養老孟司のレビュー一覧

  • バカの壁

    Posted by ブクログ

    有名で評判いい新書で、「読んでおくべき」かと手に取ったが、正直、イメージと違っていた。話が多彩で次々と飛び、捉え所のあない印象。ピントこないエピソードも相応にあった。そこも含め、「一元論は危険」という警鐘と理解した。

    0
    2025年10月25日
  • 超バカの壁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バカの壁 を聞いている
    途中で 超バカの壁 を
    見つけて購入したので
    先に読み終わってしまった

    つい最近出版された
    と言われれば
    なんの違和感もなく
    普通に読めると思う

    普遍的なこと
    書かれていると思った
     自分に合った仕事 なんかない
     仕事は社会に空いた穴
     そこを埋めるのが仕事...とか

    文中 小泉元首相 の名前が
    何回も出てきますね

    言いたいこと言ってくれている事
    多いと思う反面
     「...そう言う意味では
       小泉純一郎首相も
       伝統的な日本人だと言っていい..」
    とか 異論ある部分もチラホラ

    立派な解剖学の医師先生でも
    その時代の 風潮 社会現象 には
    影響されるの

    0
    2025年10月21日
  • 形を読む 生物の形態をめぐって

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生態について興味があり読むに至る。解剖学者である養老孟司さんによる、生物の形態に関する考察。後半は専門的すぎて単語の意味を一つずつ調べないと理解が難しいが、抽象的な考え方に関しては他の分野にも応用が効きそう。
    例えばアーサー・ケストラーの「ホロン」と言う概念。これは階層構造のようなもので「自分より階層が上の実態にたいしては、部分としての面を示すが、下の階層には、全体として振る舞う。」という性質を持つ。この考えは建築・内装設計になくてはならない考え方。都市は国にとっては部分であり、建築にとっては全体である。建築は都市の部分であり、内装の全体である。内装は建築の部分であり、家具の全体である。スケー

    0
    2025年10月21日
  • バカの壁

    Posted by ブクログ

    〇共感したこと、学んだこと
    ・個性を謳うのではなく、相手のことを思いやれるか、考えられるかの方が大切。
    これはまさにそうだと思いました。個性個性と尖らせていく方に着目されがちですが、その前に大切なことがあるというのを思い知らされました。
    ・「そういうものだ」で片付けない大切さ
    何をもって賢いとするのか、個性は何か。普段何気なく過ごす中でいかに自分が「これはこういうものだ」という固定概念に囚われて生きているかを痛感させられました。
    ・「イデア」の存在と、リンゴの話
    an appleとthe appleの違いが、イデアという概念によって説明されていたところは、たしかに、となりました。
    ・無意識のた

    0
    2025年10月18日
  • 虫坊主と心坊主が説く 生きる仕組み

    Posted by ブクログ

    養老先生と精神科医の名越先生の対談本。禅問答の様な問が交わされていました。養老先生の居心地論と、中国人は国を信用しないと言われているが、テレビドラマを見る限り、国と世間とは別だと思っているようだ、というのが残りました

    0
    2025年09月15日
  • 脳は耳で感動する

    Posted by ブクログ

    なんて贅沢な対談なんでしょっ♡♡

    読み終えると…
    素晴らしい芸術作品に触れたような
    深い感動を味わえました!

    感性に響くものって心地いいですよね

    言葉から風や音を感じたり…
    音楽から匂いや情景を感じたりすると
    私は泣きたくなる

    どこか懐かしい気持ちになるからかな?!



    人がよりよく豊かに生きていくためには
    音楽も 言葉も どちらも大切にしたいと思う

    美しいリズムを感じる文章に心が震えて
    音楽の中にある論理の美しさに涙して
    ときに自然が織りなす風景や音やリズムに
    感動するような
    そんな生き方をしていきたい…と感じました!

    0
    2025年09月13日
  • ものがわかるということ

    Posted by ブクログ

    改めてこの年になっても何にもわかってない
    という事を考えさせられる良書、さすが養老先生

    ・脳化社会
    ・身体の大切さ

    0
    2025年09月12日
  • ものがわかるということ

    Posted by ブクログ

    難しい
    養老孟司さんの表現する概念とか価値観とかが自分の中にないもので、新鮮とも言える

    好きな本、受け入れやすい本を読むのもいいけど、
    合わない本、理解が難しい本を手に取るのもアリ

    考え方が新鮮で、その中に発見や気付きがある

    とは言え、内容の理解がうまくいかないので、
    そのうち気が向いたらまた読んでみる

    かもしれないし、もう、読まないかもしれない

    0
    2025年09月10日
  • バカの壁

    Posted by ブクログ

    モノの見方を改めて考えさせられた。
    無意識の大事さや物事の曖昧さ。
    知ることで世界の見え方が変わって広がっていくことは、最近すごく感じている。自分はバカだけど、大人になってから中学生で学ぶ内容に興味を持って学び直すっていうのも1つの人生なんだよな。

    0
    2025年09月06日
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会

    Posted by ブクログ

    やはり東大は頭一つ抜けていて、人物的にも面白い人が多い印象。
    なるべく自由で、様々な人材を輩出する最高学府であってほしい。

    0
    2025年09月05日
  • バカのものさし

    Posted by ブクログ

    養老先生の意見はやや偏ってる感じもするけど、面白い。やっぱり自然に触れるって大事なんだな〜って思った。

    0
    2025年08月19日
  • 「自分」の壁

    Posted by ブクログ

    人はしばしば「自分探し」に出かける。旅をし資格を取り答えを外に求める。しかし養老孟司は言う――自分は探すものではなくすでにここにあると。
    日々の暮らしや人との関わりの中で嫌なことも嬉しいこともすべてが自分を形づくる。
    壁にぶつかれば回り道もできるし壁の高さを知ることもできる。壁こそが自分の輪郭をはっきりさせる。
    探すより今の自分を引き受け磨く。その積み重ねが唯一無二の「自分」を描く。

    0
    2025年08月12日
  • 「自分」の壁

    Posted by ブクログ

    「自分」というテーマについて、著者の養老孟司さんが語った本です。

    「自分」は矢印に過ぎない。この第一章で語られる、「自分の意識とは、社会の中で自分の現在地を確認するための矢印である」という考えは、その後展開される思考の根本となるものであり、多くの転勤で各地を転々としてきた私には、とてもしっくりくる考えでした。

    社会と自分の関係性について、少しも悩まないという社会人はいないのではないでしょうか?本書は、そんな悩みにひと匙のアイデアをくれたような気がします。

    最後に、本書はこれまでに出版された「バカの壁」「死の壁」「超バカの壁」の3冊で語られてきた、自分と他人、自分自身、そして自分と社会につ

    0
    2025年08月11日
  • ものがわかるということ

    Posted by ブクログ

    人も自然も手入れが必要と書いていて、自分の経験と一致していると思った。ひとりの人の意見として面白かった。

    0
    2025年07月31日
  • 人生の壁(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    気になった言葉

    棚からぼた餅 なるようになる
    将来のことを念頭に詰め込む教育よりも今の子供時代を大切にする
    過剰に人の顔色をうかがわない

    国境は頼りないもの
    国境が確固としたものだと考えてない人は世界中にたくさんいる
    その場所は自分たちの領土の一部だとしか思っていなくて、戦争や紛争が起こっている

    先を見て計画どおり進めるのがいいとは限らない。常に不確定要素がある。目の前にあることにその都度対応する、目標をたてず状況に依存するのもよい。

    辛い体験に向き合う義務はない
    誤魔化して忘れることで気分よくして暮らせるならそれでいい

    0
    2025年07月26日
  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

    Posted by ブクログ

    「成長」とは何だったのか――。経済至上の時代、日本は豊かさを追い求め走り続けてきた。だが養老孟司は自然との共生を忘れた結果だと嘆き、藻谷浩介は人口減少の現実を直視せよと促す。右肩上がりの幻想にすがるのではなく足元の暮らしや地域のつながりに目を向けよという声は重い。もはや量ではなく質の時代。便利さや効率の先に人間らしい幸せはあるのか。いま日本の進む道が問われている。

    0
    2025年07月17日
  • 日本が心配

    Posted by ブクログ

    7月地震の話題でもちきりだった日本 過ぎてしまえば何事もなかったように新しい話題になっていく
    養老先生と様々な専門家が南海トラフについて話をしている その後の日本を心底心配している そんなメッセージをひしひしと受け取った

    0
    2025年07月13日
  • 養老先生、がんになる

    Posted by ブクログ

    ワガママな患者だと言われる養老孟司。この位の年になると養老先生に限らず、ワガママにもなるだろう。ただ、娘に仕事を手伝って貰い、教え子に治療して貰えるという境遇は恵まれている。幸せな人生だなと思うが、今回は本人もその有り難みを強く感じたようで。

    がんの発見、転移の有無に関しても、養老先生は運が良い。その運の良さが読者を落ち着かせ、そのワガママさに人間味を感じ、温かい気持ちにさせる。人は弱った時こそ、支え合う大切さ、支えて貰う有り難みが身に染みる。病気に対しては、素直に向き合わなければ治療は進まない。人に頼る。素直になる。それはとても穏やかな仕草だ。本書でそれを垣間見る。

    ー 興味深いのは、今

    0
    2025年07月12日
  • 超バカの壁

    Posted by ブクログ

    まだあまり理解できていない部分も多い。
    もう一度読み返したい。特に仕事に関する記述。

    とにかく愚直に取り組むこと。
    自分の見えている世界は狭いし正解じゃ無い。
    まずは愚直にて目の前の仕事をやってそこから自分の考えを作っていくこと。
    自分の責任で動いた時初めて大人になれた気がしたらしい。
    面倒ごとから逃げずに真正面から見つめること。そこから反省して学ぶこと。

    0
    2025年07月08日
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない

    Posted by ブクログ

    いやはや面白かった。この本の主題ではないのだけど、伊集院さんの繊細で努力家で心をいろんなことに尽くしていることをあらためて感じる内容で、好きだなぁと感じます笑。全てに論理武装しないと不安な気持ちもなんだかわかる。世間と会対峙するのって本当疲れるけれど、俯瞰でその存在を分かりながら物事の価値は決められる人間になりたいものだなぁと思いました。何か得られる本というよりは、面白い視点や考えを持つ人たちの面白いお話として楽しめた本

    0
    2025年07月06日