養老孟司のレビュー一覧
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当たり前のスタンスが違う
経験したり、何かを知ることで人は変わり続けている
人は変わり続けるので、画一化した個性は存在しない
日常的には個性より他人の気持ちがわかる方がよっぽど重要である
人生の意味は自己実現であり、常に社会との関係から生まれる
意識の世界に浸りきっている、寝ている時間など無意識な時間も人生の一部である
頭の良し悪しは社会的適応性でしか測れない、言語能力の高さなど
キレるなど我慢できるかどうかは前頭前野の発達により決まっている
学問とは生きているもの、万物流転のものを普遍的な情報に変えることである、現物を見て、答えがないままに、観察、比較すること
二元論・知的労働は重荷を背負う -
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一度目と二度目の世界大戦の間に、国際連盟の依頼によりアインシュタインとフロイトが交わした戦争に関する手紙。
言うまでもなく、当時最高の知性が話し合っているわけだが、たった一往復の手紙のやり取りという性質上、議論が大きく深まることもなく終わった印象だった。印象に残ったのは、アインシュタインによる以下の記述である。
「『知識人』こそ、大衆操作による暗示にかかり、致命的な行動に走りやすいのです。なぜでしょうか?彼らは現実を、生の現実を、自分の目と耳で捉えないからです。紙の上の文字、それを頼りに複雑に練り上げられた現実を安直に捉えようとするのです」
認知戦という言葉を最近よく聞く気がするが、一次 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事の参考になるかなと思いさっくり読み。全体を通した主張はさておき、初めて知れたことがあって面白かった。
・縮み思考の日本人の話→最後はちょっと飛躍した気もするが興味深い
・水について、国際河川がない日本はプレゼンス高→島国の利点。逆に日本列島も複数の国に分かれていたら大変なことになっていたはず。
・日本の漢字の部首で最も多く使われているのはさんずい。お金を湯水のごとく使うという表現は他国にあるのか→調べてみたい
・一点だけモヤっと
「少子化の原因は『今結婚して子供を作るのは危ない。この世の中で子供が幸せになるかわからない』という直感を感じているのでは」という一文があったが、子供ではな -
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私はこの著作を通して、
はっきり言えば何が言いたいのかが中々見えてこなかった。
しかし、曖昧さに耐えられない今の我々は、
この曖昧さに直面することで思考するべきだ。
2003年の超ベストセラー本である本作、
主題は「一元論に陥るな」、
ひとつの視点に留まらず多角的な視野を持て、
こういったことだ。
しかし、私はこの著作を通して、
はっきり言えば何が言いたいのかが中々見えてこなかった。
読書や会話に共通するのは相手の意図がわかれば読み手聞き手は内容が入りやすい、ということ。
最終章まで私は、結局のところ何が言いたいんだ、と言う曖昧さのまま読み進めていった。
しかし本質まさにそこにあ -