養老孟司のレビュー一覧

  • 養老先生、病院へ行く

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     養老先生のことを、もっと知ってみようと思った私が手にしたのがこの作品です。養老孟司先生は、1937年生まれ…お元気ですよね!東大医学部卒で医師免許を得るも臨床の経験はなく解剖学の分野で活躍されたらしいです。実は、生物学にも精通され、虫の分野ではスゴイ方だったんですね…。

     という、養老先生ですが、医者嫌い…50代後半で受診して以降、検査も受診もされていなかったけど、なんだか調子が悪い、そういえば体重も昨年から比べて15㎏も減ったと、26年ぶりに病院に受診されます。そこで、かつての教え子だった中川先生から、心筋梗塞であるとの診断を受けて入院することになってしまいます。

     最低限の治療をして

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    2025年04月22日
  • ものがわかるということ

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    忘れていた人間らしい生活、感覚をわかりやすく語ってくれてます。

    現代の人間が作った環境で生活していると、見えなくなってしまったものがあるなぁと気付かされる内容でした。

    次世代まで引き継いでいきたいです。

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    2025年04月22日
  • 日本の歪み

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    もう少し踏み込んだり、解の提示があるかと思ったけど、対談という形のレベル感だった。とはいえ、日本人や日本のあるあるには共感したし、それを持つ私はどうするか?という気持ちにはさせてくれた。

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    2025年04月15日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    養老先生のは話はいくつ読んでも面白い。
    生きづらさについても書かれていたが、
    生きづらいってなんだろうって思った。

    食事があり、安全が保障されて、
    当たり前のようになっているからこそ
    無駄なことを考えてしまうのかなぁ〜。

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    2025年04月14日
  • 脳は耳で感動する

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    養老さんと久石さんの対談。
    脳の仕組みと音(音楽)との関係性など、なるほど!と思うことも多いけれど、全体的に諸外国との比較(日本文化、独自の習慣の悪いところを述べているので)理解はできるけど、否定ばかりに感じてしまい残念でした。

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    2025年04月12日
  • バカの壁

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    もっと、バカとは?みたいなことが書かれてると思っていたが、そうでもなかった。
    養老氏の考えと言うか、社会観と言うか。
    養老先生の授業を受けた感じ。

    なるほどなぁと思うが、これからの生活に反映されることはないかなとも思う。

    サラッと読めて読み易い。

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    2025年04月06日
  • 脳は耳で感動する

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    久石譲さんが好きだから読んでみましたが、うわぁ〜半分も理解出来てないと思います、私。
    養老さんの知識が半端ない。
    ひれ伏すしか無い感じ。内容よりも知識量に圧倒される。

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    2025年04月05日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    ヤマザキマリの事をよく知らず、前半は、会話のおうむ返しも多いし、本当に虫好きなのかを疑いながら養老孟司に擦り寄っているだけみたいな失礼な見方をしていたが、私の誤り。凄い素敵な人だった。息子さんも登場してくるが、自然な参加で心地良い。

    虫の話が多い。そこから敷衍して考える世界観もあるし、私も虫の話には興味があるが、しかし、中々な、虫談義で胃もたれ。

    地球そのものは、ただある存在。目的に向かって駆動したり、意思を持つものではないと思う。それを複雑と捉えるならば、恐らくそれは、主体の感性が勝手に複雑化してしまっているのだろう。虫はどうか。虫は目的のためだけに存在しているという気がする。この本書の

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    2025年04月05日
  • バカの壁

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    タイトルに惹かれて読んでみたが納得いく内容が多かった。
    一元論の行き着く先は排他的な考えに終着してしまい、楽だが相手を理解することから離れ、話が通じなくなってしまう怖さがあるのだと感じた。
    また人生は家康型と紹介されたコメントが強く印象に残った。『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し』、荷物を背負っているから行くのは容易じゃないが、体を動かさないと見えない風景は確実にある、という考え方もなるほどなと思った。

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    2025年04月01日
  • ヒトの幸福とはなにか

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    毎日が楽になる。だいぶ昔の唯脳論から愛読させて頂いているが、「バカの壁」(口述筆記?)あたりからわたしでも理解できるようになり、ありがたくもあり寂しくもあり。

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    2025年03月28日
  • ひとはなぜ戦争をするのか

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    まず本を手に取ったら、薄!という感じ笑

    アインシュタインとフロイトの一往復の書簡を読み、それに対して考える形式。

    解説にもある通り、第二次世界大戦前の2人という背景で、今の情勢をみたらどう思うだろうか?
    文化的には進歩した?まだまだ途上だけど、いいかな?なんて思うことと
    とはいえ紛争の絶えない今の状況に少し辛さを覚えた

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    2025年03月20日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    壁シリーズがまたでたかと思って読んだ
    養老先生の本は正直私にはビンビンとはこない 
    なぜかな
    有名な人のだから手に取る
    ちょっとミーハーか
    新聞の情報で売れてる 皆が読んでる
    読まなきゃ
    こんな感じかな
    生まれた以上生きていくしかない
    あれこれ考えずただ懸命に働く
    それが大事
    なんだダラダラとしながら
    生きている今をそのままでいいか
    読んでそんなことを思った

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    2025年03月20日
  • 養老孟司の旅する脳

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    "定住だの定職だの定年だのに窮屈さを覚えるときがあれば、旅に出ることは脳への癒しかもしれない"

    たびたび旅に出たくなる自分を振り返ると、それは脳が癒しを求めているからだと気がついた。これからも広い世界を見ていきたい。

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    2025年03月02日
  • こう考えると、うまくいく。~脳化社会の歩き方~

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    本書は養老孟司の各講演会の内容をまとめたものであり、一般向けに分かりやすく書かれている。そのため、今まで出版された著書の総集編的な性質を持ちながらも、新たな視点や整理が加えられている。唯脳論から脳化社会に至るまで、養老氏の思考が繰り返し、異なる言葉で解説されることで、読者により深く浸透していく構成になっている。

    都市は脳化の産物であり、人類は環境をコントロールすることで文明を発展させてきた。その過程で、労働もまた人工的なものとなる。しかし、自然との対立という問題が生じる。異常気象や地震といった天災だけでなく、女性の懐胎や子供の振る舞いも自然なものであり、完全に管理することはできない。性的

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    2025年02月24日
  • バカの壁

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    ネタバレ

    知に関してふわふわと思っていたことが、言語化され、そして脳の構造等によりその根拠もかかれ、理解できた。

    バカの壁とは、自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまってる状態のこと。それも無意識で。
    自分が知らないことを知ることができない。だから、自分が井の中の蛙だと自覚して、一つ一つの知識をを掴み取っていかなければいけないと思った。

    変わっていくことは当たり前ということを養老さんが言っていて嬉しかった。知るということは自分が変わること。同じ桜でも、がんを宣告されて来年見られないと言われた後と前ではちがう。前のこと思い出せない。知るとはそういうこと。
    だからどんどん変わっていい。

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    2025年02月16日
  • 老人の知恵

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    対談というより、田原総一郎が養老孟司にインタビューみたいになっていて、それが原因なのか、いまいち盛り上がりかける対談でした。そのせいか行間広いし、養老孟司のあとがきも淡白でした。

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    2025年02月05日
  • 日本の歪み

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    明治維新後の日本史を紐解きながら、日本社会のさまざまな矛盾を指摘して、現代社会の「生きづらさ」の原因に迫る対談集。
    天皇・戦争・憲法などのトピックは、学校の授業で「歴史はこういうものだ」と習って、機械的に「そういうものだ」と覚えたため、議論することも無ければ、問題にすら感じていなかった。そのため、私はいろいろな矛盾に気づくことができない。また、複雑に絡み合う事情に正面から向き合う知力が無いので、何となく「生きづらさ」だけを感じてしまうのだろうか。一方で、単純化して発信されるような情報に飛びつきやすい(イチイチ反応しやすい)のかも知れない。
    教養があり、ウィットに富んでいる3人の対談がスピード感

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    2025年01月26日
  • 「自分」の壁

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    意識は根本的に他人の行動や思考を理解するためにある。自分の体の把握のためではないのです。(本文より)

    様々な話題がのぼりあっちこっちに話がいくけれど、自分のことだけ考えずに自分の頭で人類、地球のことを考えようという話。

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    2025年01月23日
  • 死の壁

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    死とは何か、生きるって何かを考えられた。

    分からない死について怖がる必要もないし、
    今を大切にしようと思った。

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    2025年01月19日
  • ものがわかるということ

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    やってみる
    変化のあるのが人間
    心は皆同じ、外見が個性。
    もっと自然のある場にいこう。
    結婚は人との違いを認める、許すことが大切!

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    2025年01月09日