養老孟司のレビュー一覧

  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    クローバーの根粒菌を活用した不耕起栽培、カキ養殖のための植林活動など、これまでの常識や既成概念を打ち破るような仕事人との対談集。本書第三章で紹介されている流域思考という考え方が印象に残った。

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    2012年09月24日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    多くのデータに基づく明快な主張が繰り広げられていてとても参考になった。
    地球環境の問題についても多数触れられており、まさに目からウロコ。
    博物学や地理学の重要性について述べられている最後の2章は納得。

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    2012年09月23日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    農業・漁業・林業・食卓事情の実態が。それぞれの最前線でプロジェクトを進める方々と養老猛司さんとの対談。市民の味方は市民。農林水産業は組織に踊らされて搾取されているイメージだけど、ちゃんと持続可能な未来を見つめて実践してこられた方々もいるんですよね。そういう活動をこそ報道したり行政からも広めていってほしいのに。日本中の人に読んでもらいたい一冊です。

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    2012年09月17日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    食、農、林、漁という、我々の生命を支える産業における賢人と養老先生が語り合う対談集。それぞれの道において異端でありながらも、それを本流に結び付けた実践者の取組みに触れる入門編という位置づけ。

    とくに不耕起栽培の岩澤信夫さんは、この対談の直後に急逝されたということもあり、ご本人も30年かけて理論を創り上げたのでこれからだという想いを読者としても汲み取っていくべきだろう。

    当然、これらの内容を盲信するだけでなく、先人たちの想いを受け継ぎながら次の世代に自然環境と調和した産業を残していくために革新し続けなければならない。

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    2012年09月11日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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     日本の将来は暗くない。すごい仕事人がいる。

    (1)最初の岩村暢子さん、食卓の調査を通じて、日本の家庭の変化、アポしないと家族が集まれない家庭の状況、家族が
    子供を面倒みないで、生活保護が増えるという分析など、相当リアル、説得力あり。

     参考図書『変わる家族 変わる食卓』『親の顔がみてみたい 調査』

    (2)農地を耕さないで冷害にも強い米をつくる岩澤信夫さん、冬期湛水と組み合わせて、ドジョウが発生して、植生が回復し、雑草が生えにくくなる。

    (3)気仙沼でいち早く牡蠣養殖を復活、海を再生するために森の再生に取り組む、畠山重篤さん。

     参考図書 養老孟司ほか『環境を知るとはどういうことか』

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    2012年09月09日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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     4章ある。いずれの章も面白い。好きなのは、2章と3章。不耕起水田の話と、東北の牡蠣の養殖の話である。地震で被害を受けたときに、真っ先に援助したのは誰だったとか、北日本の好漁場に供給されるフルボ酸はどこから来るのかとか、不耕起の水田で稲がどのように強く育つのかとか、いろんなことが書いてある。
     お勧めです。

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    2012年09月02日
  • 日本人ならこう考える 日本と世界の文明放談

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    従軍慰安婦問題の対応で、自分たちの祖先を辱め、自分たちの孫子に自分たちの歴史を誇れないようにしている日本の政治家はおかしいという発言が心に残る。

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    2012年09月01日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    世の中には様々な仕事がある。
    ものを生み出す仕事、加工する仕事、それを届ける仕事。
    さらにはそれを円滑に行うための様々なサービス、
    娯楽、教育、等々...。

    その中でももっとも根源的なものと思われる
    第一次産業が、しかし今の日本では壊滅の危機に瀕している。

    そんな農業、漁業、林業、そして食という
    4つのジャンルから、現代の「日本のリアル」を探る試み。

    経済を優先するあまり、存続が難しくなっている
    日本の第一次産業であるが、その状況の中でも諦めずに
    解決方法を考え、実行する人物たち。

    彼らとの対談の中から、きっと日本再生のヒントが
    見つかるものと期待する。

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    2012年08月31日
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

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    20120829 タイトルの通り。これからやれることがたくさんある。良い方向に向かうキッカケになればと思う。自分もできることを考えたくなった。

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    2012年08月29日
  • 無思想の発見

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    無思想という思想をテーマに書かれた本
    。多くの日本人が持つ思想=無思想とし、無思想とは数字のゼロのような存在で、無思想という思想=世間と論じている。
    つまり、思想という絶対的なものがあるわけでなく、世間という型があり、その中で多くの日本人は生きているということである。
    この本を読み進めると、この無思想という思想のあり方が非常に上手く表現されていると感じる。
    養老孟司氏らしい一冊である。

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    2013年08月10日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    まちづくりや建設業界にも現代日本人の共通構造が垣間見られる。震災復興やこれからの日本のまちづくりに「だましだまし」の知恵は必要不可欠かもしれない。医療も「負ける医療」の時代到来か。

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    2012年08月19日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    当たり前のように感じていた生活や考え方にアメリカ式が染み込んでいることに驚いた。
    それが全部悪いとは思わないけれど、ちょっと見方を変えなきゃな、と思わせてくれた本。
    こっちと日本で参勤交代とかサバティカルな生活は理想だなあ。
    ラオスは少し憧れるけど、今の私に石油なしの生活が耐えられるかな...

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    2012年07月26日
  • 絵になる子育てなんかない

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    養老孟司さんと小島慶子さんの、子育てに関する対談。
    主には養老さんの独特の考え方に対して、小島さんがそれに共感していくというかたちで話が進んでいく。
    おもしろいにはおもしろいけど、「めちゃくちゃ新鮮!」っていうような話はなかったかな。
    でもいろんな話を繰り広げてくれているので、自分の考える材料にはなる本だと思います。
    子育ては自由に、肩の力を抜いて、自分自身にも子どもにも、あまり期待しすぎないようにするという感覚が必要な気がしました。

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    2012年07月07日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    建築って結構アバウトなんですね。気が軽くなりました。
    現場主義、原理主義じゃなくて、というのに共感。
    あと、カトリックの学校って、やっぱりいいのかな。娘にきちんと教育を受けさせよう。

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    2012年07月12日
  • ほんとうの復興

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    震災から1年半。これまでの復興対策について今一度考えさせられたし、今後どういう風に進められていくのか、しっかりと見つめていかなければいけない。

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    2012年06月21日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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     最初怒られているのかと思った。そうではなく、生きているいかを見ないとスルメは生きていないのでわからないという意味でしたのです。
     養老さんは解剖学の権威でいらっしゃるのでなおさら生きているのでないとわからないとお考えになられます。
     やがて論理は原理主義の怖さへと話が進みそうだなと思うようになります。
     とてもいい本です。

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    2012年06月13日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    こういう対談ものは結構好きです。
    文明批判みたいな内容もありますが、全体的にエピソードが面白かった。

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    2012年05月28日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    養老さんと隈さんの対談をまとめた一冊。震災を受けてこの手の題材は多数出版されているなか、この二人の対談に興味があり、一読。

    震災、エネルギー問題から、都市計画、高層マンション、経済問題まで様々な事柄が「住まう」という視点から語られている。
    対談形式なので読みやすく、共感し、学ぶことが多い。

    特に自分自身が最近考える住宅の私有という感覚についての考察がよかった。(とは言え、私有を問題視している隈さんがスーパーハイスペックの住宅、間違いなくエネルギー依存している住宅を作っているんだからそこは切り離していいのかという疑問はある)

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    2012年05月21日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    建築においても、いかに頭の中が、経済に支配されているか考えさせられる。郊外一戸建、分譲マンションetc。
    サラリーマン的発想では思い切った建物や、長い視点での都市計画はできない。
    実体験として、“わかり”ながらみながら物事をすすめることの大切さ、逆に頭の中だけ、パソコンの中だけで仕事する怖さがわかる。
    ユートピアは危険としながらも、大きな夢があるからこそ、現場という複雑でやっかいなものと折り合いをつけてゆく、勇気と活力が与えられる。
    この本は、住まうことにも多様性や、流動性がもっと許容する社会があってよいといってくれている気がする。

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    2012年04月22日
  • 日本人はどう住まうべきか?

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    負ける、だましだまし、というあたりがキーワードの、まさにこの二人らしい展開です。モンゴルのパオの中が公共空間、外がプライバシーの守られる場、という視点。それはそこでは当たり前でも、日本では驚くのです。そうした発想が、日本のヘイソクカンを打ち破れるかなと期待します。もちろん養老氏の参勤交代論で締め。

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    2012年03月28日