養老孟司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「自分」というテーマについて、著者の養老孟司さんが語った本です。
「自分」は矢印に過ぎない。この第一章で語られる、「自分の意識とは、社会の中で自分の現在地を確認するための矢印である」という考えは、その後展開される思考の根本となるものであり、多くの転勤で各地を転々としてきた私には、とてもしっくりくる考えでした。
社会と自分の関係性について、少しも悩まないという社会人はいないのではないでしょうか?本書は、そんな悩みにひと匙のアイデアをくれたような気がします。
最後に、本書はこれまでに出版された「バカの壁」「死の壁」「超バカの壁」の3冊で語られてきた、自分と他人、自分自身、そして自分と社会についてのまとめのような内容でした。 -
Posted by ブクログ
読み終わって、わかったような、わからないような、だけど、確かに得るものがある本だった。
頭と身体、両方で経験して、はじめて"わかる"ということ。それから、人工と自然のバランス。
現代人は("東京の人は"かな、いや、"私は"かも)、あまりに"頭"、"人工"の割合が大きすぎる。
体を使うこと、自然を感じることが私には少なすぎることに気づいた。
体得すること、回り道すること、時間をかけることの大事さを考えさせてくれた。
普段は効率やコスパばかり考えるけれど、それだけで良いのか、この事はあえてもっと時間をかけてもいいのではないか、と考えながら動くことにしよう。