養老孟司のレビュー一覧

  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    もっともなんだけど、どうしても偏屈(?)なイメージのある養老さんの本。
    しかして 聞き流して読み流しては 勿体無い本でした。

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    2011年09月20日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    養老さんが教育について語った本だそうです。
    自分が読んだところ、そうは思いませんでしたけど。

    ただ、教育のヒントになることや、世の中の見方について色々考えさせられる内容でした。
    他の著書でも色々似通った内容が書かれており、同じことの繰り返しか、と思う部分があるけれど、逆に養老さんの考え方がぶれていないんだな、しっかり考えているんだな、と感じました。
    見習いたいものです。

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    2011年09月08日
  • ぼちぼち結論

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    アメリカのきほんが石油戦略であると断言しているところなど養老先生らしいなあ。言っていることは相変わらずむずかしいですが。

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    2011年07月17日
  • ほんとうの復興

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    11/07/01。
    「『ああすればこうなる』式で物事を考えて進める人というのは助からなかったタイプなのではないかなあ。」池田先生。
    これ、真実。津波や自然災害だけの話ではない。

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    2011年07月07日
  • 自分の頭と身体で考える

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    甲野氏、養老氏が武道、解剖学を中心として語られる日本人論。西洋的な考え方や新しい技術を取り入れ日本人は、頭を変えてきたつもりではあるが、厳然として身体は残っている。過去の日本人が頭と身体を一緒にして考えていたことも参考にしながら、自ら考えるようにスべきだという本。「古武術の発見」の続編。

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    2011年06月27日
  • 復興の精神

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    3.11以降の心象風景は変わりました。正に本編の直哉先生の言葉の通りなのですが、彼らと私を分けたのは何だったのでしょうか?私はどうしようもない断絶と無常を感じ言葉がありません、自分は何をすれば良いのか、これからどうすれば良いのかという問いは、全て人の問いでもあると思います。この本に寄稿した方たちの思索が我々の足元を照らす一助になることを期待します。

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    2011年06月21日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    「これから」をどう考えるか。3・11以降を生きる杖。
    と、帯にあった通り、東日本大震災を経、これからをどう生きるかを9人が語っている。

    養老孟:精神の復興需要が起きる

    これを読みたくて買った一冊。いつもと違う養老センセ。スラスラとその思いのままに語り、面倒だから説明はヤメ、と突き放されるようないつもの文章よりも、ずっとずっと、静かでゆっくりとした口調で語られている。
    「周りがうるさくなってくると静かにする。ブレーキをかける。そういう習性が身に付いているのです。」(本文より抜粋)という姿勢からきているのかもしれないが、意外なほどに、淡々と「これから」を語っていた。

    「生きていれば、さまざまな悪いことが起こります。しかし、何かあったときには最終的にプラスになるように考えるしかないのです。」(本文より抜粋)
    「自分の人生がよりいい作品になる。そう思えばいいのです。」
    (本文より抜粋)

    茂木健一郎:変化への希望

    山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう-「災後」の歴史認識

    こういう事を声を大にして叫ぶのはキライなんだよな、と偏見に満ちたままに読んでみたが、至極真っ当な事を言っているだけで、不快感はなかった。なるほど、自分で主張するだけなら不快感はないわけで、私は全部に共感はしないものの、こう考える人がいること事態は喜ばしい事態なんじゃないかと思う。いろんな事を言う人がいていいわけだ。

    南直哉(みなみじきさい):無力者の視線

    自分の中にあるあれこれを言葉にしてくれたような文章で、普段私が考えていることを整理整頓した上に補強まで(笑)してくれたような、とても共感しやすい話だった。

    大井玄:プロメテウスのように

    橋本治:無用な不安はお捨てなさい

    体力がないと余計な不安さえも持ち続けられない。と著者は言うが、ここのところ体調を崩していた私には至極その通り、と何度も首肯したくなった。
    「私が神経を尖らせるのは、「全然大丈夫で安心できる状態ではないけれども、まだパニックを起こすような段階ではない」のまま推移しているものが、「やばい」の方向に振れるかどうかだけだ。」(本文より抜粋)
    そういう事だと、再び首肯。
    平易な、かつ、状況を突き放したような語り口ではあるけれど、示唆に富む内容だと思う。

    ただ、私は何故かこれは寂聴さんの文章だと思いこんでいたので、「へえ、こんな事を言う人だったんだ。勘違いしていたなぁ」なんてカンチガイをしながら読んでいた(笑)。こんど、橋本治さんの著作も読んでみよう。

    瀬戸内寂聴:無常-どん底は続かない

    曽野綾子:「いきてるといいね」

    つくづく作家なんだなぁと思った。この人の作品を読んだことはないのだけれど。
    「ままへ。いきているといいね お元気ですか。」(本文より抜粋)
    は思わず、だらだらと泣いてしまいました。

    阿川弘之:「大丈夫、必ず復興しますよ」

    阿川佐和子さんのお父さんね、という認識しかない物知らずな私。年輩の方の言葉というのは、無駄が少なくて直裁に届くようです。

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    2011年06月16日
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

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    [ 内容 ]
    わたしたちはなぜ“耳”の重要性を忘れてしまったのか?
    聴覚の持つ神秘の力を、第一人者が問う。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜ人は音楽で感動するのか
    第2章 感性の土壌
    第3章 いい音楽とは何か
    第4章 意識は暴走する
    第5章 共感性と創造
    第6章 人間はみな芸術家

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    [ 参考となる書評 ]

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    2011年05月24日
  • スルメを見てイカがわかるか!

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    [ 内容 ]
    あたりまえの常識をマジメに説く。

    [ 目次 ]
    第1章 人間にとって、言葉とはなにか(心というもの 言語と脳進化 ほか)
    第2章 意識のはたらき(言語と同一性 コミュニケーションと強制了解性 ほか)
    第3章 原理主義を超えて(ダーウィニズムと原理主義 原理主義に反対する立場も原理主義になる ほか)
    第4章 手入れの思想(人工物・自然物 自然について考えるヒント ほか)
    第5章 心をたがやす方法(脳をたがやす方法 常に変化し続ける脳 ほか)

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    2011年05月23日
  • 無思想の発見

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    文体が独特すぎて読むの大変だったけど、日本人の無意識下における思想について解き明かそうとする本というのは分かった。

    有思想と無思想、感覚世界と概念世界の往復、「同じ」と「違う」。
    独特の世界観の中へ巧妙に誘われ、それに浸っているうちに読み終わっていた、そんな不思議な体験を与えてくれる本である。

    なかなか面白かった。

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    2011年05月17日
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

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    思ったより気になる部分多し。教育において、根本となる部分の議論が欠けているというのは、共感。一体どういう人を育てるための教育なのか。それが明確でないのに、方法論は語れない。

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    2011年05月17日
  • 無思想の発見

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    自分が好きな著者の一人である養老孟司さんの一冊。自分にとってはとても読みやすく感じた。

     「日本には「無思想」という思想がある」という何とも屁理屈を述べているような主張がこの本の軸にある。まず最初の方では他の様々な著書でも彼が述べている「【私】という存在は変わる」という話から「この世に変わらないものなんてない」という主張が書かれている。他の著書にも書かれていて、いつも「なるほどなー」と思うが、「人間の情報化」の話は毎回ハッさせられる。
     次パートには本書の主張である「無思想が日本にはある」ということが書いてある。ここでいう「無思想」とはどのようなものであるかというと、「私は思想なんて持っていませんよ」という思想のことだ。「思想なんて持っていない」という考えを持つことで、下手に頭を使わなくて済む。もし仮にある人々が宗教等の強い思想を信仰していたとしたら、その人たちがある物事に対する認識を変えるときに、信仰している思想の存在が邪魔になることがあるかもしれない。しかし、無思想であれば、ある意味システマティックに物事に対する認識を変えることができるのだと本書は述べる。
     よって本書では思想と世間は補完関係にあるという。思想が大きな社会では世間が小さくなり、世間が大きな社会では思想が小さくなる。つまり上で述べたような物事の判断が信仰している宗教や考え方に依拠している社会とは、思想が大きく世間が小さな社会であり、逆に日本のような社会は思想が小さく、世間が大きい社会ということになる。別にどちらがいいというわけではなく、どちらにもいい面悪い面がある。しかし「無思想であることのメリット」は意外と一般的に見落とされがちであるみたいだ。この「無思想であることのメリット」を著者は数字の「0」に例えている。「0」(無思想)があることによって「数字」(世間)は充実する。
     中盤はどのように日本の「無思想」が形成されたかという歴史的な流れが記述されている。日本とアメリカの環境による思想の形成過程の仮説はとても面白かった^^
     終盤は「思想と世間」の話からの延長で、「概念世界と感覚世界」の話になる。簡単に言うと、概念世界は頭の中で、感覚世界が皮膚や体である。例えば「りんご」という言葉を聞いた時概念世界(頭)では聞いた言葉のイメージを思い浮かべる。つまり聞いた言葉と「同じ」ものを頭の中で思い浮かべる。それとは対照的に、目の前にいくつかのりんごがあるとき、私たちは手にとって1つ1つのりんごを比べる。つまり肌感覚で1つ1つのりんごの「違い」を認識するのである。よって概念世界では「同じ」というプロセスを、感覚世界では「違う」というプロセスを経て物事を判断するという。これには深く納得した。他にも彼は「概念世界と感覚世界をつなぐのは言葉であり、概念世界を突き詰めていくと神になる」ということを述べているが、分かるようでなんとなく説明しきれないし、別にこれを読んでいる人も知りたくないと思うのではしょります^^
     最後には「日本人自身が無思想であることを認識することの重要性」と「真理を求めることの重要性」について書かれているみたいだが、よく分からなかった(笑)ただ極端に1つの思想に影響されず、心理を追い求めることができるのが無思想の最大のメリットである、というところは何となく納得した。
     本書を読んでいる途中、何かの本に書かれていた「日本人はイデオロギーの無い人種である」という宮台真司さんの言葉を何度も思い出した。また養老さんが「死体を死体という言葉でまとめるな」という話をされていたときは、友成先生のミクマク理論を何度も思い出した。結局みんな言いたいことは同じなのかもしれない、と思った。

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    2011年05月06日
  • 読まない力

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    言葉は意識の産物である。
    現代は意識優先、つまり脳化社会で、だから情報化社会になる。
    人生は『意識のみ』になってしまった」…。
    著者はあまり言葉を信用していない。
    言葉を読み過ぎず、解剖学者の眼で世の中を見つめ、静かに考える。
    すると現代日本人が気づかない、人間社会を取り巻くシステムが立ち現れる。
    本書は二〇〇二年以降の日本と世界を論じた時評集。
    石油問題、自衛隊のイラク派兵、靖国参拝、振り込め詐欺、オリンピック…。
    日本人がいかに行動すべきかを考える上で示唆に富む一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 石油と文明
    第2章 社会と世間
    第3章 都市と環境
    第4章 政治と政治家
    第5章 世界と日本
    第6章 人間と人生

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    2011年04月23日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    石油高騰、温暖化、食料・水不足、少子化…。
    これらの問題を概念ではなく具体的なモノ、データに則して考えれば、本質が見えてくる。
    知見を論じ合うのは、解剖学の賢人と、ダム行政に手腕を発揮してきた元国土交通省河川局長。
    「日本人は既に一度エネルギー枯渇を経験している」「温暖化対策に金をかけるな」「小さいことが好きな日本は世界の見本になり得る」、さらに「自殺する人は傲慢」という卓見まで。
    戦う農業経済学者・神門善久との鼎談も掲載。
    ものの見方、日本の見方を変える一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 人類史は、エネルギー争奪史
    第2章 温暖化対策に金をかけるな
    第3章 少子化万歳!―小さいことが好きな日本人
    第4章 「水争い」をする必要がない日本の役割
    第5章 農業・漁業・林業 百年の計
    第6章 特別鼎談 日本の農業、本当の問題(養老孟司&竹村公太郎&神門善久)
    第7章 いま、もっとも必要なのは「博物学」

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    2011年04月22日
  • ぼちぼち結論

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく…。
    養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。
    ホリエモン・村上ファンド騒動、NHK受信料、データ捏造問題、中国の経済脅威、自民党総裁選、団塊世代の定年…。
    さらに、幸せについて、文明についても考える。

    [ 目次 ]
    1(定年後の団塊;抽象的人間;「先生」が成り立たない時代;一億総インテリ化;民間主導;公平・客観・中立;書評(1)『生命理論』)
    2(意識は中心か;自由と不自由;モノですよ、モノ;昆虫採集禁止;どうかしている;クーデターと総裁選;情報を感覚;書評(2)『人生があなたを待っている)
    3(子どもの自殺;ぼちぼち結論か;データ主義;同じ私;なぜ脳なのか;取り返しはつかない;終わりは自然;書評(3)『不都合な真実』)
    4(結論は一つ(幸福と社会システム;アメリカ文明;アメリカと日本;日本をどうする))

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    2011年04月03日
  • 真っ赤なウソ

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    養老さんの著書を始めて読んだ。この本を選んだ理由は、「バカの壁」で有名であったこと、また、医者という傍ら科学者や虫博士などの面白い経歴を持っていたことだった。この人がどのような考え方を持つ人かが気になり、かつ、この本が500円という安価だったこともあり、購入してみた。まだ、読み途中だが、この人の考え方がなかなか新鮮で非常に面白く感じる。とくに、宗教と科学の位置づけなど。(「位置づけ」とか言うと、また、壺内さんに、そういうコトバは嫌いだといわれそうだが。)途中まで読んだ段階で、非常に勉強になるのが、養老さんは、コトバを非常に重んじており、且つ、そのコトバの意味するスコープをきちんと自分なりに定義づけている点である。これは、SIerという立場で仕事をする自分にとっても非常に重要な点である。特に我々の業界は、短期間で、どんどんトレンドを取ろうと、新しい言葉が作られていくが(クラウドなど)、本質的に理解している人は、果たしてどのくらいいるだろうか?たまたま、自分のお客様の事業ドメインとマッチする人は、理解が進んでいるだろうが、我々の担当では、果たして???それに限らず、この人の言っていることは、ちょっと難しいので、本質的に理解をするのであれば、もう一度落ち着いて読み直す必要があるように感じる。

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    2011年03月20日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    今こそ読む本だと思い手に取った。エネルギーをどう考えるか。石油の枯渇が目に見えている事と、争奪の歴史。都市論にも踏み込んでいて、集まって住むエネルギー効率性を指摘、集落の提案もしている。モノから考える。食、農、水資源。これから更に重要視されるだろう。原子力も含め。日本人の価値観がこれから大きく変わるだろう。(2011.3.18)

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    2011年03月18日
  • 無思想の発見

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    無思想とは何か?それは日本独特の「思想」である。


    数字の「0」という概念を発見したとき、飛躍的な発展が起こった。


    同様に無思想という概念を発見したとき、我々は日本人独特な考え方に一歩理解が進めることができる。


    「同じ」と「違う」は対極ではなく、補完である。


    「哲学的ではない」ということ自体に揺るがない哲学がある。


    ニヒリストに近い考え方が自分にあったのかわからないが、現代日本人が考えることを放棄しているデリケートな部分に容赦なく突き刺す爽快感が感じられた。

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    2011年02月04日
  • 自分の頭と身体で考える

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    「自分の頭と身体で考える」4

    著者 養老孟司、甲野善紀
    出版 PHP文庫

    p212より引用
    “変わるっていう現象はそれが良いか悪いかというのは、
    その人個人の主観でしょう。”

    解剖学者と武術家である二人の対談集をまとめた一冊。
    1999年に同社から刊行された物の文庫版。
    独自の視点を持って世の中を観察し、
    分析・解説しながらの対談。
    時に辛辣に時に穏やかなふりをして、
    世の中の自称に対して意見しておられます。

    上記の引用は、
    何かを体験した事によって起こる変化に対する、
    甲野氏の考えの一文。
    今まで面白かった物が面白く無くなってしまうというのは、
    私にも思い当たる節があります。
    今面白いと思っている事はそのままに、
    良い変化を自分に起こして行ければ、
    幸せに生きていけるような気がします。
    そんな風に上手く変化できるか、
    出来た所で周りの人が歓迎してくれるか分かりませんが。
    変わった視点で世の中を見たい方に。

    ーーーーー

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    2010年12月17日
  • 養老孟司の旅する脳

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    ○60概念の世界は他人と共通性があるが、感覚はその人だけの独自のものだ。
    ★脳の中の世界、個性と表裏一体の感覚は大事にしたい。

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    2010年11月24日