養老孟司のレビュー一覧

  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する

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    養老孟司氏と徳川宗家第18代当主・徳川恒孝(つねなり)氏の対談集。

    そろそろ養老氏の本はあらかた読んだかと思っていたが、対談相手に興味を惹かれた。
    徳川恒孝氏、1940年生まれとのことで70歳ですか。徳川宗家の当主というのも、さぞ大変なことでありましょうぞ。

    江戸時代を振り返り、リサイクル社会の手本として、かの時代を賞賛する向きがあった時期があり、少々眉唾ものとして聞いていたのだが。
    基本的に時代劇が好きなワケでして(笑)。
    江戸時代を封建社会、差別社会としてだけではなく捉えようという姿勢は健全でありましょう。

    人口問題ひとつ取り上げたところで、現代を江戸時代にシフトできるはずもないのだ

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    2010年09月28日
  • 江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する

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    『負うた子に教えられて浅瀬を渡る』という言葉があるように、江戸時代は大人は子供より賢いと思い込まず、本当の意味で子供を尊敬し、大切にした社会だった。
    今でもそうありたいもの。
    自分の子供にもそうつきあっているかな…

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    2010年09月10日
  • からだを読む

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    [ 内容 ]
    自分のものなのに、人はからだのことを知らない。
    からだの中を見るなんて、とんでもないことだと思っている。
    そのくせ「人体はよくできていますね」などと言う。
    よくできているなら、なぜ喉にモチを詰まらせて死んだりするのか。
    生きるために必要な食べるという行為によって、これまた不可欠の呼吸を妨げて死ぬ。
    そんなバカなことがあるものか…。
    口からはじまって肛門まで、知っているようで知らない人体内部のディテールを多彩な図版とともに綴る医学エッセイ。

    [ 目次 ]
    口と肛門

    唇とその周辺


    口の天井と床

    舌とことば

    呑み込む
    食道

    胃と十二指腸
    小腸
    小腸から大腸へ

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    2014年10月30日
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ

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    [ 内容 ]
    生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。
    小網代は源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。
    本書で岸と養老孟司は共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。
    自分が暮らす流域のすがたを把握することから、地球環境に対するリアルな認識が生まれるのだ。
    後半では元・国土交通省河川局長の竹村公太郎も鼎談に参加する。

    [ 目次 ]
    第1章 五月の小網代を歩く―完璧な流域を訪れて
    第2章 小網代はこうして守られた
    第3章 流域から考える
    第4章 日本人の流域思考
    第5章 流域思考が世界を救う

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    2010年07月13日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    養老さんの知の深さに感服。久石さんの教養の深さが窺い知れる。サマセット・モームの本が読みたくなった。

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    2010年07月13日
  • 無思想の発見

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    [ 内容 ]
    日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。
    さて無思想とは、どのような事態か。
    もしかするとそれは、「ゼロ」のようなものではないのか。
    つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。
    ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。
    日本の風土が生んだ「無思想という思想」を手がかりに、現代を取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽し、閉塞した現代に風穴を開ける。

    [ 目次 ]
    第1章 私的な私、公的な私
    第2章 だれが自分を創るのか
    第3章 われわれに思想はあるのか
    第4章 無思想という思想

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    2014年10月27日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    バカの壁で有名な養老孟司さんの教育論が書かれた本。

    物事を深く捉えていて、考え方がとても参考になりました。
    文章の中の単語が二項対立のなっていて、概念が捉えやすかった。

    ・現実とはなにか
    ⇒現実は行動に影響するもの=行動に影響がなかったら現実ではない
    ⇒人によって違う

    ・都会人はすべてをコントロールできると考えている
    ⇒ああすれば、こうなる思考
    ⇒手順を踏んでものごとをする経験がない
    ボタンひとつで、全て解決の生活

    ・起こったことしか評価されない
    ⇒変わらないように、起こらないようにしたことは、評価されない。何かを変化させたことが、歴史において大きく取り扱われる。

    以下学んだポイント

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    2010年05月23日
  • 無思想の発見

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    「無宗教・無思想・無哲学」
    このどれかについて考えたことのある方なら、読むことで新たな発見ができると思います。私のような無学のものには内容がやや難しいですが、丁寧に説明されているので理解できると思います。

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    2010年04月06日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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    解剖学者である養老氏が、あるときいわれたのが題名のことば。
    生きているものを分解して理解することはできるのだろうか?

    茂木氏との最強コンビによる対談はサイダーのようにはじけまくって、飛びまくります。

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    2010年04月03日
  • 真っ赤なウソ

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    養老先生の本は昔から沢山読ませていただいてますが、この本はちょっと異色な感じがしました。もう7年ぐらい前の本ですね。養老先生の他の本よりホンネぽさがあって面白いかも。

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    2010年03月12日
  • 環境を知るとはどういうことか 流域思考のすすめ

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    「流域思考」という考えは、なかなか面白いと思う。
    ぜひ環境教育等でも取り入れたいアイデアである。

    それにしても、この本から私が受けた最も強いインパクトは、
    今の私の生活が、自然からすっかり離れてしまっていて、
    ほぼ100%人工環境の中で完結してしまっていることを
    改めて痛感させられたことです。

    私と同様に、「人口世界」から殆ど出ないで生活している人は
    結構いると思うのだが、本当にそれでいいんだろうか・・・。
    将来何かしっぺ返しが来そうな気がする。

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    2009年12月09日
  • 養老孟司の旅する脳

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    養老孟司は大好き。バカの壁とか、逆さメガネは正直、考えが永遠とループしているような感覚がして、すんごくしんどくなるんですが。。。ただ優れている、という点でいつも学ばせていただいている。こちらはとても読みやすく、好きな旅関連のエッセイなので楽しめました。しかもたくさんの知識を発揮されるので、読むたび新たな発見と驚き。そうかーと納得する歴史などw とても勉強になります。というか、これを取っ掛かりにして勉強しなさいって感じですが。漢語や中国のこと、奈良の手付かずの自然、日本人はなぜ記念写真が好き?っていうのも、そんな理由!って。日本人がいつも写真を撮りまくってるのを見てフシギだったんですが(自分含め

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    2009年10月07日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    肺癌と大気汚染   生態系は100年で回復しない 新しい森には虫がいない  人類の文明史のなかで植林で山の木を守ろうとしたのは日本文明のみ。  エネルギー源を日本国内で分散すべき   いまの人はいらいらしがちですぐ全か無かと考えますけれども、生態系を扱うにはほどほどという考え方が重要です。エネルギーの問題も正解はなんだという態度ではなく、ほどほどのところで収めようとすればよい。  問題を直視すればかならず解決策はある。  ただしい受け取り方はあっても、ただしいやり方はない。

    2015/6/7 購入にして再読

    山の木を植林で守ろうとしたのはおそらく日本文明のみ

    ギリシャ文明は奴隷制の上に成

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    2015年06月07日
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)

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    養老先生のお話はしばしば極論だと言われるけれど、言わんとしていることが実に得心できる。思い通りになる世の中で思い通りにいかない虫捕りが子どもを育てる、とか、虫も殺さぬ子が人を殺すなど、虫好きの3人が、子ども達の正しい育て方と、人として生きるべき方向性について語り合った内容。

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    2009年10月04日
  • 涼しい脳味噌

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    一世風靡バカの壁 、養老孟司である。

    共感できるかどうかは別にしても、
    非常に読みやすく書かれており、
    養老孟司を嫌っていなければ、万人に勧められる。

    かく言う私も知人に勧められて、紐解いた口である。
    総評としては面白い項目もあれば、並みの項目もあり、
    全体のレベルは高いと思う。

    基本的に揺るがない人物なので、
    違う意見を持った時に受ける反発感は凄まじいが、
    それはそれとして、一意見として受け入れられる程度には、
    説得力があり、面白い。

    こういった人物の書くものに素直に納得できる己の若さの再確認にもなる。
    成熟した生き物は良かれ悪かれ頑固なものだから。

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    2009年10月04日
  • 無思想の発見

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     新渡戸稲造の武士道は、日本人はかくあるべきだとの格言ではなく、「日本人は宗教を持たないというが、どうしてそれで秩序が成り立つのか」ということを英語で説明しようとしたものだった。それからずっと時間がたち、そこに並んだ言葉と論理の展開で、当の我々日本人自身がああ、そうだったのかと自分自身を理解したり、「正しい自分像」を再確認しようとしたりするのは考えてみれば不思議なことだ。

     「日本には無思想という思想がある」
    著者がこのことを前提にすることによって、特に戦後の価値観の大転換や、近年の迷走ぶり、若者の「自分探し」の構図などが、だんだん腑に落ちるように理解できるようになる。

     「バカの壁」も、

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    2009年10月04日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    養老先生の本は基本的に人、一人がどう。とかの本が多いと思ってたけれども、この本はもう少し拡大して共同体での個人みたいな尺度でかかれていて面白い。

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    2009年10月04日
  • 男の見方 女の見方

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    まさにタイトル通りの内容。興味深く読んだあと、養老氏の「男も女もみんな年老いて死んでいく」という発言に心揺れた。そう思うなら、この手の本を読む意味はないかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 脳の見方

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    著者の二作目の一般向け著作で,唯脳論を出す前の作品。最近の著作と比べるとかなり丁寧な論の進め方をしている。また,この本を書いた当時は生物進化(進化論ではなく博物学的事実の方)に対して並ならぬ関心を抱いていたということも窺わせる内容。進化学徒(末席ではあるが)の自分にとって興味深い話題も,幾つかあった。

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    2009年10月04日
  • 涼しい脳味噌

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    養老氏は現代のネクシャリストかも知れない。文科、理科の別無く広範な読書が独自の視点を形成してるのは確かだ。文科と理科、情報と自然などをひょいひょいと結びつけてくれる。

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    2009年10月07日