【感想・ネタバレ】養老先生、再び病院へ行くのレビュー

あらすじ

「まる」の死から2年。
心筋梗塞での入院から2年半。
あれから養老先生はどうなった?

『養老先生、病院へ行く』待望の続編、ついに発売。
大病から復活後、久しぶりに病院を訪れることを決意した養老先生。
決して好きではない病院や医療と絶妙な距離を取りつつ、 老いや加齢、猫、虫、そして死について 教え子の東大病院の医師・中川恵一と縦横無尽に語りあい、 みずからの健康法についても初告白。
医療システムから逃れようとする養老先生と、 その姿勢を個人的には容認しつつも、 システムの側にいる中川先生。
この2人の医療に対する考え方を、 『養老先生、病院へ行く』同様、 往復書簡スタイルで交互に語りあう。
巻末では、作家・阿川佐和子さんとの鼎談も収録。
*カラー口絵16ページ・本文モノクロ写真も多数掲載

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

健康診断はとりあえず受けておくと長生きできる。現代医療は数値化された物しか見ていないから患者の個性や痛みに鈍感である。病院では不調があればどんどん医者に訴えるべし。ガンは抗がん剤治療や延命治療なとぜず緩和ケアだけならピンピンコロリとも言える。歯ブラシだけでなくフロスが大事。世界中で虫が9〜8割減った。大脳の発達により人間だけが死を怖がるようになった、などなど、養老先生と中川先生による病気と病院にまつわるお話。

いつも変わらぬ安定の養老節だった。自分の病気すらネタにして鬼のように本を出しまくる養老先生も面白いし、本を出されたらやっぱり読んでしまう読者も面白い。理屈じゃない引力でもって読んでしまう。このままお元気に長生きしていただきたい。応援の意味も込めて星5点。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

 あの養老先生が再び病院へ行きましたって…!まぁ、前作からも、医療システムに自らが取り込まれるのがイヤと、なるべく医療とは距離をおいていきたい、1週間様子をみて体調が変わらず悪いようなら受診するとおっしゃってましたからね!でも、今回の受診は、中川先生の顔を建てるために受診したような感じです。

 ヘモグロビンA1c が、養老先生の年齢と同じ8.4って(゚д゚)!でも、16時間断食を実践することで数値に改善がみられたらしいです。16時間の断食って…私には無理だなぁ!!適度な運動と、過食を控える…といっても、普段から虫の採集で動いているし、過食なんか年取ってからできないし…といった理由かららしいですけどね…。今回病院に行って、問題視されたのは血糖値のことだけって逆にスゴイですよね…。

 掲載されている、写真がよかったです。養老先生の愛猫まるが旅だってから2年…写真のまるは、変わらず可愛い♡

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

 養老先生が、心筋梗塞で入院されて2年後、どの様に生活されているのか?興味があった。病院嫌いの先生の、日常生活は何も変わらず、相変わらずタバコも吸っておられる。「自分の体の声を聞く事」と、養老先生は、おっしゃるが、中川先生は、養老先生は天才。普通の人間の我々は、時々病院にお世話になって健康診断した方が良さそうだとまとめている。

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2024年08月18日

Posted by ブクログ

養老孟司さんの考え方が自分と似ているなと。
なるべく病院に近づかない!

病は病院で作られると思ってるから極力行きたくないなんてね?←これは私の勝手な思いだけど
そう思ってます

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

自分の体の声に耳を傾けること
諸行無常であること
そこを持ちながら、医療と程よい距離で付き合うこと

なかなか難しいことのような気もするけれども、意識しておくだけでも変化をもたらせるかもと思いました。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

病院とは距離を置く、基本的には、この考えには賛成。
先生のような方は貴重な存在。もうしばらく長生きして、
世の中に警鐘を鳴らし続けてください。

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2023年04月27日

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