養老孟司のレビュー一覧

  • ヒトの壁(新潮新書)

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    本書は何か提言していたり、解決策を与えるものではなく、エッセイの調である。

    しかし、聡明な先生がこのコロナ禍の時代をどのように感じて過ごされているか、お話をただ聞いているだけで面白い。

    読書というのは、何か役に立つものを得るために行いがちであるが、力を抜いて賢者の独り言を聞いているというのも非常に有意義な読書のあり方だと感じた。

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    2022年10月12日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    虫のことはさておき、自分はものを知らないなと感じる。インパール作戦がこんなところにまで出てきて最近知ったばかりなのに何かあるのかと思ってしまった。

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    2022年10月08日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    著名人にも関わらず、我々レベルまで降りてきてくれる感じが好感持てた。
    どうしようもないことに、応えを探したりせず、受け入れていく姿勢はとても共感でき、自分の考えにも取り入れたい要素だ。他の養老先生の本も読んでみたくなった。

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    2022年09月26日
  • バカのものさし

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    ネタバレ

    子供の質問に、養老孟司さんが答える形式で、
    ○バカって治るんですか?
    ○寝ないとバカになるって本当ですか?
    ○どうしたらバカなおとなにならないか?
    ○努力はムダだと思いますか?
    ○子どもの脳、どうしてキレやすいんですか?
    ○死体って、怖くないんですか?
    について、解説している本。

    子どもへの回答なのに、容赦なく、たまにはちょっと厳しすぎない?と感じるくらい、ストレート。
    大人に尋ねると、曖昧にされそうな質問にもきちんと答えていて、子どもに接する態度として、こういうのもありだな、と思った。

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    2022年09月20日
  • 超バカの壁

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    仕事とは...世の中が必要なことをしてあげることだそうだ。好きなことを仕事にするのは本来なかなか成り立たないことなんですね!

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    2022年09月18日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    家人が好きな養老孟司。伊集院光との組み合わせは意外な気もしたけれど、なかなか面白い対談になっている。主に喋ってるのは(収録されてるのは)
    伊集院光だ。見かけに寄らず(失礼)繊細な人だというのが、よくわかる。

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    2022年09月18日
  • 死の壁

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    読みやすい。割と普段から感じてたり考えたりしてることが上手く言語化されているのをなぞって読んだという感覚だったけど、死体の人称のはなしとかおもしろいなとおもった。

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    2022年08月30日
  • 唯脳論

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    『バカの壁』(2003年、新潮新書)以前に書かれた著作では、著者の代表作といえる本です。

    著者は、「ヒトの活動を、脳と呼ばれる器官の法則性という観点から、全般的に眺めようとする立場を、唯脳論と呼ぼう」と述べています。ただし唯脳論は、「世界を脳の産物だとするものではない」と注意が付されています。こうした誤解は多かったようで、「解説」を執筆している澤口俊之も、本書が「世界は脳の産物だ」という主張をしているものと誤解をしていたことを告白しています。なお、この点についての著者の主張を正確に理解していたのは池田晶子で、『メタフィジカル・パンチ―形而上より愛をこめて』(2005年、文春文庫)のなかで的確

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    2022年08月19日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    一応虫を中心として、今の世の中や生き方について養老先生とヤマザキさんが対談している。息子のデルスさんも最後少し出てくる。

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    2022年08月18日
  • 脳の見方

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    著者の主著である『唯脳論』が書かれる以前に発表されたエッセイをまとめた本です。

    著者は「文庫版あとがき」で、「はじめの部分は、『唯脳論』に至る軌跡をあるていど表わしている。こちらに収録した文章のほうが、私の最初の考えかたをよく示しているものもあるので、興味のある方は両者を並べてお読みいただくと、あるいはよく理解していただける点があるのではないか、と考えている」と述べています。ただわたくしの印象では、前著である『ヒトの見方』(1991年、ちくま文庫)のほうが、解剖学的な議論から『唯脳論』へとつながる著者の思索の軌跡がよく示されているように感じられます。

    本書はむしろ、とりあげられているテーマ

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    2022年08月18日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    色んな分野の様々な人がそれぞれの意見を述べていて面白い。

    在宅勤務が可能な仕事は「弱者」の低賃金労働に支えられることによってしか成立しない。

    「会う」ということの暴力性。会って圧力をかけた方が、会わないより物事が進む。リモートは物足りない。

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    2022年08月16日
  • 死の壁

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    養老孟司(1937年~)氏は、東大医学部卒、東大大学院基礎医学博士課程修了、メルボルン大学留学、東大教授、東大総合研究資料館館長、東大出版会理事長、北里大学教授等を経て、東大名誉教授。専門の解剖学に加えて脳科学などの見地から多数の一般向け書籍を執筆しており、『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞(1989年)、2003年に出版した『バカの壁』はベストセラーとなり、累計出版部数は400万部を超える戦後日本の歴代4位となっている。尚、現在までに「壁」シリーズとして、『死の壁』、『超バカの壁』、『「自分」の壁』、『遺言。』、『ヒトの壁』の計6巻を刊行し、シリーズ累計の出版部数は660万部超。(『バカ

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    2022年08月09日
  • バカのものさし

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    ネタバレ

    下記、あくまで個人の意見です。

    一言で現すのは良くありませんが、養老さんは「昔は良くて今は駄目」という考え方なのだな、と感じました。
     
    養老さん著書の「解剖学教室へようこそ」が面白くて大好きだったのですが、今回はあの時のわくわくさが感じられませんでした。内容が全く違うので、比べられるものではないのかもしれませんが。

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    2022年08月06日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    気になった一文のメモ
    ・国家とは政治体制ではない。実質的には供給能力の総和である。(45)
    →食糧、医療、コロナワクチン、そういった「供給」がどれだけ国民に提供できるかが国家の力なのかもしれない

    ・世界と見る時に、神学の位置付けは意外に大切である。(55)
    →人の歴史に神(神学)ありきだと思うので、神学の位置づけを知っておくことは教養として必要

    ・「そうだったのか」と「理解」は向こうからやってくるが、「解釈」はもともとこちらの都合(71)
    →理解は感覚の延長で、解釈は運動の延長。解釈は「わかったこと」にできる。

    ・「意味は外部(の体系、システム)を召喚すること(78)
    →意味そのものが独

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    2022年07月04日
  • 「自分」の壁

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    ネタバレ

    あらゆるテーマについて養老さんの考え方が述べられています。養老さんの考え方、感じ方を知りたい人におすすめです。賛同できる考え方もありますし、でいないものもありまし、おもしろい考え方もあります。
    自分探しの考え方は、養老さんの意見に私も賛成です。

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    2022年06月18日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    これからの時代は大変だと思い、手に取った本。対談集なので、他の著書とは少し違う。著書に出る人も含め、人生は自分で考え能動的に生きることと思う。

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    2022年06月12日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    表紙のイラストがとてもいい。

    この二人の対談、とても興味深く読んだ。
    「不必要なものが必要」は
    普段思っている「必要な無駄」と似ている。

    バカの壁と同じ、悟りに近いような感覚。

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    2022年06月08日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    理屈で創られた世界は「ああすれば、こうなる」=予測と統御の世界で、理屈に合わないものは排除される。だからつまらない、と。
    なるほど。

    「理解」は向こうからやってくるが、「解釈」はこちらが勝手にする。
    なるほど。

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    2022年06月07日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    養老孟司先生と、教育界の重鎮である宮口幸治さん、高橋孝雄さん、小泉英明さん、高橋和也さんの対談形式で、子どもの未来について語られた一冊。個人的に子どものゲーム依存問題が気になっているので、小泉さんの脳研究とゲーム依存の部分が面白かった。全体的に子どもにはやりたいことをさせることが大事で、子どもの将来には幼少期の親の影響が非常に大きいことがわかる。デジタル世代の子どもの教育に興味がある人にオススメの一冊。

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    2022年06月06日
  • ヒトの壁(新潮新書)

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    世代が違う、体験が違うから、かもしれないが
    戦後の、社会を受け入れられない、抑圧、と捉えておられる件は、実感としては理解し難いか他で読んだものとは違う感覚だと思った。
    社会のシステム化により個人の存在が急激に薄れる時代。というのはご指摘の通りだがそれが五輪の話につながるなど、もっともらしいと思えることをかきながら違う方向脈絡に行く、独特の思考の持ち主という印象

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    2022年05月22日