養老孟司のレビュー一覧

  • 「自分」の壁

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    「自分」というテーマについて、著者の養老孟司さんが語った本です。

    「自分」は矢印に過ぎない。この第一章で語られる、「自分の意識とは、社会の中で自分の現在地を確認するための矢印である」という考えは、その後展開される思考の根本となるものであり、多くの転勤で各地を転々としてきた私には、とてもしっくりくる考えでした。

    社会と自分の関係性について、少しも悩まないという社会人はいないのではないでしょうか?本書は、そんな悩みにひと匙のアイデアをくれたような気がします。

    最後に、本書はこれまでに出版された「バカの壁」「死の壁」「超バカの壁」の3冊で語られてきた、自分と他人、自分自身、そして自分と社会につ

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    2025年08月11日
  • ものがわかるということ

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    人も自然も手入れが必要と書いていて、自分の経験と一致していると思った。ひとりの人の意見として面白かった。

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    2025年07月31日
  • 人生の壁(新潮新書)

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    ネタバレ

    気になった言葉

    棚からぼた餅 なるようになる
    将来のことを念頭に詰め込む教育よりも今の子供時代を大切にする
    過剰に人の顔色をうかがわない

    国境は頼りないもの
    国境が確固としたものだと考えてない人は世界中にたくさんいる
    その場所は自分たちの領土の一部だとしか思っていなくて、戦争や紛争が起こっている

    先を見て計画どおり進めるのがいいとは限らない。常に不確定要素がある。目の前にあることにその都度対応する、目標をたてず状況に依存するのもよい。

    辛い体験に向き合う義務はない
    誤魔化して忘れることで気分よくして暮らせるならそれでいい

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    2025年07月26日
  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

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    「成長」とは何だったのか――。経済至上の時代、日本は豊かさを追い求め走り続けてきた。だが養老孟司は自然との共生を忘れた結果だと嘆き、藻谷浩介は人口減少の現実を直視せよと促す。右肩上がりの幻想にすがるのではなく足元の暮らしや地域のつながりに目を向けよという声は重い。もはや量ではなく質の時代。便利さや効率の先に人間らしい幸せはあるのか。いま日本の進む道が問われている。

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    2025年07月17日
  • 日本が心配

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    7月地震の話題でもちきりだった日本 過ぎてしまえば何事もなかったように新しい話題になっていく
    養老先生と様々な専門家が南海トラフについて話をしている その後の日本を心底心配している そんなメッセージをひしひしと受け取った

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    2025年07月13日
  • 超バカの壁

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    まだあまり理解できていない部分も多い。
    もう一度読み返したい。特に仕事に関する記述。

    とにかく愚直に取り組むこと。
    自分の見えている世界は狭いし正解じゃ無い。
    まずは愚直にて目の前の仕事をやってそこから自分の考えを作っていくこと。
    自分の責任で動いた時初めて大人になれた気がしたらしい。
    面倒ごとから逃げずに真正面から見つめること。そこから反省して学ぶこと。

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    2025年07月08日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

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    いやはや面白かった。この本の主題ではないのだけど、伊集院さんの繊細で努力家で心をいろんなことに尽くしていることをあらためて感じる内容で、好きだなぁと感じます笑。全てに論理武装しないと不安な気持ちもなんだかわかる。世間と会対峙するのって本当疲れるけれど、俯瞰でその存在を分かりながら物事の価値は決められる人間になりたいものだなぁと思いました。何か得られる本というよりは、面白い視点や考えを持つ人たちの面白いお話として楽しめた本

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    2025年07月06日
  • 子どもが心配 人として大事な三つの力

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    今の世の中、子育てほんとに難しい。
    「人材」と言ってしまうことじ自体がおかしいってハッとさせられた。子供は子供。「人材」を育成するなんてほんとにおこがましいこと。
    こどもたち、どうしたらいいのかほんとに心配。

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    2025年07月06日
  • バカの壁

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    最初に「バカの壁」が芽生えるのは2歳から5歳である。全能感が芽生え「なんでもできる」「自分は完璧な存在だ」というような状態が10歳まで続き、以降は自分を客観的に認識し、「自分は何でもできない」という自己認識することが心理的発達で不可欠な過程であり悪ではない。
    さて、本著が言うところの「バカの壁」とは、10代に知識を蓄え、勉学に励み、多くの経験を積み重ね、多様な人間関係を通して、「自分の無知を知らないバカの壁」が完成する。私たちはそもそも、義務教育でも以降の高校や大学でも本著が指摘しているような自己反省と批判的思考は学ぶこともなく、そういう環境に遭遇に出会いづらい。だが、出会いや環境ばかりのせい

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    2025年07月02日
  • 日本が心配

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    南海トラフへの備え、大災害への日本の取り組み、対談で上手く引き出される。不安とズサンが、何とか出来ないか。
    日本は話し合う事を大事にしながら、真実に目をつぶる、楽観的で時のリーダー?らしき人物の主張に従う。リーダーらしき人物が席にとるわけもないのに。

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    2025年06月29日
  • バカの壁

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    有名な本なので、一回は読んでおこうと思い、読んでみたものの、こういう論調の本はやはりすっと入ってこない。まぁ私のレベルが追いついてないだけやと思うが。

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    2025年06月25日
  • 日本の歪み

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    明治維新、戦後の日本の歪み・矛盾について鼎談という形で3人で掘り下げている。言葉の曖昧さと、言葉の解釈の話が多かった。日本あるある、日本人の傾向みたいな話がよく書かれていて面白い。
    憲法に限る話ではないが、言葉と現実が1対1で対応することはなく、いかようにも解釈できるという話が印象に残った。
    養老先生は達観されていて、まあ自然にゆだねるしかないし、起きた事象も自然現象にすぎないよね、という考え方で、むしろZ世代のような現代的な若者の考え方に近いような、年齢が離れているのに一巡りしている感じがしていて面白かった。

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    2025年06月22日
  • バカの壁

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    バカの壁
    養老孟司/著

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    **あらすじ**
    見えない「壁」がわかると世の中が見えてくる。気が楽になる。

    「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世界の見方が分かってくる。

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    **感想**
    養老孟司さんの「壁シリーズ」は、最新作の『人生の壁』に続き、今回が2作目の読書となりました。本作『バカの壁』はシリーズの中でも最も有名で売れている一冊とのことですが、個人的には『人生の壁』の方が、より分かりやすく

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    2025年06月19日
  • 脳は耳で感動する

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    聴覚は時間、視覚は空間、二つの世界を連合させるのが言葉(時空間)。感覚器は二重構造になってて、聴覚の古いシステムである三半規管が残っていて、大脳辺縁系と繋がってる分、音楽で情動を感じやすい。 
    面白いんだけど、分量の割になるほどポイントが少なかったので星三つ。

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    2025年06月17日
  • バカの壁

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    前半は日常の中での「バカ」なことが書かれており、後半では宗教や医学に基づいた作者の考えが書かれている。

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    2025年06月15日
  • ものがわかるということ

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    読み終わって、わかったような、わからないような、だけど、確かに得るものがある本だった。

    頭と身体、両方で経験して、はじめて"わかる"ということ。それから、人工と自然のバランス。

    現代人は("東京の人は"かな、いや、"私は"かも)、あまりに"頭"、"人工"の割合が大きすぎる。
    体を使うこと、自然を感じることが私には少なすぎることに気づいた。

    体得すること、回り道すること、時間をかけることの大事さを考えさせてくれた。
    普段は効率やコスパばかり考えるけれど、それだけで良いのか、この事はあえてもっ

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    2025年06月11日
  • わからないので面白い 僕はこんなふうに考えてきた

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    本書は、1996〜2007年に連載されたエッセイから抜粋されたものであるため、取り上げられている話題が些か古いが、思考にフォーカスすれば、それも関係ないということか。
    と思ったら、あとがきで養老先生は「この連載が終わってから、私の考え方はかなり変わったと思う」と言っちゃってる。
    どうしても難しく、理解が困難なところはあるものの、いくつかのフレーズには刺さるものもあった。

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    2025年06月03日
  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

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    地球とはただの「住処」ではない。養老孟司とヤマザキマリの対話はこの惑星に「暮らす」とは何かを根源から問いかける。自然と人間のあいだに境界線を引くことの無意味さ。虫も菌も異文化も他者も複雑であるがゆえに豊かだとふたりは語る。便利さを追い求める現代の生活はときにこの星の複雑さを「面倒」と感じてしまう。しかしその面倒こそが私たちを育て考えさせる。地球に生きるとは理解できないものと共にあること。共感ではなく共存の覚悟が求められる。単純化された世界より複雑で手間のかかる日常のほうがずっと人間らしいのかもしれない。

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    2025年06月01日
  • 絵になる子育てなんかない

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    偏りがある思想だなあ、と思いつつ、
    偏りがなければ思想ではないとも思う。
    子育てだけではなく、社会全体を論じている本。

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    2025年05月29日
  • わからないので面白い 僕はこんなふうに考えてきた

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    都市化、意識や言葉…では語れない物事を忘れないで生きる
    泥臭く身体を使う事。
    本来の生き物としての勘とか感覚を。

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    2025年05月17日