養老孟司のレビュー一覧

  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

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    AIというより… 著者はAIというより今の人間の社会のありかたを危惧しているように思った。
    P21
    AIそのものが問題なのでない。人間の営みの中で、AIが占めるウエィトが一番問題なんだ。AIに仕事が置き換えられてしまうと騒ぐのは、何も、AIがでてきたから突然問題が噴出したのではない。それまでその人がしてきた仕事だったり、物事の考え方だったりに問題があるんじゃないかと。物事を抽象化した世界だけで完結しようとした既決として今がある、ということだから。そういう意味で言うと、AIだけを悪者にするのはお門違いだと僕は思う。
    P58
    社会の中で「頭」だけは特別視されて、都会は頭のいい人が出世するようになっ

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    2025年12月30日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。

    養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと

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    2021年05月15日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    読みたいところだけ、読みました。
    このような中だから、考えること、豊かさについて色々考えました。

    一年たって、また著者の皆さんのご意見を聞いてみたいです。


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    2021年05月09日
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

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    A.I.に限らず新しく便利なモノに飛びつく前に、本当に必要かどうかを考えようっていう話。

    羽生善治さんとの対談がとても面白かった。

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    2021年05月08日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    期待した内容ではなかった、、、
    タイトル負け な感じかな。。。
    各コラムが書かれてから1年経ってしまったので、答え合わせ(経済も壊れてないし、コロナも欧米に比べて日本では大したことなかった)ができてしまうからかな。。

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    2021年05月01日
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

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    羽生善治(棋士)、井上智洋(経済学者)、岡本裕一郎(哲学者)、新井紀子(数学者)との対談形式でAIと未来を議論する。それぞれの切り口でのAI感も興味深く読みましたが、養老猛司先生の持論である五感をフルに使って自然と触れ合うというところに帰結したのは予定調和な印象かな。

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    2021年04月05日
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

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    ネタバレ

    新井先生との対談は非常に読みやすくて納得。
    答えはないのだから、その不確実性を楽しむ遊びが欲しいですね
    じゃないと人間脳退化してしまう
    アメリカ文化への辛辣なインサイトも面白かった!

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    2021年03月13日
  • 超バカの壁

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    淡々としていて、冷静な文面。解剖学や医学、生物学という点から男女の違いについて書かれている部分は素人でも理解ができて自分にはない視点だったので面白いと思った。

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    2021年03月02日
  • 無思想の発見

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    著名『無思想の発見』は、編集者の勇み足である。日本人の無思想・無宗教性はいままでも多くの論者が語っている。養老先生曰く、「無思想の思想をもつ」が本来のテーマだ。
    文中、三島由紀夫と大塩平八郎を並べて思想を語れば、思想とは、政治思想のことだ。司馬遼太郎氏の文章を斜め読みして、三島の政治思想性を語られてもどうかとおもう。司馬氏は、文学的思想性と、そこから生まれたのであろう美的政治思想性の切り分けの話をしているわけで、丸山眞男や山本七平の引用も、思想を政治・宗教思想に限定しているように見受けられ、残念だ。
    それでも、『唯脳論』からの、養老先生の「社会は脳がつくっている」論を、わかりやすく(?)アレン

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    2021年02月25日
  • AIの壁 人間の知性を問いなおす

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    人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と喧伝されるようになった。しかし、そもそもAIとは何なのか、AIと人間の知性の違いはどこにあるのか―養老孟司が4名の知性と語り合います。安易に「これからはAIだ」となってしまう雰囲気に流されるのではなく、本当に必要なものは何かを考えることが大切だと知ることができる本です。

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    2021年02月16日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり、多くの生命と日常を奪った。この危機にどう向き合えばよいのか。各界で活躍する精鋭たちの知見を提示し、アフターコロナの新たな世界を問う。『朝日新聞デジタル』連載を書籍化。

    もう少し突っ込んだ話を読みたい。

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    2021年02月05日
  • バカのものさし

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    子どもからの質問に回答する形式。脳に関する序章の説明が特にわかりやすかった。結論だけを求めるような情報処理ばかりにかまけず、自然に触れ、農作業などの労働を体感して得られるものにしっかり目を向けることができたら、どれほどいいか。耳に痛い箇所もあり、反省させられる。

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    2020年12月19日
  • 「他人」の壁

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    対談本。自分のことさえ実はよくわからないのに、他人をわかろうなんておこがましいよな…と考えさせられる。日頃、言語化できないけどモヤモヤする感覚は、いらないと排除してしまわずに持ち続けたほうがよさそう…。なかったことにしなければ、いつか解決されるかもしれない。

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    2020年12月19日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    あくまでも途中経過、もしくは現在進行形の新型コロナの世を語っている。見通しが立たない中で共通するのは、コロナ後の世は前と決してイコールにはならないこと。世界はこれを繰り返してきたということ、だろうか。スピード感を持ってひとまずまとめられた評論を読めたのはよかったと思う。

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    2020年12月02日
  • 身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―

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    思いつくまま書きたいことを書き連ねたというような印象の文章なので本筋が見えにくいところがあったが、興味深い考えとか気になる情報がところどころちりばめられていて、読んでいておもしろかった。

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    2020年11月28日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    それぞれの識者の考察。すべて読んだわけではないが、それぞれが置かれている環境や仕事に絡めてあって興味深かった。ブレイディ、斉藤の記事が印象に残る。前者は子供を通じての差別や思い込みの話、後者は人と接することはそれだけで暴力だったのだということ。人と対面してやりとりすることが繊細な人には暴力にも感じられるし、刺激にもなる。この刺激が同じ時期に読んだ暇倫の増補分とオーバーラップする。

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    2020年11月22日
  • 虫とゴリラ

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    解剖学者の養老孟司さんと、霊長類学者の山極寿一さんによる対談を収録した一冊。虫とゴリラの目で日本の未来を語った作品で、養老さんは虫、山際さんはサルやゴリラをたとえに使って、最新のビッグデータやAI・SNSなどについても語られる(2人とも研究対象が異なるのに、不思議と会話が噛み合っていたのが凄い…)。社会学・歴史・生物学からITまで幅広く語られる「知」の宝庫の2人の対談は、読むだけで勉強になる。

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    2020年11月19日
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ヨーロッパのお墓の考え方というのがなんとなかわかる。
    骸骨で教会を飾るという。一般的な日本人の感覚にはないと思う。

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    2020年11月14日
  • 虫とゴリラ

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    「虫(養老)とゴリラ(山極)」は分かりますが、このタイトルはチョットねって思いました。

    人間の社会はこれでいいの?虫とゴリラの視点で人間のおごりに物申す。という内容の本です。
    今まで山極寿一先生の著作は未読なので、養老先生との対談形式なら山極先生の知識や思想を知るのに良いかと思い読んでみました。

    芸がないと感じた「虫とゴリラ」というタイトルですが、山極先生が「と」について語る場面がありました。
    西洋の「a」and「b」は、 「a」か「a」ではない「b」であるが、日本の「a」と「b」は、その2つが同じ価値観を持って相互を了解し合える関係になるのだと。
    この発言があったから、『虫「と」ゴリラ』

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    2020年11月03日
  • 養老孟司の人生論

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    自分でさえも、すがたも本質も常に流動的に変化するもので、一瞬たりとも同じではないという前提と

    どれだけ頭で考えても『本当にそうなるのかな』というのを実験したくなるという養老孟司さんのスタンスはとても共感できる。

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    2020年09月28日