養老孟司のレビュー一覧

  • 身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―

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    思いつくまま書きたいことを書き連ねたというような印象の文章なので本筋が見えにくいところがあったが、興味深い考えとか気になる情報がところどころちりばめられていて、読んでいておもしろかった。

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    2020年11月28日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    それぞれの識者の考察。すべて読んだわけではないが、それぞれが置かれている環境や仕事に絡めてあって興味深かった。ブレイディ、斉藤の記事が印象に残る。前者は子供を通じての差別や思い込みの話、後者は人と接することはそれだけで暴力だったのだということ。人と対面してやりとりすることが繊細な人には暴力にも感じられるし、刺激にもなる。この刺激が同じ時期に読んだ暇倫の増補分とオーバーラップする。

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    2020年11月22日
  • 虫とゴリラ

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    解剖学者の養老孟司さんと、霊長類学者の山極寿一さんによる対談を収録した一冊。虫とゴリラの目で日本の未来を語った作品で、養老さんは虫、山際さんはサルやゴリラをたとえに使って、最新のビッグデータやAI・SNSなどについても語られる(2人とも研究対象が異なるのに、不思議と会話が噛み合っていたのが凄い…)。社会学・歴史・生物学からITまで幅広く語られる「知」の宝庫の2人の対談は、読むだけで勉強になる。

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    2020年11月19日
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ヨーロッパのお墓の考え方というのがなんとなかわかる。
    骸骨で教会を飾るという。一般的な日本人の感覚にはないと思う。

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    2020年11月14日
  • 虫とゴリラ

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    「虫(養老)とゴリラ(山極)」は分かりますが、このタイトルはチョットねって思いました。

    人間の社会はこれでいいの?虫とゴリラの視点で人間のおごりに物申す。という内容の本です。
    今まで山極寿一先生の著作は未読なので、養老先生との対談形式なら山極先生の知識や思想を知るのに良いかと思い読んでみました。

    芸がないと感じた「虫とゴリラ」というタイトルですが、山極先生が「と」について語る場面がありました。
    西洋の「a」and「b」は、 「a」か「a」ではない「b」であるが、日本の「a」と「b」は、その2つが同じ価値観を持って相互を了解し合える関係になるのだと。
    この発言があったから、『虫「と」ゴリラ』というタイトルにしたのだと勝手に決めつけました。

    このお二人の価値観はおそらく似ていて、対話を読んでいてもすべてを言わずとも分かり合えている感じがします。
    もう少しやさしく(知識レベルと価値観が違う)読者にもわかるように説明して欲しい箇所もちょくちょくありました。
    見方を変えると、この両者はお互いに新しい発見は見出しにくい間柄なのかも知れません。

    お二人が広範で深い知識を得た背景には、身体を使った豊富な体験が基盤にあることが良く分かります。
    情報の蓄積が進んだ現在、虫や植物は図鑑やインターネットで調べればすぐに見ることができます。
    それではダメで、「虫捕り」や「植物採集」ができる場所に行かないと本当の自然を理解することはできないと力説しています。
    自然の中では、嗅覚や触覚や聴覚など持ちうる全ての感覚を駆使しているのでインプットの質と量が違ってくるのは当然ですね。

    ところが、人間は自然を壊し過ぎたと嘆いています。
    技術が進歩し、できなかったことが「できるようになる」と人間はどんどん「やっちゃう」。
    野山を切り崩し、ビルや道路などを作りすぎた。
    その結果、昔はめったに出遭うことのなかったサル、シカ、イノシシが近年人前に現れるようになった。タヌキやクマも。

    自然現象に法則性を求める試みが行われているが所詮無理であり、自然を情報化すること自体がそもそも間違いだと養老先生は言います。
    「ここにある虫が飛んできた。何が起きますか?」って、わからない。
    確かに、いくら科学が進歩しても宇宙や地球や自然については分らないことだらけです。
    例えば、一本の木があって、枝がどのように伸びて、葉がどのように茂るかということすら永遠に分かりそうにありません。

    本対談の後半部では、虫やゴリラから離れて人間の愚かさを憂いています。

    未来の社会にとって大切なことは、安心を保証することですが、現在はそれが大きく崩れています。
    技術の進歩は安全を作ることができますが、その安全を安心にできるのは人です。
    ところが、現代は人への信頼が揺らいでいます。

    本来信頼を作るためのコミュニケーションが信頼を壊す作用を持つようになってきたからです。
    政治でもビジネスでもフェイクが流行り、信頼が破壊されています。
    人を判断する時は、結局言うことじゃなくて、やっていることで判断することになります。
    言ったことはやらないで、反省するそぶりもない人を信頼し将来を託すことはできないですから。

    安心に対する保証が感じにくいのは、自然への信頼が揺らいでいるせいでもあろうというのは本書らしい意見ですね。
    自然とも感動を分かち合う生き方を求めていけば、崩壊の危機にある地球を救うことができるというのも同感です。

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    2020年11月03日
  • 養老孟司の人生論

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    自分でさえも、すがたも本質も常に流動的に変化するもので、一瞬たりとも同じではないという前提と

    どれだけ頭で考えても『本当にそうなるのかな』というのを実験したくなるという養老孟司さんのスタンスはとても共感できる。

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    2020年09月28日
  • 虫とゴリラ

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    虫好きとゴリラ好きには共通点があるようで意外にないっていう話。

    養老さんと山極さんと好きなお二人の対談というので期待し過ぎていたのか、表面的な話で終わってしまった感じがした。

    水上交通をもっと重視するべきという話が面白かった。

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    2020年09月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    新しい生活様式も適用され、世界は変わってしまった。
    今年の初めには考えられなかったことである。

    しかし、日々更新される膨大な情報に惑わされることなく、本質をとらえ何が正しいのか判断していくことを求められているような気がする。
    これは、コロナに限らずすべてに言えることである。

    今後の世界は誰にもわからないが、自分でまずは考えてみることが大切である。

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    2020年08月28日
  • 読まない力

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    雑誌voiceの時評をまとめたものなので、今読むと昔の自治ネタで著者が繰り返す「済んだこと」感が強い。
    しかし、戦争についてや外交についての考え方はとても勉強になった。「反日に感謝」についてはユーモアと皮肉に富んでいて面白かった。

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    2020年08月14日
  • まともな人

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    2020.8.2
    ひょっとしたら昔読んだかもしれない、あるいは別ねエッセイで同じような内容を書いておられたのか?
    後半に行くにつれて既視感がハンパなかった。
    うっかり昔買った本を、再度買い直して読んでいる可能性もある。現にそういう経験も何度もしたし(笑)
    それもまたよし。

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    2020年08月02日
  • 超バカの壁

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    自分がバカなのかだろうか、ところどころ解釈が難しい一文あり。ある種の壁を作り分かったつもりになってはいけない。特にスマホなど便利なものを使い始めてから、考えることが自然と面倒になり、頭を使わないことが多くなった気がする。著者の分析する賢い脳にならずとも良いが、頭を使っているなという感覚を忘れないように生きていきたい。そして人間のあるべきを追い続けたい。

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    2020年07月25日
  • 「他人」の壁

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     情報は死んだ(固定した)もの。そして人は、生きている。その違いを認識しておくべきなんだろうな。でも人は人に対してすら、情報を求めがち。なぜかって、その方が楽だから。

     人間なんてそうそう変わるもんじゃない、というのもひとつの真理なんだろうけどさ。でも、生きている以上、実はいっしょじゃないよ、という面も気づいていかないとね。

    「納得せず疑問を持ち続けることが大切」「実際にどう当意即妙に対処するかというのは、その人の知識の量ではなくて、人としての厚みのようなものに表れます」など、響くことばがいくつもあった。

    今の世界の見方というか進み方について、グローバリズムという言い方がある。それに対して、市場は間違えないみたいなノリで、グローバリズムは正しいとか、反対にグローバリズムは悪だなんて見方もあるけどさ。養老氏や名越氏がいうのは、グローバリズム一辺倒で来すぎたものだからフラストレーションがたまるんだ、ときに一般則から離れることも必要。でも、あんまりローカルばっかりだと全体が壊れてしまう、という悪くいえばどっちつかずの言葉を出す。でも大枠で正しいことって、案外どっちつかず、っていうかスパっとわりきれるものではないのかもしれない。だからこその、納得せずに疑問を持ち続けることが大事、になるのだろう。

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    2020年06月08日
  • 虫とゴリラ

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    人間を外から(自然側から)見てきたお二人が、現在の人間社会に対する危機感を話し合う。

    なんでも情報化、均一化、工業化することによって、こぼれ落ちるなにかがあると。うまく言語化はできないが、人間に必要なものがそこにはあると。

    情報に溢れる中、情報化された部分だけを鵜呑みにするのではなく、情報化されきれていない部分まで物事を見てみるよう意識して見たい。

    少し抽象的で理解しにくいところがあった。
    お二人とも知識経験豊富なため、行間で語り合っている部分が多々あったのかもしれない。

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    2020年06月06日
  • からだを読む

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    消化器系のお話。
    分子レベルにまで分解しないと体に取り込めない(タンパク質→アミノ酸、多糖類→単糖類)、消化器管は体の外だ。。。
    完全に分子レベルにまで分解して取り込むなら、安全ですもんね。よくできてる。
    なのに、アレルゲンを食べるとアレルギーを起こすことがある・・・おもしろい。

    「分子レベルに分解しないと~」・・・ここにちょっと引っ掛かりました。水に溶ければ、分子レベルに分解しなくても取り込めるのかもしれない、と思ったのです。どなたか教えてください。

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    2020年05月08日
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)

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    自分は虫捕る子ではなかった。本の中に出てくる昆虫の名前はほとんど姿がイメージできなかった。
    3人の、「昔は良かった。今の人たちは、、、」みたいな感じはしなくもない。でもそれもわからなくもない。自分の生きた時代とは違う環境を生きてきた人の感覚を垣間見れる。でも生物としては同じ人間だし、特に3人は生物に関わることに携わっているわけだから、こその説得力はあった。
    頭でっかちにはならないようにしようと思った。それから自分も地球上に生きる人間という生物であるという謙遜さを持とうと思った。

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    2020年04月28日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    ネタバレ

    食事、農業、漁業、林業に携わる、4名の方々との対談。
    でも話は食料・農業分野だけではなく、個と集団の在り方、教育の在り方、生物とは、また全体を通して、社会の移り変わりについて語られている。

    自分と世代が違ったり、成形手段の違う人たちから聴くべき話って、本当にたくさんあるな、と思う。知らなくても生きていけるような時代になったけれど、だからこそ、ちゃんと地に足をつけて生きるためにも、私たちの生命の土台となっている一次産業と呼ばれる職に就く人々から、もっと学ぶ機会を自ら持ち続けたいと思った。

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    2020年04月19日
  • 絵になる子育てなんかない

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    子育て論を期待すると期待外れになると思います。
    第一次産業、身体性などは共感できるけど、温暖化、男性の子育て、専業主婦あたりはちょっとなと思いました。

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    2020年02月10日
  • 超バカの壁

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    「バカの壁」「死の壁」に続く3作目。
    私個人で言うと、養老さんの本はこれで4冊目になります。

    あとがきで著者本人が述べているように、この本は前2作と同じテーマを例題を変えて述べています。「あ、この話聞いたな」ということが何回かありましたが、それでも飽きないというか、考えさせられるなと感じてしまうところが著者の手腕なのだろうと感じました。

    とある知り合いと話している際、「世間の犯罪は男性が多いんだ」ということが話題にのぼり、聞いた当初は(ええっ……そうなのかなぁ?)という感じだったのですが、この本を読んで驚嘆。彼女の言っていたことはある意味正しかったようです。

    男性と女性についての話もそうですが、個人的には「イライラする匂い」のところが興味深く、もう少し調べてみたくなりました。

    「楽になった」「安心した」と言ってくれる人がいたらうれしい、と著者は言っていますが、私にとっては「面白い」「もっと調べたいことができてくる」1冊でした。

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    2020年01月27日
  • バカの壁

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    内容としては面白い本でしたが、全体的なまとまりがないなー、と思っていたら(他の方がレビューに書いてくださっていたように)過去のコトバを纏めたものでした(実はこのことが一番腑に落ちた部分であったりします)。

    一時期とても有名になった本だったように記憶していますが、その当時は全く食指が動かず今に至ります。
    個人的に「なるほど」と思わせられることが沢山ありました。

    たとえば……
    ・西洋国家は「全知全能の神が1つだけ存在する」という一神教である=それは「ただひとつの解が存在する」「正解以外は邪道、悪である」という一元論に基づくものであるといえる。(→それに対しての日本が~という話も面白いです)
    ・「見えている」ものでも「知ろうとしない」ことで存在している新しい情報は無になる。それ以前に、「知る」という作業がどういうものか、誤解している人が沢山いる。(→そのことが「バカの壁」を生み出す)

    ほかにも、専門的なお話ではありますが、「イデア論」や「脳の制御」の話、「脳神経の興奮速度」など専門家でなくとも楽しめる「脳」と「認知」に関する話が興味深いと感じました。

    内容以外について言うとすれば、「大学教授が書いた教授らしい本」というところでしょうか。やや上から示すような言葉や、断定口調(論文を口語表現に直したという感じ)が気になる方は気になるかもしれません。
    これはこれでありだな、こういう考え方をしている人もいるな、という観点に立つとまた一つ、面白い見方ができるのかもしれません。

    続編も読みたいと思います。

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    2026年02月27日
  • 無思想の発見

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    養老孟司流の「日本の(無)思想」論です。

    著者は「あなたが見聞きし、あなたが考えている」すべてが「思想」だと述べています。それらはすべて脳の働きであり、それゆえ脳の働きはすべて「思想」だとする「唯脳論」の基本的な主張をくり返しつつ、日本人は「思想は現実に関係がない」という「思想」、「無思想」という「思想」をもっていると主張します。

    さらに著者は、こうした「無思想」という「思想」の諸相を、歴史や宗教、世間にかんする日本人の考えかたにまで敷衍しながら、西洋や中国の「(有)思想」と日本の「無思想」がさまざまな局面で相互の無理解を引き起こしていることにまで言及しています。

    著者の立場は、解剖学者の観点から見れば「唯脳論」であり、それを反対側から見れば仏教の「無」の思想にも通じるような立場であることが、本書では明瞭に語られています。『唯脳論』(ちくま学芸文庫)の段階では、このことがあまり人びとに理解されていなかったように思われるのですが(そんななかで池田晶子の慧眼はさすがに著者の立場のこうした二面性をよく見抜いていました)、「機能」というマジック・ワードで「唯脳論」と「無」をつないでいることには、問題が含まれていたこともたしかです。本書では、そうした問題がいわば素通りされているために、ほんらい「唯脳論」の意図していたところを理解するためによい手引きになるのではないかと思います。

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    2024年04月20日