりました。

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    2023年10月08日
  • 超バカの壁

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    本書の購入は2008年。一度読んだ形跡があるが、あまり覚えていなかったため再読した。
    「バカの壁」とは「自意識の壁」、「主観の壁」、「思い込みの壁」ということであろう。現代文明は意識を肥大化させた。ゆえに、現代人は自意識が過剰だ。本書もそれを指摘している。
    本書の「まえがき」が冴えている。
    「相談をするときに、具体的な答えを期待する人がある。それはおかしい。自分のことは自分で決めるので、相談とは、根本的には『考え方』についての疑問である。他人に伝えることができるのは『考え方』だけである。」
    「現代人はその『違い』を『些細な違い』だとみなしてしまう。そこから現代の不幸が始まるのである。それが仮に

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    2025年02月12日