養老孟司のレビュー一覧

  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    Posted by ブクログ

    よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組
    「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。

    夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て
    邪魔だったよ。とチロじゃなかったの?
    と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど?
    それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。
    またいで、通ってたんだよ。と
    嫌われていたのかしら?

    自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。
    猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。
    と共感してしまいます。

    テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。

    この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。



    0
    2022年02月11日
  • 半分生きて、半分死んでいる

    Posted by ブクログ

    養老さんの本を読むと、アタマがほぐれてすっきりする。
    いつも刺激をくれた橋本治さんがいない現実がつらい。
    これは2018年の本だけど、コロナ禍の中、
    すでに世の中はあちこちで煮詰まっていたことが分かる。
    白か黒かの2択、あるいはゼロか1か、
    個別の現実の事例を、統計を取り平均化して、データとして扱えるくらいにまでそぎ落とす。
    一般化することで楽をして、分かったような気になっても、
    そこから漏れた一般化できないものはなくなるわけではなく、理解しがたいものとして残り、
    ときに表に出て日常を脅かす。
    人の心の暗部であったり、自然災害であったり、今のコロナもそうだ。
    コントロールできないものに出会って

    0
    2022年02月06日
  • がんから始まる生き方

    Posted by ブクログ

    がんの当事者、相談された側、治療する側の3者の随筆と対談。
    柏木さんのがん体験を中心に、実際の治療の進み方や、
    治療の在り方、人生観や死生観など、
    地に足の着いた話が続いていろいろと参考になる。
    がんは不治の病ではないが、ずっと様子を見ながら付き合っていく病。
    私が自分の乳がんを治療していた時期のこと、
    そして今現在、がんと闘っている友人のことなど思いながら読む。
    痛みを押さえるモルヒネの使用が日本ではとても少ないというのも、
    我慢することを美徳と考える気質が影響してるんだろうな。
    QOLの向上も、迷いや不安も、口に出して求めていっていいし、
    主治医やスタッフの方たちと信頼関係を作りながら、

    0
    2022年02月06日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

    Posted by ブクログ

    期待が大きかっただけに、肩透かしをくらったような読後感。
    世間とは何か、その中で生きる違和感は何か、そこでどうサバイバルするのか。
    以前読んだ鴻上尚史さんの本を思い出した。
    とにかく伊集院さんは考える人で、理屈を見つける人で、素直な人。養老先生のマイペースさも心地よい。
    遺骨が鳴って、これは悲しんでいるのかな、笑っているのかな、という話は面白かった。
    二人のファンには楽しめるのでは。

    0
    2022年02月05日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    この対談本が面白いのは、上から目線の養老先生は本質を見失ったことも言っているのに、対談相手の竹村さんは本質を見抜いたコメントをされていることだ。

    例えば、60ページで養老さんは、「自給率を高めることとフードマイレージを低く抑えることは必ずしもイコールではない」と述べている。環境・エネルギーの観点からは全く正しい。ところが、EUがそういう発想で各国で分担しているというのは、論理の飛躍だ。EUは幾重もの陸路と海路で繋がっているから、食糧安全保障の観点からも分担は正しい。しかし、日本は輸入=海路なので、コロナ禍のコンテナ不足のようにリダンダンシーの点で危うく、日本はEUとは違い、単独での自給率はや

    0
    2022年01月03日
  • 「他人」の壁

    Posted by ブクログ

    # 現代の誤解
    人の脳は無意識が大部分で、意識は氷山の一角
    やってみる前に、ダメだという時代
    子供は自然、管理ではなく、手入れをする
    世の中の仕事の8割は、全体像が見えると面白い

    # 同じになる世界
    民主主義は、同じという意識で成り立っている
    お金はものを同じにする道具
    AIは、滅びない世界を一神教で作ろうとしている

    0
    2021年12月31日
  • 死の壁

    Posted by ブクログ

    読書開始日:2021年11月14日
    読書終了日:2021年11月19日
    要約
    ①殺生はなぜいけないか、命は二度と元に戻せないから
    ②一人称の死は想像上のものなので、重要なのは二人称の死。周りにとって自分も二人称の死
    ③死とは自然の摂理。淘汰。死をどう活かすかに尽きる。

    0
    2021年11月22日
  • 死の壁

    Posted by ブクログ

    日本人の死に対する感覚が村八分からきているものである考察は世界の基準からずれているような気ぐした。一人称の死は存在しない。二人称、三人称の死を意識することで命の大切さを感じることができるだろう。

    0
    2021年10月29日
  • 遺言。(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    まるが逝き、養老センセも「知の引き継ぎ」兼ねてまじめに遺言書く気になったかと手にしたが、初版の発売日見て勘違いに気づく。まるが登場する件は楽しめるが、全体的には…。「雑草は大事」同感。「都市は意識の世界であり、意識は自然を排除する」「感覚入力を一定に限ってしまい、意味しか扱わず、意識の世界に住み着いている」のは誤り。

    0
    2021年10月19日
  • 死の壁

    Posted by ブクログ

    日本の共同体のルール、暗黙の了解。現代にも受け継がれており、私達の意識しないところで働いていることに気付いた。
    死刑制度や安楽死、仕事として請け負う死なせる側の立場について考えされられる。
    バカの壁、こちらの方が私的に面白かった。

    0
    2021年09月10日
  • 死の壁

    Posted by ブクログ

    2021.8.20-24税理士試験翌日から読み始めた本1冊目 嬉しい一歩。今日も取り返しのつかない日。意味あるものに。

    あらゆることは回復不能
    今日という一日も。死が一番それを現している

    だから、今を意味あるものにして生きるしかない
    仕方がない。その死を、起こった回復不能なことを、不幸にしないことが大事なのである
    =現当二世だ

    慌てるな、
    どうせ死ぬんだから
    だから今死んでも同じとはならない
    「お腹が減るんだから喰うのをやめよう」
    「汚れるんだから掃除をやめよう」とはならないでしょう

    死=二人称の死、死体である死体

    都市化、三人称の死が増えると死に対する抵抗も薄れてしまう?
    一人称の

    0
    2021年09月06日
  • 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE, AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    Posted by ブクログ

    タイトルから内容を想像して手に取り、果たして期待した通りの話。でも、2人の年配の男性が、自分たちが子供の頃はこうだった、あの頃はよかったが今は駄目だ、を延々と繰り返しているようにも思えて、本筋では共感しつつも、引いた目でバランスが良くないように思った。

    一つ印象に残ったこと。今でこそ、森を守ろう、自然と共生しよう、といってもある程度共感される流れもできてきている。が、高度経済成長まっしぐらの日本で、森を守ろうと1人で国などを相手に闘ってきたニコルさんの日々の壮絶さは、ちょっと想像を超えていると思った。「鬼」と言われた、というのも肯ける。

    0
    2021年08月25日
  • 超バカの壁

    Posted by ブクログ

    ※2006.2.13購入@上野駅の書店
     2006.3.11読書開始
     2010.8.20売却済み

    0
    2021年09月04日
  • 死の壁

    Posted by ブクログ

    理解出来るとこはあるけど、同じ様な事が何度も書かれていて屁理屈に見えてしまう。
    頭のいい人なんだと思うけど。

    0
    2021年08月23日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    Posted by ブクログ

    2020年夏に刊行された本。コロナ後の社会の変化について。 人間、生命、歴史、国家、くらしと文化をテーマに21人の知性が語る。
    インタビューと寄稿された文で構成されている。コロナが蔓延し拡大していた頃の見解なので、現在の視点で読むとやや違和感がある意見もあるけれど、総じてコロナをきっかけに、今後社会が大きく変化すること、先が見通せない不安がつきまとうことで一致している。コロナ発生から1年が経って、ワクチン接種が進んでいるが、なかなか終息しないのが心配。 経済活動は悪化しているが、でもマクロレベルでの指標と実態の乖離は、それほど危機的ではないように思う。 影響が出てくるとすれば社会構造の変化、人

    0
    2021年08月21日
  • 超バカの壁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心に残ったワード

    「自分に合った仕事」なんかない
    仕事というのは社会に空いた穴で、そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる
    自分に合った穴が空いてるはず、とかない
    最近は穴を埋めるのではなく、地面の上に余計な山を作ることが仕事だと思っている人が多い

    老人が「いつまでも生き生きと働く」ことがいいことのような風潮があるが、本当は老人の良い身の引き方、楽しい老後の過ごし方について考えたほうがいい
    老人は生き生きしているよりは、イライラせずにニコニコしているほうがいい
    極端な言い方をすれば、年をとっても働いていいのは、個人で働いている人だ

    0
    2021年08月17日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    Posted by ブクログ

    NHKの「ネコメンタリー」の本。「番組内容をまとめた」という感じで、書籍限定の何か特別なものがあるわけではない。

    0
    2021年07月30日
  • 日本人はどう死ぬべきか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有名な二人の対談をまとめたもの。
    主題は表題の通りだったようだが、ふたを開けてみるとやはり建築の話に寄り道することが多かった。隈研吾氏の作品や、栄光学園時代のお話などは興味深いものではあるが、「日本人はどう死ぬべきか」という内容にはあまり関係のないものだった。

    特に4、5章は飛ばして読んでもそれほど問題にはならないだろうし、言ってしまえば1、6章を読めば両氏の考え方は概ね理解できる。

    隈研吾氏が舞台の重要性を主張していたのには共感できた。自分という存在が死んだあとでも精神的な存在として残り続けることが出来る場所の大切さ、それは都市化と共に空き家問題が顕在化している現在の日本に必要なものなの

    0
    2021年07月01日
  • 超バカの壁

    Posted by ブクログ

    読者から寄せられる質問等に先生の考えで返している。
    新しい知識が入るとかではなく自分がこのテーマで対談したらどうなるだろうと考えながら読んで楽しめた。

    0
    2021年06月13日
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)

    Posted by ブクログ

    自分の子供が虫好きなのでタイトルに惹かれて読んでみた。対談形式で読みやすい。
    子供が虫を捕まえるのはいいのだが、死なせてしまうとかわいそうだな、、という気持ちもあったのだが、そういうことも含めて子供にとっては勉強になるのだと感じた。

    0
    2021年06月10日