養老孟司のレビュー一覧

  • バカの壁

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    この本で述べられた「バカの壁」とは、要は一元論的な物の見方で、自分の世界にとらわれること、バカの壁の中にずっとい続ける視野の狭さのことを言っていた。そういう意味では、誰しもが「バカの壁」の内側の住人ということになる。

    共感できたのは、フランクルについて言及している節の、「人生の意味」というところ。
    「人生の意味なんて何もない」というふうに割り切ったり、ニヒリズムに走ったりするのは楽だが、それに向き合わないことこそ残念なことだ、それに向き合うことこそ大事なことだ、という主張がされていた。また、イデオロギーを自分の「人生の意味」とするにはもう終わっている、というところも共感できた。

    他にも思っ

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    2026年03月19日
  • 男女の壁

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    養老先生がただの昆虫オタクだということは、よーく分かった。さすがの阿川さんもなかなか大変そうで、それはそれでちょっと笑ってしまう。

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    2026年03月15日
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~

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    何かをするのに、いちいち人に説明するための意味なんて無くていい。ためになるかなんて考えなくていい。全てのことに意味があるわけでもない。夢中になれることがある。面白いと思えることがある。それだけで素晴らしい。

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    2026年03月10日
  • ものがわかるということ

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    『そうそう』と思わず言ってしまいそうな話が多かった。なんか側でずっと話してくださっているような文章だった。わかった気になったりしないで片意地を張らず、でも気を引き締めて、自分の頭でしっかり考えて生きて行こうと改めて思った。また機会があれば手に取って読みたい。

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    2026年03月09日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    本を読んで得られた新しい視点。途中の農業の章では脱落しそうになったが、やはり養老先生だ。
    雪は自然の貯水湖
    何かを成し遂げようと思ったら味方は多くなくてもいいが、敵は少ない方がいい
    正しいやり方ではなく正しい受け取り方がある。

    2026.3.12

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    2026年03月12日
  • 老人の知恵

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    どちらかと言うと極論に走りがちな田原さんに養老さんが含蓄のある中庸なコメントでバランスを保っている。

    養老先生が仰られた事でなるほどと思った事。

    日本の政治は天災によって変わっている。鎌倉幕府が出来たのは天災で荒れた世の中に侍こ統治が必要だったから。江戸時代が終わったのは1853年のペリーの来航よりも1854年に立て続けに起きた安政の大震災のほうが大きい。結局は世の中が変わるのは政治の世界でないのだという彼の考え方は今の世の中は花鳥風月がなく全てが対人関係だけで世界が回っていると考えている。

    彼の言った事でもう一つメモをしておかなければいけないのはカールポパーの三世界論。
    世界は三つに分

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    2026年03月01日
  • 日本人が立ち返る場所

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    内田樹の本は大体読みます。今回は、サクッと読みやすい対話形式です。養老さんの本は嫌いと初めてだったと思います。最近日本について言及する方が非常に増えてきたなと思っています。ただ私には日本全体を心配するほどの余裕は無いです。

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    2026年02月15日
  • 生きるとはどういうことか

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    養老さんの本を読んでいると心地良くなってくる。とても安心して読んでしまう。読み終わって何が書いてあったかと考えても思い出せない。その必要性すら感じないから不思議だ。ただ、物を考えていくと仏教になってしまうというところは特別印象に残った。たまたま仏教に興味が出ていた時期だったので余計に。

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    2026年02月15日
  • 老いてはネコに従え

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    タイトルに惹かれたが、マルは客寄せだけ。騙される方が悪いか。「意味を求める病」「世の中のすべてはどうせ変わるに決まってると思ってりゃいい」「やっぱり稼がないことには、遊ぶにしても一生懸命遊べない」「リセットには地震待ち。2038年の」「人間も猫みたいに自然に生きることができれば巨大地震が起ころうが、この先どんな社会へと変わろうが、たくましく生きていけるはず」「自由で気ままで、誰にも媚びない」

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    2026年02月10日
  • バカの壁

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    主張は理解できましたし、良いことも書いてありましたが、全体を通してなんだかまとまりの無さを感じました。

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    2026年02月09日
  • バカの壁

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    当たり前のスタンスが違う
    経験したり、何かを知ることで人は変わり続けている
    人は変わり続けるので、画一化した個性は存在しない
    日常的には個性より他人の気持ちがわかる方がよっぽど重要である
    人生の意味は自己実現であり、常に社会との関係から生まれる
    意識の世界に浸りきっている、寝ている時間など無意識な時間も人生の一部である
    頭の良し悪しは社会的適応性でしか測れない、言語能力の高さなど
    キレるなど我慢できるかどうかは前頭前野の発達により決まっている
    学問とは生きているもの、万物流転のものを普遍的な情報に変えることである、現物を見て、答えがないままに、観察、比較すること
    二元論・知的労働は重荷を背負う

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    2026年02月09日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    一度目と二度目の世界大戦の間に、国際連盟の依頼によりアインシュタインとフロイトが交わした戦争に関する手紙。

    言うまでもなく、当時最高の知性が話し合っているわけだが、たった一往復の手紙のやり取りという性質上、議論が大きく深まることもなく終わった印象だった。印象に残ったのは、アインシュタインによる以下の記述である。

    「『知識人』こそ、大衆操作による暗示にかかり、致命的な行動に走りやすいのです。なぜでしょうか?彼らは現実を、生の現実を、自分の目と耳で捉えないからです。紙の上の文字、それを頼りに複雑に練り上げられた現実を安直に捉えようとするのです」

    認知戦という言葉を最近よく聞く気がするが、一次

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    2026年02月08日
  • 超バカの壁

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    断捨離で出てきた本を今更というタイミングで読んだ。
    もっと若いときに読んでいればよかったのかもしれない。
    今ではこれといった感想がない。きっと私が大人になり過ぎてるせいだと思う。

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    2026年02月08日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    ネタバレ

    仕事の参考になるかなと思いさっくり読み。全体を通した主張はさておき、初めて知れたことがあって面白かった。

    ・縮み思考の日本人の話→最後はちょっと飛躍した気もするが興味深い

    ・水について、国際河川がない日本はプレゼンス高→島国の利点。逆に日本列島も複数の国に分かれていたら大変なことになっていたはず。

    ・日本の漢字の部首で最も多く使われているのはさんずい。お金を湯水のごとく使うという表現は他国にあるのか→調べてみたい

    ・一点だけモヤっと
    「少子化の原因は『今結婚して子供を作るのは危ない。この世の中で子供が幸せになるかわからない』という直感を感じているのでは」という一文があったが、子供ではな

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    2026年02月07日
  • バカの壁

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    一元論的な考え方ではなく、広い視野で物事を見る重要性を説いている。文章も難解で正直100%理解できなかったが、男と女の出産ビデオに対する捉え方こそまさに「バカの壁」なのだと理解できた。

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    2026年02月07日
  • バカの壁

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    私はこの著作を通して、
    はっきり言えば何が言いたいのかが中々見えてこなかった。

    しかし、曖昧さに耐えられない今の我々は、
    この曖昧さに直面することで思考するべきだ。

    2003年の超ベストセラー本である本作、
    主題は「一元論に陥るな」、
    ひとつの視点に留まらず多角的な視野を持て、

    こういったことだ。


    しかし、私はこの著作を通して、
    はっきり言えば何が言いたいのかが中々見えてこなかった。

    読書や会話に共通するのは相手の意図がわかれば読み手聞き手は内容が入りやすい、ということ。
    最終章まで私は、結局のところ何が言いたいんだ、と言う曖昧さのまま読み進めていった。

    しかし本質まさにそこにあ

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    2026年02月04日
  • 読むこと考えること

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    読書エッセイ。取り扱い期間が広く、ここ20年くらいのものの中から選ばれているからか、語り口にもかなりの幅が見られるのも一興。年を重ね、大病を患ったりもされて、その間にマイルドになっていく様子が垣間見える。ただ、期待していたブックガイドとしての側面では満足度高くなし。

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    2026年02月02日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後になって、あの日々を折に触れて思い返す。ほんとに大変だった。その最中に発信するのは、かなり勇気や覚悟がいる部分もあっただろうと思う。よく読んでいる著者たちの、その時の考えを読めたのは、貴重だなと思う。

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    2026年01月21日
  • 超バカの壁

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    バカの壁を読んでから読んだらもっと読みやすかったのかも。補足集を読んでいるような感覚だった。
    いわゆる「思想が強い人」なのかと思っていたけど、適切な諦観がある大人だなと思った。ある程度を経験して、割り切れないあれこれのことを諦められるのが大人なのかもしれない。

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    2026年01月17日
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

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    養老先生の自伝的な本。
    著者の本は初めてだったが、面白かった。
    当人の経験及び深い思考によって熟成、洗練された思考が垣間見える。
    一見普遍的で目新しさが感じられない考えのように思えるが、著者の長い人生を基に得られたものであるが故の奥深さや妙に納得感のある言葉だった。
    世の中の事象や自分自身、人生に対する独特の見方が記されておりとても勉強になった。

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    2026年01月16日