【感想・ネタバレ】真っ赤なウソのレビュー

あらすじ

養老孟司が語る、世の中のこと、マスメディアのこと、人間のこと、死ぬこと、生きること、仏教と宗教のこと……。軽妙かつユーモアたっぷりに、世の中のウソのカラクリと効用を、鋭く暴く。「ウソ」を凝縮した先にある「リアリティー」とは何か。「変わらない私」とはどういうことなのか。あなたはウソの中から、本当の真実をつかんでいますか?Q&Aも交えた養老孟司のゼミナール、ついに開講。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

養老さんの著書を始めて読んだ。この本を選んだ理由は、「バカの壁」で有名であったこと、また、医者という傍ら科学者や虫博士などの面白い経歴を持っていたことだった。この人がどのような考え方を持つ人かが気になり、かつ、この本が500円という安価だったこともあり、購入してみた。まだ、読み途中だが、この人の考え方がなかなか新鮮で非常に面白く感じる。とくに、宗教と科学の位置づけなど。(「位置づけ」とか言うと、また、壺内さんに、そういうコトバは嫌いだといわれそうだが。)途中まで読んだ段階で、非常に勉強になるのが、養老さんは、コトバを非常に重んじており、且つ、そのコトバの意味するスコープをきちんと自分なりに定義づけている点である。これは、SIerという立場で仕事をする自分にとっても非常に重要な点である。特に我々の業界は、短期間で、どんどんトレンドを取ろうと、新しい言葉が作られていくが(クラウドなど)、本質的に理解している人は、果たしてどのくらいいるだろうか?たまたま、自分のお客様の事業ドメインとマッチする人は、理解が進んでいるだろうが、我々の担当では、果たして???それに限らず、この人の言っていることは、ちょっと難しいので、本質的に理解をするのであれば、もう一度落ち着いて読み直す必要があるように感じる。

0
2011年03月20日

Posted by ブクログ

養老先生の本は昔から沢山読ませていただいてますが、この本はちょっと異色な感じがしました。もう7年ぐらい前の本ですね。養老先生の他の本よりホンネぽさがあって面白いかも。

0
2010年03月12日

「学術・語学」ランキング